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昨日、北部の山へ登った。
雪が減っていた。
ちょうど北陸の山間部の3月ごろの様子に似ていた。
広島でこれだけの雪が降ったから、北陸の春はまだまだだろうな。
今年は雪が多くて各地で被害も出たようだが・・・。
雪が少ない年があった時、富山の農家の友人が言っていた。
雪も厄介者だが、適当に降ってもらわないと困ると。
厄介者の雪だが、多くの恵みを与えてくれるそうだ。
豊富な水と豊かな土地を作ってくれる。
私が一番好きだったのは、春になると一斉に花が咲くことだ。
いや咲き乱れるのだ。
それも、梅も桜もすべての春の花が一斉に・・・。
私はそんな富山の景色が大好きだった。
山は白く、下界は花が咲き乱れ、寒い冬を乗り越えたという感覚が
たまらなかった。
でも、今年の雪の量はちょっと多過ぎたかな。
もうすぐ春がくる。