「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

鬼刑事の執念に「挑む」山さん/トラックで爆発!?ロッキー刑事

2013-10-05 06:51:48 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・ボン&ロッキー編は、何気にロッキー特集っぽい(^_^;)
2作品とも、初めてデニム以外の上着を着るロッキーが活躍します。

第290話 53.02.17 執念 (山さん)

セミレギュラー:町田祥子

ゲスト:垂水悟郎
 大野木克志 山本昌平
 松下達雄 直木悠 矢吹浩 桑原一人
 浦信太郎 松田洋治 三沢もとこ 金子勝美 永田博文 大田黒武生 岩田博行 中嶋秀生 伊奈貫太 石崎洋光 鈴木実
 
脚本:桃井章 小川英 
監督:山本迪夫

十年前、何者かに殺人依頼を受け実行した殺し屋の脇田は本庁の吉沢刑事によって逮捕されていた。
この事件の裏には汚職が絡んでおり、残酷な計画殺人として捜査されたものの、脇田は最後まで依頼人の名前を明かさないまま刑期を終え、出所することになった。
吉沢は脇田が十年前の依頼人と必ず接触すると判断し、出所時から脇田の尾行を始めていた。
そんな時、殺人事件が発生し、現場から発見された凶器の指紋などから、犯人は何と吉沢の息子・修であると特定され、修を重要参考人として指名手配することになった。
山さんは、まだ何も知らない吉沢に息子が指名手配されたことを報告、捜査に協力するよう依頼するが・・・。

刑事の職に身を呈しているのは同じ、さらに妻の最後を看取ることが出来なかったことも共通している、鬼虎と異名を持つ吉沢刑事と山さん。
同じような刑事スタイルに見えながら、私生活の考え方は全く違う2人を描いていくわけですが・・・。
刑事としての誇りを尊重し、それに犠牲になった人間に対する考え方をどう持つかが、今回のテーマかと。

山さんの他界した妻・高子が久々の「登場」、山さんに重要なアドヴァイスをもたらします。
(回想ではなく、この作品の為に新緑されたものです。)
しかし、あの赤子は・・・隆なのか、#127で流産した山さんの実子なのか・・・。



第291話 53.02.24 トラック刑事 (ロッキー)

ゲスト:川地民夫
 結城しのぶ
 山田禅二 久遠利三 山本廉 大浜詩郎
 青木和代 大坪日出代 松尾文人 伊藤健 野村光絵 伊庭隆 山田登是 伊奈かっぺい 牧良介

脚本:小川英 柏倉敏之
監督:櫻井一孝

不動産屋の主人がナイフで刺殺され、1500万円の現金が奪い去られた。
凶器のナイフから持ち主はトラック運転手の西本と判明、アリバイが調査された。
西本によると、その日は映画を観たと話したが、その映画館ではその日ボヤ騒ぎがあった。
西本はそのことを知らず、アリバイは崩れた為、西本への容疑は濃厚になったが、何故多額の金が必要となったか、奪った金が何処にあるか等の裏付けが乏しいとボスは判断し、西本の突っ込んだ身辺調査が開始された。
金の行方を探るため、ロッキーは西本の運転する長距離トラック便の助手として乗り込んだ・・・。

東京-青森のロードムービー的要素をベースに2人の男の「葛藤」を描きます。
穏やかなれど影があり、何かを背負っている雰囲気の西本、実は非常に「男気」溢れた好漢だったりします。演じるは日活では御馴染み川地民夫さん。
その何かを背負っている部分に、結城しのぶさん演じる女性が深く絡んでいます。

今回はロッキー単独主演、今まで蓄えられてきたロッキーの魅力が爆発する話ともいえると思います。
え~クライマックスは結構劇的ながら、ヒゲフェチ諸兄姉にはロッキーと一緒に妙にニタニタしてしまうかと・・・(^_^;)
というか、ロッキーにはトラックが似合います。。。

なお、久々にボスの凄みを目撃できます・・・これ、秒殺的勢い。

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