「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送予定 2015.12.21号

2015-12-21 06:51:32 | 放送予定
どうも年末にどっと疲れが出てしまい、休みは寝続けたけぶでございます<(_ _)>
というか、まだ終わってない・・・(^_^;)

と、いろいろ荷物を抱えているところで、
向う一週間の太陽放送です。

【CS】
ファミ劇HD初放送・テキサス編含めた再放送は通常通り、初放送ジプシー登場編、

#502はドックとロッキーの名を騙った結婚詐欺事件が発生、一係に乗り込んできた女性たちの証言に共通していた犯人の癖から、以前二人が張り込みで使った中華料理店の店主の名が浮かぶ。二人は早速その店を訪れるが、店は改装されていたり等の不審な点があり調査したがシロだった。
そのうち、ドックとロッキー、そして店主に共通した恨みを持った女が居るころがわかる・・・。
この当時は専ら悪役が多かった阿藤快さんが、珍しく現在にも通じる善人役を演じたり・・・というか阿藤ワールド的な側面もあったりします。
さらに、久々にドックとロッキーのとぼけたコンビネーションが全面発揮される快作です。

#503は山さんとラガーが一人の容疑者を巡って対立します。
スーパー強盗殺人事件が発生、現状へ急行する途中に山さんとラガーは近くの遊園地で挙動不審の男・黒田を見つけ連行する。
黒田は犯行を否認するものの、何か隠しているよう。
疑惑を残したまま黒田は釈放されるが、その直後に黒田父子が何者かに襲われる・・・
初めの心象から黒田を犯人と決め付けるラガーと、同じ父と子で生活している山さんの黒田に対してのひっかかり。
初期のラガーは鉄砲玉のような一直線さを持っている部分があり、ベテランとの対立を生む場合が多少ありましたが、今回のようにそれが主題のひとつとなるのは珍しいです。山さんにしてもいつもの新人刑事との対立は山さんの毅然とした捜査方法であり、今回の場合はラガーの方が毅然としている感じがします。
そのあたりは今回、山さんのプライベートな部分が間接的に関係しているということがあります。


12/24(木)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#163 逆転
ファミリー劇場HD(CS)

12/24(木)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#164 バラの好きな君へ
ファミリー劇場HD(CS)

12/25(金)
6:30~7:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#500 不屈の男たち
ファミリー劇場HD(CS)

12/25(金)
7:30~8:30
太陽にほえろ!HDリマスター版#501 ある巡査の死
ファミリー劇場HD(CS)

12/26(土)
15:00~16:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#502 癖
ファミリー劇場HD(CS)

12/26(土)
16:00~17:00
太陽にほえろ!HDリマスター版#503 山さんとラガー
ファミリー劇場HD(CS)



【地上波】

▼テレ玉 テキサス編
暴走族の取り締まりに駆り出された長さんはその現場近くでクレゾールの臭いをさせる奇妙な紳士に遭遇するが、その近所で女性が絞殺されていた。被害者を調査すると以前病院に勤めていて、長さんがすれ違った紳士と符合するが、そのうち長さんが交通事故に遭う・・・・。
姉弟の親密な関係、しかし弟は姉の心しらず・・・・偶然が招いた長さんの危機、幸いにも生命に別条がなかった長さんに代わり捜査を引き継ぐ山さんの姉弟への静かな追及を描く#139を放送。

▼ぎふチャン ジーパン編
結果的にボスが旧知のおやじさんの息子を死なせてしまったことから端を発して、生命を狙われ続ける#96。
ボスを狙った刺客を目撃してしまった女性も狙われ、記憶を失って(というか逆に取り戻して)しまいます。
ボスを付け狙うのは誰か?、おやじさんか?、おやじさんの鉄工所の若い衆か?、それに女性の記憶は戻るのか?
結構入り組んだ話ではありますが、斎藤光正監督独特の演出も愉しめ、さらにボスとおやじさん(元暴力団組長)の友情もグッとくる名作です。

▼チバテレ スコッチ登場編
#233は1977年のスタートを切った、龍虎さんゲスト作。
外国人ソムジットが轢き殺され、その現場に本庁外事課刑事とSP・堀田警部が現れた。
ソムジットは殺される前に大使館に赴いていたようだが、大使館は彼を知らないという。
捜査が本格化しようとした時に一係に暗殺計画がある某国政府高官が極秘来日する為に、堀田警部の指揮のもとに警備することになった。堀田の高圧的な態度に一係メンバーはあまり乗り気ではない様子だったが、ボスは堀田のアシストに殿下を付けることにする。
高官の娘・マリアは日本の大学に留学中に日本人男性と結婚、その結婚式に出席するための今回の来日であり、暗殺者カルロスは実は政府の諜報員だったソムジットを殺した疑いが濃厚だった。
マリアと面会する殿下だったが、某国は反日運動の高まりで結婚を反対され、高官が日本に来日することを俄かに信じることが出来ず、さらに堀田の要請である結婚式の中止についても断られる・・・。
殿下が主役的な面があるものの、実質的には龍虎さん演じる堀田警部が主演と言ってもいいほどの存在感と迫力を醸し出します。
ゴリさんですら手におえない相手であり、取り調べシーンでは手荒な事をする堀田に「当時」のスコッチが止めに入るほどの勢いは、しばらく大人しい作品が続いていたので、かなり刺激的でもあります(^_^;)
さらにクライマックスの結婚式場での狙撃攻防戦では、堀田になぜかケチョンケチョン状態であったゴリさんが面目躍如の活躍を見せるなど、最後まで色々と見どころのある、さすが年始めの作品という感じです。

▼とちぎテレビ テキサス&ボン編
#177は、平凡な会社員が射殺されその被害者の指紋がいよいよ時効迫った1968年の「三億円事件」容疑者の指紋だった・・・。
拳銃の線を追って、遊園地で密売人を追跡中にジェットコースターのレールに足を挟まれたテキサスは職員の木島という男に助けられる。
その木島が事件に絡んでいる可能性が出てきて・・・。
社会に対してのやるせなさ故、事件を起こした太陽の「三億円事件」犯人グループ、その顛末は大金故の仲間割れ・・・その当初の「思想」を頑なに守った男と、大金に目のくらんだ他の男たちとの7年後の対立と憎しみ合い。
テキサスのやるせなさはクライマックスで「射殺」という苦渋に遭遇してしまいます。
今の若い人は「三億円事件」と聞いてもピンとこないと思いますが、私は生まれる前ながらこのミステリアスな事件は昭和の未解決事件としてちゃんと認識しています。時効寸前というタイミングで放送された本作品は、太陽には珍しく実際起こった事件をはっきり示して物語を綴っている異色作です。太陽のみならず、他のメディアでも相当この時は騒がれたらしいです。
それと、よく話題になる「勝野さん遅刻事件」も本作品のそれもクライマックスの撮影時のようです(^_^;)


12/23(水)
19:00~19:54
太陽にほえろ!
テレ玉(地上波)
「#139 墓穴を掘る」

12/25(金)
19:00~19:54
太陽にほえろ!~ジーパン刑事編~ 第40話「#96 ボスひとり行く」
ぎふチャン(地上波)

12/25(金)
20:00~21:00
太陽にほえろ!
チバテレ(地上波)
第223話 #233 狙撃

12/27(日)
12:00~12:55
太陽にほえろ! ボン刑事編 第177話 海に消えたか三億円
とちぎテレビ(地上波)

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