さて、10/16サンテレビ・太陽放送は#130。
強盗殺人事件の容疑者として浮かんだ前川という若者はアリバイ成立の為釈放、事件の為に失業してしまった前川をなんとか元気づけようとして奔走するテキサスを描く・・・。
と主題はこうなのですが。
チャコが「ある事情」でワンクール勤めて今回で退場、改めて見るとちょっと目立っていますし、ラストのAポジションではいつもは山さんが陣取る位置に。
さらに久々の壮絶なカーアクション(40系クラウンと、これまた40系グロリアとのバトル)と砂浜バイクと、澤田監督の本領発揮的な演出も。
と、バラバラに魅力がある作品です。(^_^;)
藤堂「俺だってこれ・・・余ってるわけじゃないんだぞ!」
【地上波】サンテレビ・テキサス編
10/16(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第18話)
サンテレビ1(地上波)
第130話 50.01.10 鳩が呼んでいる (テキサス)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
三上順
勝野洋
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
長山久子/浅野ゆう子(最終出演)
ゲスト:武岡淳一
長谷川明男
永井政春 亀井三郎 石山克己 仙波和之 男喧太 伊奈貫太
セキトラ・カーアクションプロ
脚本:柏倉敏之 小川英
監督:澤田幸弘
朝、中高開発に強盗が入り、警備員が1人射殺され500万円が強奪された。
もう1人の警備員・中谷も負傷したが生命に別状はなかった。
現場にはある百貨店のバッジが落ちており、テキサスはそのバッチの持ち主である配送係の前川を突き止め連行した。
しかし、バッジ以外の確たる証拠もない。前川の家を捜索したテキサスは、飼われていた鳩の一羽の足についていた手紙が付いているのを発見、そこに書かれた「名前」が共犯者とにらんで調べた結果、意外にもその筆跡が前川であることを知る。
つまり前川は、都会に暮らす寂しい青年の1人であり、寂しさを紛らわすために自分あての手紙を伝書鳩に託して飛ばしていたのだ。
前川の容疑は晴れたが、その事件がきっかけとなり彼は会社をクビになってしまった。
ひどく責任を感じたテキサスは、何とか前川を慰めようと就職を世話したりツーリングに誘ったりするが前川が一向にうちとけない。
テキサスは例の鳩に誕生日祝いのメッセージうぃ結び付けて飛ばすという事を手伝ったことで、やっと前川の気持ちを和ませることに成功した。
そして前川は三上の友情に応えて、殺人の起きたビルで見たことを思い出そうと屋上に昇って行く、その後を追う一人の男の手には拳銃が・・・。
容疑者が結局は犯人ではなく、メンバーが窮地に落とされるパターンは多いですが、今回の場合はテキサスらしくどうにか容疑者だった青年を立ち直らせることに成功し、友情をはぐくむという不幸中の最良の結果を迎えています。
テキサスの「おせっかい」はある意味ゴリ押しではあるものの、自分の利益を考えない純粋な行動なので、それが物語を成立させているカギだと思います。
今回は、「中学生が警察署に勤務する(^_^;)のは何事か」等の苦情の為、僅かワンクールで降板する浅野ゆう子さんのチャコが最後の登板。
さらに久々に壮絶なクラッシュ・カーアクションという見どころが突如出てくるという目が離せない作品でもあります。