さて、明日の太陽放送です。
【地上波】サンテレビ・マカロニ編
10/25(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第30話)
サンテレビ1(地上波)
第32話 48.02.23 ボスを殺しに来た女(ボス・マカロニ)
レギュラー:石原裕次郎
萩原健一
関根恵子
露口茂
竜雷太
小野寺昭
下川辰平(欠場)
ゲスト:佐藤慶
井上博一 小林夕岐子
高橋明 鹿島信哉 中川昌也
長浜哲平 宮田弘子 川口節子 美山ゆみ 菅原慎予 樋口雅子
香川リサ 今井和雄 森康子 柿木恵至 北川陽一郎 小海とよ子
脚本:鎌田敏夫
監督:澤田幸弘
ある日、一係にボスを訪ねて若い女性がやってきた。
二人っきりで話したいというので、個室に通して二人だけになった途端、女性は机の下に構えていた拳銃の引き金を引いた。
しかし、弾が入っていなかった為、錯乱状態で逃げ出した女性は2階の非常口へ逃げ込んだが、そこの階段は撤去されており、そのまま地面に落下し重傷を負った。
ボスは女性の様子を思い出し、本人は絶対拳銃に弾がある事を信じていた様子なので悪戯ではなく本気でボスを殺そうとしていたことは間違いなかったが、弾を抜いたであろうもう一人の存在が気になった。
ボス襲撃の報せを聞きつけ、本庁から石田警部が駆けつけた。彼はボスの前に一係の係長だった人物であったが、一係の刑事たちはあまり好意的に思っていないらしい。ボスに対して今回の件を本庁に即座に連絡しなかったことに対して怒り、さらに女性が入院する病院に案内せよと指示、さらにはマカロニの長髪を見て髪を切るようにと命令して立ち去った。初対面のマカロニは高圧的な態度もしかり、髪を切れとの命令もしかり、石田という人物に強い反発を覚えた。
そんなやり取りがあった頃、一係に女性の容態を聞く電話が入る、相手は男でなぜ警察は無事に逮捕できなかったのか詰った。
やがて女性が持っていた拳銃の線から暴力団・青竜会のチンピラが組の拳銃を盗み出して勝手に100万円でクラブのホステスに売りさばいていたことが判明、女性は慶子といい、自宅には「明夫ちゃんのもとに行く」という遺書が発見された為、一係では「明夫」について捜査を始めた。
一方、マカロニは慶子が入院する病院を訪れると、石田らが強硬に尋問しようして医師たちと騒ぎを起こし、病室に居座った。
マカロニも付き合うこととなったが、慶子のうわごとをマイクを向けて録音するなど、いくら警察の威信がかかっているとはいえ、気持ちのいいものではなかった。
やがて、殿下の調べで明夫の正体が判明した。
1年前一係が扱った事件で、明夫は銀行強盗を起こして逃走途中に電車にはねられて死んでいた。
その事件の指揮をとっていたのが、当時一係の係長だった石田だったのだ。
その頃、病院では・・・マカロニがあまりに異様な雰囲気に耐えられなくなり、窓を開けたところ、こちらを狙っているライフルの銃口があることに気付き咄嗟に病室の人間を伏せさせた途端、ライフルの弾がリンゲルに当った。即座に狙撃者を追ったマカロニだったが、既に犯人はライフルを置いて逃げ去っていた。
ライフルは盗難品で、指紋も検出できなかったが、標的を考えると寝ている慶子だとは思えない。もしかすると刑事たちのだれかを狙ったのではないかという疑問がわいた。さらにボスが石田と話した結果、明夫が死ぬ前の年に有力容疑者として取り調べていたということが判った。
それらの事情から、慶子が本当に殺したかったのは石田であることが考えられたが、彼は病院を離れようとせず慶子の意識が回復するのを待っていた。
その頃、殿下は慶子のキャバレーで呼び込みの寺本が密かに慶子へ想いを寄せていたことを聞き込み、一係では彼の声を確認するため彼宛に電話を掛けたが、怪しまれて確認が取れなかった。
瀕死の慶子が意識を回復した。
尋問する石田と部下、そこに駆け付けたボスやマカロニの聞く中、慶子は苦しい息で、石田が最初の容疑の時から明夫に行った嫌がらせに等しい扱いを話し始めた・・・・。
鎌田敏夫氏初脚本であり、男と女の報酬なき愛情を描いた静かにグッとくる中に、マカロニと本庁警部の対立を絡めて、不条理さを増している傑作です。
泣けてきますね・・・。
あの、女の声をテープでつなぎ合わせるというくだりとか。
マカロニにしても犯人をやむおえず射殺してしまうというところも、泣ける。
しかしながらマカロニ、#20、#27に続いて犯人を殺してしまうという憂き目は、歴代新人刑事の中でも異例で強烈です。
そういう意味でもマカロニは特別な立ち位置だと思っています・・・。
【地上波】サンテレビ・マカロニ編
10/25(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(第30話)
サンテレビ1(地上波)
第32話 48.02.23 ボスを殺しに来た女(ボス・マカロニ)
レギュラー:石原裕次郎
萩原健一
関根恵子
露口茂
竜雷太
小野寺昭
下川辰平(欠場)
ゲスト:佐藤慶
井上博一 小林夕岐子
高橋明 鹿島信哉 中川昌也
長浜哲平 宮田弘子 川口節子 美山ゆみ 菅原慎予 樋口雅子
香川リサ 今井和雄 森康子 柿木恵至 北川陽一郎 小海とよ子
脚本:鎌田敏夫
監督:澤田幸弘
ある日、一係にボスを訪ねて若い女性がやってきた。
二人っきりで話したいというので、個室に通して二人だけになった途端、女性は机の下に構えていた拳銃の引き金を引いた。
しかし、弾が入っていなかった為、錯乱状態で逃げ出した女性は2階の非常口へ逃げ込んだが、そこの階段は撤去されており、そのまま地面に落下し重傷を負った。
ボスは女性の様子を思い出し、本人は絶対拳銃に弾がある事を信じていた様子なので悪戯ではなく本気でボスを殺そうとしていたことは間違いなかったが、弾を抜いたであろうもう一人の存在が気になった。
ボス襲撃の報せを聞きつけ、本庁から石田警部が駆けつけた。彼はボスの前に一係の係長だった人物であったが、一係の刑事たちはあまり好意的に思っていないらしい。ボスに対して今回の件を本庁に即座に連絡しなかったことに対して怒り、さらに女性が入院する病院に案内せよと指示、さらにはマカロニの長髪を見て髪を切るようにと命令して立ち去った。初対面のマカロニは高圧的な態度もしかり、髪を切れとの命令もしかり、石田という人物に強い反発を覚えた。
そんなやり取りがあった頃、一係に女性の容態を聞く電話が入る、相手は男でなぜ警察は無事に逮捕できなかったのか詰った。
やがて女性が持っていた拳銃の線から暴力団・青竜会のチンピラが組の拳銃を盗み出して勝手に100万円でクラブのホステスに売りさばいていたことが判明、女性は慶子といい、自宅には「明夫ちゃんのもとに行く」という遺書が発見された為、一係では「明夫」について捜査を始めた。
一方、マカロニは慶子が入院する病院を訪れると、石田らが強硬に尋問しようして医師たちと騒ぎを起こし、病室に居座った。
マカロニも付き合うこととなったが、慶子のうわごとをマイクを向けて録音するなど、いくら警察の威信がかかっているとはいえ、気持ちのいいものではなかった。
やがて、殿下の調べで明夫の正体が判明した。
1年前一係が扱った事件で、明夫は銀行強盗を起こして逃走途中に電車にはねられて死んでいた。
その事件の指揮をとっていたのが、当時一係の係長だった石田だったのだ。
その頃、病院では・・・マカロニがあまりに異様な雰囲気に耐えられなくなり、窓を開けたところ、こちらを狙っているライフルの銃口があることに気付き咄嗟に病室の人間を伏せさせた途端、ライフルの弾がリンゲルに当った。即座に狙撃者を追ったマカロニだったが、既に犯人はライフルを置いて逃げ去っていた。
ライフルは盗難品で、指紋も検出できなかったが、標的を考えると寝ている慶子だとは思えない。もしかすると刑事たちのだれかを狙ったのではないかという疑問がわいた。さらにボスが石田と話した結果、明夫が死ぬ前の年に有力容疑者として取り調べていたということが判った。
それらの事情から、慶子が本当に殺したかったのは石田であることが考えられたが、彼は病院を離れようとせず慶子の意識が回復するのを待っていた。
その頃、殿下は慶子のキャバレーで呼び込みの寺本が密かに慶子へ想いを寄せていたことを聞き込み、一係では彼の声を確認するため彼宛に電話を掛けたが、怪しまれて確認が取れなかった。
瀕死の慶子が意識を回復した。
尋問する石田と部下、そこに駆け付けたボスやマカロニの聞く中、慶子は苦しい息で、石田が最初の容疑の時から明夫に行った嫌がらせに等しい扱いを話し始めた・・・・。
鎌田敏夫氏初脚本であり、男と女の報酬なき愛情を描いた静かにグッとくる中に、マカロニと本庁警部の対立を絡めて、不条理さを増している傑作です。
泣けてきますね・・・。
あの、女の声をテープでつなぎ合わせるというくだりとか。
マカロニにしても犯人をやむおえず射殺してしまうというところも、泣ける。
しかしながらマカロニ、#20、#27に続いて犯人を殺してしまうという憂き目は、歴代新人刑事の中でも異例で強烈です。
そういう意味でもマカロニは特別な立ち位置だと思っています・・・。