「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

麻薬取締官・房江、最後の登場/孤独とは好き好んで陥るものか?

2013-04-06 12:47:46 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

寝ぼけて粗筋は大方先日書いてしまったので、もうちょっとコソコソと加筆させていただきます(^_^;)


第246話 52.04.08 赤ちゃん (ボン)木村元 金井進二 椎谷健治 龍のり子 

今までの浜美枝さん麻薬Gメンシリーズの中では一番「チーム戦」的な側面が強く、マカロニ・ジーパン・テキサスの時のようなロマンス的な甘さは今回ありません。

これは既にテキサスと出会ったころにチーフ的な役割を担って久しい状況だったので仕方がないですが・・・逆に「藤堂チーム」VS「房江チーム」というのがミソになってきています。
それともう一つは赤ちゃんの生命に重点を置いたことで、今までにも醸し出していた房江がボスと思想的な面を共通している面が強調されていると思います。
それらの中に、あくまでも赤ちゃんの命を救いたいというボンが絡んできて・・・。
そのボンが、それまでは房江に「麻薬」しか頭にないと感じていた所、ベビーハウスで赤ちゃんを救いに行ったというのを察知して、その後を追うボンの覆面車スプリンターLBで暴走(^_^;)するシーンが良いですね。。。

そもそも発進自体ゴリさんが完全に乗り込む前に急発進、ボンのオリジナルテーマをBGMにさすがのゴリさんもハラハラ状態という。

  
第247話 52.04.15 家出 (殿下)野瀬哲夫 小山田宗徳 立枝歩 石田太郎

殿下が過去に話を聞いてやれずに死なせてしまった青年と重なる、今回の谷という青年の悲しい顛末はあまりにも見ていて辛いものがあります。

ただし、後ろ向きな谷と、前向きな殿下の説得は確かにクロスすることが少ない感じでしたが、それで劇中の誰かと、観ている側に気付きに導いたという部分は大小あるとは思います。
暗いテーマながら、押し出し的に強烈なものがあるので、観ていても引き込まれる感じですし、立て籠もりシーンはセットとロケの併用ですが、それをあまり感じさせず臨場感を強く出しています。

こういう作品をたまに放り込んでくれるのが、太陽の魅力ですね・・・。
本日は、殿下と共に必死になり、殿下と共に凹み、殿下と共に立ち直りましょう(^_^;)

ゲストもおなじみの面々、野瀬氏は初ゲスト主演で熱演されていますが、この役のイメージが余程強かったのか、太陽では同じ系統の男を演じる事が多くなります・・・。立枝氏は今回太陽初出演、次回はボンのあこがれの人として登場したり、長年にわたり太陽にはゲスト出演されます。
「石田太郎」巡査もは2度目の登場。
小山田さんは老けメイクですが、城西署参加直前ですね。
武井課長とはまるで性格が違うお父さんでしたが。。。

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