TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ぽかぽか陽気に誘われて

2012-05-11 12:14:03 | その他
お出かけ。

トローリーバスに乗って、ショッピングセンターへ。
市内を走っているこのバスは、一般バスと違って市が無料で市民に提供している公共機関。昔風のデザインといい、木の内装といい、とてもかわいらしいバス。今日は、行きはお客は私一人だった。


また乗りたいな

ちょうどお昼ごろにセンターへ到着。
フードコートでギリシャ料理のファストフードをいただき、いざお買い物!
セールのシーズンなので、とってもお得。私は衝動買いしないタイプ。あちこち見て回り、最も質と価格がマッチしたものだけを厳選して買う。歩き疲れるが、いいものを安く買えた時の喜びは大きいもんね。

帰りはやはり、ペットショップに寄る。
おりこうにお留守番しているTABIちゃんに、ジャーキーのおみやげ。

さて、フロントヤードにある潅木が邪魔なので、バックヤードに移すことにした。
とても小さいのだが、掘り出したら根が張ってすごいことになってる!
スコップで30分ほど格闘し、なんとかあと一歩までのところまでいったが、なかなか引っこ抜くことができない。

するとお向かいの旦那さんが出てきて、手伝ってくれた。
ウンウン言いながら潅木を根元から引っ張り、ついに根ごと引っこ抜くことに成功!

バックヤードの日陰に移しておく。


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雑草というもの

2012-05-10 07:40:39 | ガーデン
昭和天皇は、「雑草という名の植物はない」とおっしゃったそうな。

人知れず咲く小さな花にも、名前がある。
今、芝生には白いキク系の花が盛りとなっている。



陽のあたる斜面に一斉に花開いて、白い絨毯。
これが終わると、タンポポの黄色にバトンタッチ。
「芝生は緑でなければならない」とする人々にとっては、こういうのは雑草でしかなく、駆除の対象になる。確かに、タンポポが増えすぎると土がやせてしまい、芝生が枯れてあわれな姿となる。

だけど、ちょっとお邪魔してるくらいの量だったら私はキレイだと思う。
タネが飛ぶ前には広がるのを防ぐために摘み取ってしまうが、生命力があるので必ず生き残るのがある。

園芸種のように肥料や水、害虫スプレーで猫かわいがりしなくても、春になれば陽の光を浴びてぐんぐん育つ、雑草の花はたくましくてキレイだと思う。

うちの犬が雑種なのも、私が雑草の花を愛でる理由の一つかもしれない。
純血種の飼い主からバカにされる雑種犬。だけど、雑種は健康で賢くて、とってもカワイイのが多い。訓練がしやすく、なんでもすぐ覚える。歯並びがとてもキレイだし、優秀な遺伝子を受け継いでいる証拠だ。本来ならこうした健康な犬達が増えていったほうが、犬という種にとっては遺伝病が減るしいいことなのだが、世間はそうはいかないのが難しいところである。うちの子も去勢してるから、TABIジュニアは望めない。

雑種犬を愛する犬飼いはけっこういるし、私もそうしたお友達がたくさんいる。彼らに共通しているのは、偏見がないこと(犬に限らず)、やさしくて愛情に満ちていること、見栄を張らないしリラックスしておつきあいができることだろうか。

犬の性格が飼い主に伝わるのか、飼い主の生き方が犬を素直に育てるのか。
両方で影響しあっているのかもしれない。


ご近所のチワワ・ミックス。
暖かい日は、お外で遊ぶみたい。


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なにやってんだか

2012-05-07 13:12:04 | TABIと暮らす日々
今日は、とてもよいお天気。

夕ごはんのあともまだまだ明るかったので、TABIを外に出してフロントヤードで日向ぼっこさせる。長いリードをつけて、玄関先につないだ。私は、リビングでメールのチェック。

しばらくしたら、「キューン、キューン…」とさみしい泣き声。

外に出てみたら、なんとTABIのリードが庭のバードバスの支柱にからみつき、TABIが動けなくなっていた。こんな狭いところ、どうやって入ったんだ?!TABIは、自分でどうにもならないから窓辺に近寄って助けを求めていたらしい。

すぐにリードをはずして自由にしてやったら、一目散に玄関から家の中に入っていった。
全く、なにやってんだか。


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鹿追い

2012-05-06 07:58:41 | カナダ話題
国立公園も、鹿が多くて困ってるみたい。

ここでは、鹿追い専門のボーダーコリーが鹿を追い払うお仕事についている。そうしないと、鹿はどんどん公園内に入ってきて子鹿を産んだり、利用者を攻撃したりする。熊も、獲物となる鹿を追って公園に入ってくる。利用者の安全のために、鹿を追い出す必要がある。

鹿が邪魔だといっても、バンバン撃ち殺すわけにはいかない。とりあえず公園から外へ出てくれればいいので、犬に負わせているわけだ。羊追いの得意なボーダーコリーにとって、鹿を追うのは簡単だ。

うちの近辺も、森で囲まれているため鹿がたくさんいる。
早朝、犬を散歩に連れてゆこうと玄関を出たら、向かいの家の庭に5頭くらいいて草を食べてたりする。うちのあたりの鹿はおとなしく、犬を見ると森へ逃げてゆく。が、やはり鹿を追って熊も出てくるため、民家のゴミ箱をあさったりして迷惑かけている。

メスは小柄だが、オスはかなり大きく、ムースまではいかないが体高が高い。前に3頭のオスが車道をのしのし歩いていて、一瞬ギョっとした。うっかり車で轢いたら、車の方が廃車になってしまうし、乗っている人も大怪我か悪くすると即死だ。

都会の人々は、「鹿が悪いんじゃない。野性に踏み込んだ人間が悪い」とロマンチックなことを言う。しかし、この住宅街は今できたわけじゃなく、50年以上前からある。それだけ長く共存状態を続けてのだ。共存するためには、お互いのテリトリーをハッキリさせることは、野生動物の間でも大切なこと。私達は鹿を打ったりしないが、あまりズケズケこちらの領域に入ってくる時には、追い払う。それは当然なことだ。


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犬のふしぎ

2012-05-04 12:20:42 | TABIと暮らす日々
今日は雨が上がって、スッキリと晴れた。

近くの大学の森までお散歩しようと、夕方まだ明るいうちにTABIを連れて出かける。
うっそうと茂った森は、日が高いうちは木漏れ日がキラキラしてきれい。
が、暗くなるとまさに「赤ずきんちゃんとオオカミ」の世界で、ちょっと気持ち悪いのだ。

大学の門を入ったところで、TABIは立ち止まって動かない。
いつもなら、ウキウキと尻尾を振りながら先頭を切って森へ入ってゆく。
私は、何度もおいでと呼びかけ、しぶるTABIを追いたてながら歩いた。
しかし、なかなか先へ進まない。

すると、3分もしないうちに突然、私は鼻血が出てきた。
子供のころから鼻血が出やすいので、とくに驚かない。
が、一度出るとなかなか止血しないタチなのだ。いつも用心してどこへゆくにもティッシュを持ってゆく。今日も持っていたが、10枚くらいしかない。あっという間に、そのうちの半分が血で染まってしまい、止まりそうもない。

そこで、散歩は切り上げて帰ることにした。

「帰るよ」とTABIに声をかけ、来た道を戻る。
TABIは、がっかりするどころか嬉しそうに尻尾を振りながら先頭を切って歩いてゆく。

この子は、予知していたのだろうか?
散歩を中断する結果になることを?

以前にも、同じようなことがあった。
十年くらい前のことだ。散歩に出ようとしたら、TABIが動かない。
しかたなく自宅へ戻ったら、玄関に入るやいなや私は目眩がして倒れてしまった。
その時も、もし遠出していたら大変なことになっていたかもしれない。

犬には、ふしぎな能力がある。
今、ガンを見分ける犬の訓練と研究が行われている。
患者の吐く息をかいで、ガンがあるかどうかわかるのだそうだ。

まあうちの犬はそこまで訓練されていないが、私自身もわからない体調の変化を感じ取る能力はあるのかもしれない。そこまで何もかもお見通しだということに驚きを感じ、同時にありがたいことだと思っている。犬を飼わなかったら、決してこういうことは経験しなかっただろう。


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