「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

日誌+サンテレビ太陽放送9/3 大阪なにわのぼんぼん刑事登場!

2023-09-02 20:17:05 | 放送予定

やっと涼し気になってきて、一息ついているけぶでございます<(_ _)>

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残念な訃報2件。
 野村昇史さんが8月21日、胃がん・十二指腸がんのため死去。享年85歳。さまざまなドラマでお見かけした方です。
 太陽では、#427の真弓の父親役が初出演で、#660、#688。
 そして、伊藤めぐみさんが8月24日に急逝硬膜下血腫のため死去。享年74歳。これは娘さんである愛花ちさきさんが公表。
 (夏夕介さんの奥さまですね。)
 太陽では#29、#66、#84、#181、#211にご出演、前期のゲストアイドル的な華やかな印象を個人的には受ける方でした。
 
 お二人のご冥福をお祈り申し上げます。

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▼未だに持ってみたいクルマ・・・・初代愛車の71スターレットSiリミテッドも、71トレノも欲しいですが、やっぱり40-60系のスプリンターGSでしょうか。LB>クーペ>HT>セダンという感じなのですが、欲を言わなければSTでもいいんですよね。
しかし、最近は相当高騰してるなぁ・・・・。

▼スヌーピー氏のリマスタは様々な方面に拡散中(^_^;)
 ちなみに#703の本放送音声と、ファミ劇再放送プリ、ファミ劇リマスタ、同時に流してみましたが、断然本放送音声がクリアだぁ・・・。
 ちゃんと山本紀彦さんの「雄叫び」も響いているし。
 って、久々に#703を観て、デュークは山さんの殉職時ネクタイ着用、トシさんも山さんネクタイ着用を確認するのはデフォルトなのですが、 画像処理も敢えてフィルターをかけたり、金田賢一さん推薦の竹井みどりさんセンタークレジットの実験作なので、いつもの雰囲気とはちょっと違うところが新鮮な作品。しかし、山本紀彦さんは太陽では善人役より悪人役が多いので、結構意外な感じなのですが、考えてみるとこの作品が#406以来それこそ約6年ぶりのご出演。やっぱりカナダロケの杜丘役降板が影響していたのだろうか・・・・。

▼神田さん
 ファスティングの話は耳にしましたか、あの大食漢の神田さんが・・・・とも思ったり。
 無理はされないでほしいですね。


さて、9/3サンテレビ・太陽放送、テキサスの命日に奇遇ですが、
ボン登場の#168、テキサスは以前勤務していた交番に寄っていてたまたま遭遇したラリードライバー殺人事件、その被害者をガードしていたという城南署刑事・田口良は、問答無用にテキサスを逮捕してしまう・・・後に釈放されてもテキサスに付きまとう田口、そして田口のおばさん。しかしおばさんは・・・・初の新人「後輩刑事」としてボンが登場、大阪の姉弟の末っ子で、おばさんと同居。そんな甘さとこれと決めたら頑として動かないところを持ち合わせたユニークなキャラクターが登場します。ミヤコ蝶々先生の味のある好演も見逃せません。
(蝶々先生の希望で、おばあちゃんからおばちゃんに設定変更された経緯からか、役名が決められなかったという珍しいキャラクターでもあります。)

山村「一度疑ったからには、最後まで疑る・・・・その根性は見上げたものだ。」
良「はぁ!?」
山村「だがな、たとえ刑事でも人間一人疑るには、自分の首を賭けるだけの覚悟がいる・・・・そいつを忘れないことだな。」
良「!!?」

【地上波】サンテレビ・テキサス.ボン編

9/3(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス・ボン編 第1話)
サンテレビ1(地上波)

第168話 50.10.03 ぼんぼん刑事登場! (ボン・テキサス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      三上順
       勝野洋
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平


セミレギュラー(SP):ミヤコ蝶々

ゲスト:永井秀和
 玉川伊佐男
 木村幌 風間杜夫 佐伯健二 直木惣
 セキトラ・カーアクション マエダ・オートクラブ

脚本:杉村のぼる 小川英

監督:竹林進


久々に昔の職場・矢追町巡査派出所に立ち寄ったテキサスは、大きな物音がするという通報を先輩巡査の代わりに調べに出かけた。
通報のあった場所は団地の一室でカーレーサーの岡本の家であり、そこでテキサスは血まみれになって死んでいる岡本本人を発見、かがみこんだ順の前に男が一人現れ、いきなり殴りかかって不意を突かれて驚くテキサスを逮捕してしまった。
男は七曲署と近隣の城南署刑事・田口良、良は取調室で順が岡本進を暴走族を使って襲わせているところを確かに見たと言い張り、テキサスの主張にには耳を貸そうとしなかった。テキサスはすぐ証拠不充分で釈放されたが、捜査に歩き回るテキサスの背後にはいつも良の姿があった。テキサスが殺された岡本のナビゲーター・坂口健二に会った時も良は付いてきていた。坂口はテキサスにも良にもラリーが近いから非協力的。そのうち良の姿が消えたが、その代りに年輩の女性がテキサスの後をつけてくるようになった。テキサスは思い切ってその女性に当たると、あっさり良の叔母であることを告白し「ぼん」=良の頼みでテキサスを尾行しているのだというが、叔母本人はテキサスには全く嫌疑を感じていないという。
そのうちテキサスに似た暴走族のリーダーをテキサスと良が逮捕し、今までのことが嘘のように一係に打ち解けるが、岡本を殺害した犯人は判明していない・・・そのうち、坂口が賊に襲われ、ラリーカーまで破損し逃走するという事件が発生するが・・・・。

テキサス登場編で破壊され再建された派出署でまた事件を拾った格好になったテキサス。
というよりは身に覚えのない殺人の容疑者にされ、城南署の若い刑事・田口良に捕まってしまうわけですが(^_^;)
やる気が漲っている良と、それほど年齢は変わらないけれども修羅場をいくつも掻い潜ってきたテキサス。
食い下がるだけではなく、捜査は足だと言う事を身を以ってテキサスが示すところは物凄く頼もしく見えます。
それに素直に感化されるのもボンの面白いところではあると思います。
刑事としての意地の張り合いが結果的には真犯人逮捕という部分に自然と結びつき・・・とは言いつつも、ボンの出現によって相当かき回された感じは無きにしも非ず・・・それでも、このテキサスとボンのコンビネーションは絶妙で、二人とも無いものを補っているという部分には心地よさすら覚えます。

それに、やはり蝶々先生のボンのおばちゃんは太陽歴代セミレギュラーの中でも出色で、存在感だけで納得させるという力が凄い・・・。
ボンとしては「冒険(ボン)のテーマ群」と一緒に、強力な援護射撃になっています。
(というよりも、デヴュー作で裕次郎さんと蝶々先生とガップリ共演してあまり緊張感を見せない宮内さんも凄い・・・。)

ボン登場により太陽自体は新たなステージに突入、後年のスタイルが確立していきます。
それまでの主役・テキサスを活かしながら、ボンを絡めていく形になっており、さらに今までの新人刑事は末っ子的描かれ方をしてきたものが、テキサスを先輩とし、ボンを末っ子とする、2人主役体制になり、さらに人気絶頂のオリジナルメンバーの活躍にも力を入れる展開になっていきます。
そんな記念すべき1作目は、活劇に重点を置き、前半は走る姿を、後半はカーアクションをという、物語よりはアクションの方に重点を置いた娯楽作になっていると思います。
しかし、屈託のないボンというのも、新鮮かもしれませんね(^_^;)
テキサスの先輩っぷりも見事です。


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