太陽放送予定 2013.2.19（中）

▼テレ玉・マカロニ編
＃１９は無論永久欠番の為未放送、「ショーケンＶＳジュリー」の問題作＃２０を放送。

ある夜、犯人に覆面車を奪われたマカロニと長さん、マカロニは通りかかった小型スポーツカーに強引に乗り込み、運転手・清坂を同乗させたまま犯人を追うものの、銃撃を受け逃げ損ねた清坂は崖から転落し負傷、失神する。
近所に産婦人科医院を見つけたマカロニは清坂をまたも強引に運び込み治療をさせるが、山奥の為応援はあすにすることにする。
気が付いた清坂には異常はないように見え、また眠りにつくものの、悪夢を見たのか暴れ出す。
翌朝、銃撃現場の現場検証をしていると清坂の車から老婆の死体が発見された。
急いで、清坂を待たせている産婦人科医院に戻ったものの、清坂は医院の看護婦と消えていた・・・。

沢田研二さんが清坂として特別出演、おば・おいの許されざる関係、そしてマカロニが初めて経験する射殺・・・。
後年の太陽作品の「タブー」の見本になった、市川森一氏脚本の名作です。


▼日テレプラス・ボギー登場編
ラガーが交通事故！しかしその裏には犯人とのつながりが・・・＃５２８。

強盗事件発生で現場に急行するラガー運転しボギーが乗車する覆面車が、若い女性に接触してしまう。
彼女は病院に運ばれ入院することになる・・・ラガーは意気消沈、自責の念にかられるが、逆に彼女に励まされる。
しかし、強盗事件の調べを進めるうちに、彼女が強盗犯の一味だと判ってくるが、彼女は病院を抜け出し逃走してしまう。
ラガーは彼女との会話から深夜ラジオを聞いていることを思い出し、ラジオで彼女に自首を呼びかけるが・・・。

実はこのボギー登場編というのはラガーがこれまでになく受難が続くシーズンでありまして、この作品がその口火を切る感じになるます。
あくまでも彼女を信じてラジオで呼びかけるラガーと結末の切なさのほろ苦さは久々に青春モノ的な感じもして・・・。


▼チバテレ・ジーパン編
長さんに２０億円の相続権が転がり込む！？・・・＃９２。

長さんはゴリさんと河原で張り込んでいたが傍にあった小屋が爆発、２人は無事だったものの怨恨の線で捜査が始まる。
翌日、突如長さんに２０億円の遺産相続話が持ち上がる。長さんとしても寝耳に水であり、相続を申し出ている高畠社長に事情を訊きに行くと、長さんが交番勤務をしていた二十数年前、無一文だった高畠は長さんに助けられる。その親切にずっと感銘を受けて憶えていた為、自らの財産を引退を機に清算、道楽息子には相続させずに自分の老後の生活費を除いた分を寄贈したいという。
ただし、息子とは話し合いが付いておらず、長さんやゴリさんの目の前で険悪なムードになる。
覆面車で引き上げる２人だったが、立ち寄ったガソリンスタンドで車中に爆弾を発見、必死に人気のない場所に車を走らせたが・・・。

長さんのアクション編でもあり、野崎太郎という人物の人間性も垣間見られ、さらに野崎家の一喜一憂も観られるという、太郎フェチにはバイブルみたいな作品であります(^_^;)