さて、本日の太陽放送です。
久々のテレ玉放送ですが、各殉職編より辛い作品。
本作をご覧になって、ファミ劇12/22放送の「さらば!山村刑事」を観ると、もっと感慨深いものになると・・・。
【地上波】
▼テレ玉 テキサス&ボン編
第206話 51.06.25 刑事の妻が死んだ日 (山さん夫婦)新海百合子 柴田昌(昌宏) 高木門
赤子だった山さんの養子もすくすく育っていたころ、強盗事件が発生しその場を女性が目撃していた。
山さんたちはその女性をガードするが、犯人から女性に脅迫電話がかかってくる。
一方、買い物帰りの山さんの妻・高子は赤子の乗ったベビーカーを押して坂道を上っていたが、ひょんな出来事からベビーカーが暴走、運よく通りすがりの主婦たちに助けられたものの、走ってしまった高子は持病の心臓発作が激しく出て倒れ、病院に担ぎ込まれる。
その連絡を受けた山さんは一度だけ現場を離れ、高子の病室へ向かったが、すぐに容疑者の確保に向かってしまった後、職務から離れようとはしなかった・・・。
執拗に目撃者を狙う犯人たちと山さんの攻防と、山さんの職務に対しての姿勢と夫しての愛情、そして高子の刑事の妻としての凛とした心構えが、観ているこっちの身に染みる話であります。
山さん=露口さんの号泣、高子の最期を看取ったアッコのやるせなさ、ラストのボスと山さんの2ショットの味わいなど、セミレギュラーの降板編としても、太陽史上でも名作に数えられる作品です。
#11、心臓手術シーンから登場した山さんの奥さん・高子の降板編。
人質にとられたり、山さんの敵に襲われ流産したり、心臓病を抱えながら懸命に山さんを支えてきた、刑事の妻の鏡のような人物でしたが、とうとうお別れです。
今後は1回だけ回想シーン(新緑)で登場します。
高子の死で、山さん自体も次のステップを踏むこととなります。