またしても

　　　　　

　　　　　　先月、通っているテニススクールでいろいろな所で練習している

　　　　　　8グループによるテニスの練習試合があった。
　　　　　　
　　　　　　私も参加したんだが、顔なじみの人もいてリラックスしていた。

　　　　　　試合の順番を待っているとき、私の目の中にマツコデラックスさんが

　　　　　　飛び込んできた。

　　　　　　私は、失礼だとは思ったが暫く彼女に目が釘付けになった。

　　　　　　そっくりだった！本当にそっくりだった！

　　　　　　笑いを通り越して、肌といい血色といい見とれてしまった。

　　　　　　誰かに教えなければと思い、近くにいた友達に教えた。

　　　　　　友達も納得していた。

　　　　　　暫くして、私の試合が始まった。

　　　　　　相手ペアの片方の人が、何処かで見たような、知っているような人

　　　　　　で、試合中、ずっと考えていた。

　　　　　　誰だっけ？コーチかなあ？街で会った？教会の人？英会話？

　　　　　　頭の中がぐるぐる気になって回っていた。

　　　　　　当然、テニスには身が入らない。

　　　　　　試合カウント５－２で負けていて、最後のゲームのとき

　　　

　　　　　あ”っっっっっ！　　思い出した！

　　　　　今度、一緒にペアを組んで公式戦にでる私の相方だった。

　　　　　サングラスを掛けていたとはいえ、失礼をしてしまった。

　　　　　彼女はわかっていたらしい。

　　　　　きっと、マツコデラックスさんのインパクトの強さのせいだ。

　　　　　丁重にお詫びをして、後日、みんなの笑い話にされてしまった。