【ファミ劇へのおさそい】
ファミ劇太陽の年内初放送分はこれで見納めとなります。
1月は12日から再開、再放送10日から再開になるようです。
スコッチ登場編は総じて名作というイメージがありますが、抑揚のある作品と穏やかな作品が同居して独特な雰囲気を醸し出している時期ともいえると思います。
今夜放送の2作はその両方を観ることができると言えると思います。
第223話 51.10.22 あせり (ボン・殿下)村地弘美 中井啓輔 内田勝正
七曲署に着任して1年が過ぎたボン、殿下とパトロールをしていると、殿下だけ町の人々に挨拶されるのが気になった。
その途中、ボンは知り合いのパン屋で働く娘に話があると言われ、会う事を約束する。
しかし喧嘩騒ぎがあり、そこで自分の不甲斐なさを感じるボンは、殿下に慰められる。
ただ、娘との約束をを守ることができなかった。
次の日には娘は店を突然辞めて、夜逃げするように消えていた。
昨日、変なヤクザ風の男と会っていたという・・・。
ボンはその娘が消えたことに事件性も感じ、ボスの許可を得て捜査を開始する。
しかし、娘は友達と同じスーパーに働いていて、あっけらかんとしていたが・・・。
その夜、娘は銃撃され怪我を負ってしまう。
ボンは必至に捜査するが、娘には昔暗い過去があったことがわかる。
そして娘を襲った男は銀竜会に繋がっており、娘は銀竜会幹部の殺人容疑を証言していたことがわかる。
銀竜会に単独で乗り込むボン、今までにない自分自身に対しての焦りと、怒りが爆発、大暴れします。
無論、大目玉をくらうのは目に見えていますが・・・(^_^;)
1年目のジンクスですね・・・。
第224話 51.10.29 保証人 (ボス)佐藤オリエ 小野川公三郎 井上和行
ボスは行きつけの料理屋のママに前科(会社の金を使い込み)のある弟の進の勤め先の保証人を頼まれ、ボスは面談をしてからという事で話を付ける。
一方、被害者が居眠りの為50万円置き引き事件が起きる。
その事件、進が被害者だった・・・。
そして一係部屋に進むの会社の社長が怒鳴り込んできた。
既に進が自分で勝手に保証人にボスを立てたのだが、ボスはそれを言わず進に事情を訊くが、進はかなり反抗的な態度をとった。
ただ、ボスは進の主張を信じ保証人になったことを承諾した。
ボスは社長にマンションの権利書を預け、ボスは進を「現場検証」に連れ出した。
ボスの直感で進を信じ捜査を開始する一係、シビアで地味目な印象の話ながら、結構カーアクションも盛り込んだ意欲作になっています。
またボスの久々のロマンス的な香りをほのかに感じさせ、さらに久々に太陽のメガフォンをとられる斎藤光正監督の独特な映像と音の構成も楽しめます。
なにより、ボスのでっかい度量が表現された良い話と言っていいと思います。
今回から、ボスは長髪化、ゴリさんのヘルメット化が加速します(^_^;)