ガンマニアではないと自覚していますが、やっぱり買ってしまった再生産のコルト・ローマンMarkⅢの俗にいうニューローマンの方。旧ローマンは今回も再生産されるようですが、前回の再生産時に購入しているので今回はパス。
とりあえずですが、S&Wブタ鼻のハイパトの基となったM27、ローマン新旧が揃ったので、かりそめにも七曲署の標準銃が揃いました。
ニューローマンの方はボギーやトシさんからの所持なので、お馴染みではないかもしれませんが、あのフォルムがハイパト同様好きなんですよね。
ところで、あまり話題にならないのですが、Gmenの立花警部はどうやらコルト・トルーパーMarkⅢの3インチモデルを所持しているようで。3インチも結構カッコいい。
さて、11/10サンテレビ・太陽放送。
不動産会社の経理部員・戸井(平島正一)が、何者かの運転するダンプに崖から突き落とされて死んだ。
戸井は急用の出来た上司の西沢(勝部演之)にかわって、ゴルフのコンペに参加する途中だった。
また、西沢の家には前夜、男から「お前には死んでもらう・・・」という、不審な電話がかかってきており、間違って殺された可能性も・・・。
一方、長さんは盗難車だったダンプのシートから蝶の鱗粉が出たという鑑識の結果に激しいショックを受ける。西沢は1年半前(完成作10か月前)自動車事故を起こし、小森という男の一人息子保(小見川高行)を死なせていた。蝶が好きな保は道路に飛び出し西沢の車にひかれたのだ。そして、息子を溺愛する小森(織本順吉)が西沢を憎み殺そうとし、殺人未遂で逮捕され、ちょうど5日前に出所したばかりだった。しかし、小森の気持ちを理解する長さんは彼の犯行とはどうしても思えず、彼のアリバイ探しに必死になるのだったが・・・・。(当時の新聞資料より 敬称略)
山口県・秋吉台で採集したとされる蝶・ナガサキアゲハが小森の重要なアリバイとなるため長さんが必死で探索、捻挫した足をおして秋吉台へ単身赴きます。
ゲストはこれまた意外にも初登場の織本順吉さん、映画特捜隊の長さんが七曲署の長さんと共演です。また今回の勝部さんは・・・・。
映画特捜隊の長さんが採取した蝶を七曲署の長さんが追う・・・・
長さんの蝶を長さんが追う・・・
長さんだから蝶?
たぶん、意識したところはあったかもしれませんね。
(ただ、変換が大変です(^_^;))
石塚「じゃあやっぱり犯人は・・・。」
野崎「違う!!!」
野崎「小森は人を刺したりはせん!!」
一同・・・・
滝「デカの仕事は証拠探しじゃないんですか? 理屈にもならん同情でホシを見逃すのがあんたのやり方、ここのやり方なんですか?」
石塚「おい!待てよスコッチ、お前はな・・・・」
野崎「ゴリさん」
一同・・・・
野崎「小森がやったという証拠はどこにある。滝!この程度の証拠で犯人逮捕をやたらと急ぐのは思い上がりだよ!」
滝「違うな。思い上がってのはあんただ。」
野崎「!!」
滝「俺はただ目の前の証拠で動いてるだけだ。哀れな男を救うなんてことは、刑事には必要ない!!。」
石塚「おいスコッチ!、お待て!!」
野崎「あいつの言う通りだよ・・・」
石塚「!・・・・長さん・・・」
野崎「俺が信じてることには何の証拠もない。確かに何にもないんだよ!!。」
【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編
11/10(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第6話)
サンテレビ1(地上波)
第222話 51.10.15 蝶 (長さん)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
滝隆一
沖雅也
田口良
宮内淳
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
矢島明子/木村理恵
ゲスト:織本順吉
勝部演之
林孝一 大見川高行 平島正一
久米俊悦 相原巨典 尾川竜馬
セキトラ・カーアクション マエダ・オートクラブ
撮影協力 秋芳観光協会 喫茶店ロビン
脚本 小川英 柏倉敏之
監督 児玉進
子供を亡くした父親に殺人容疑がかかり、長さんは気を折ります。
乗用車がダンプに追突され、崖から転落し運転手は死亡。
発見された盗難車のダンプの室内からは蝶の鱗粉が発見された。
乗用車の所有者は被害者の会社の同僚・西沢で、電話で脅迫を受けていた。
西沢はその車で以前少年をひき殺してしまっており、その少年の父親に殺されかけたことがあった。
その事件を扱ったのは長さんで、父親・小森は刑期を終え出所しているという。
その父親と少年が住んでいたスナックを訪れた長さんとボンは、ある部屋に蝶の標本が所狭しと並んでいるのを発見する。
西沢はスコッチがマークしていたが、それをすり抜け遊びに出かけたところ何者かに刃物で切り付けられてしまう。
その頃小森も行方不明になっており、蝶を持って帰宅したところを長さんたちは連行したが、小森は犯行を認める。
しかし長さんは絶対に小森の犯行ではないと主張する・・・。
息子に人生をささげた男・小森、その救いようのなさそうな男を救おうとする長さん、証拠は小森の犯行を示唆し理路整然と小森は疑わしいと主張するスコッチ、そのなかで事件は思わぬ方向へ進んでいきます・・・・。
でも、長さんの気持ちがよくわかるというか・・・根拠がなくとも、あの西沢と小森を比較するとねぇ・・・・。
地味な作品と思われていますが、珍しい長さんVSスコッチの対立(とは言いつつもそれほど深いものではない)、冒頭の映画『激突!』を思わせるカーチェイス、山口県ロケなど、一粒で何度もおいしい作品になっています。