「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

当直室日記2019-7-8

2019-07-08 20:29:12 | 当直室日記
思わず書きたくなりました(^_^;)

▼コロンボ総統のロケ地検索

ツイッターでロケ地検索で邁進しているコロンボ総統氏がとうとうあるマンションを経堂にて発見・・・現存とは・・・!
確かに#44でも使用されていますが、初期太陽ではマンションと言えばココという程の頻度でロケ使用。
中期からで行けば、フラワーマンションみたいな感じです。

代表作といえば、#66の田口のじいさんマンション、そして#90の「ハチのムサシ」マンション。
まだまだあったはず。

やっぱり、地元の方には敵わないなぁ・・・<(_ _)>

▼1978年の設定?

ヤフオクに学研の付録が出品されていますが、

ボスは43歳で「小田急沿線」の2LDKマンションに一人暮らし・・・「小田急沿線」というのはちょっと聞いたことがありますが、あまり見ないです。

そして驚きなのが、ヒゲ・・・もといロッキー。
25歳、「死刑囚の父」を持ち、母親一人の手で育てられた。
その上、ゴリさんに次いで射撃が上手いという記述が・・・・!

とにかくとんでもない設定のオンパレード(^_^;)
この時点ではロッキー父は漁師で海で死んだのではなかったのは後付け設定として置いておくにせよ、「死刑囚の父」って明らかにボツネタだよなぁ・・・。
さらに、ロッキーの射撃の腕に関しては、下手な描写もあったり、逆にうまいんじゃないかという事もあったり・・・。

恐らくこの付録の発刊は1978年正月過ぎから#300までの間、学研さんはある意味足で取材している記事(特写のスチール含む)が多いので、初期設定とは考え辛く、おそらくロッキーのキャラを深めようとしている時期で、固まってないネタも採り入れた可能性はありますが、没ネタにせよ、結構驚きの設定だ・・・。

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当直室日誌 2019-7-7

2019-07-07 17:43:37 | 当直室日記
仕事の方がなかなか上手く進まないのと、眼精疲労が復帰中のけぶでございます<(_ _)>
と、悶々としているのですが・・・。

東映チャンネルの『非情のライセンス』も浮田刑事登場を経てもはや坂井さんと右田刑事の殉職を迎えようとしています・・・
会田が二人のブロマイドを見ながら、感傷にふけるのももうすぐ・・・・。

ところで、そんなこんななので、日曜日の太陽補給は欠かせなくなってきており、ツイッターでのコロンボ総統氏のロケ地検索があまりにも凄いのでそれに触発されてもいます。

▼本放送など
久しぶりに本放送の素材を鑑賞。(#541など)
なんというか、本能的というか生理的にはこっちの方がリアル太陽だなぁ・・・と感じ、昨今のリマスタはあくまでも二次的なモノという感覚って、何なんでしょうね。
いや、多分なんですけど・・・適度のCMが入ったり、確かに今では荒い画像や音声なのですが、そっちの方が「鮮度」がある感じってことなんですが。

▼消えたロッキー
#506を鑑賞。
地味な作品として捉えられがちですが、個人的には好きです。
メンバーの活躍にバランス感覚を感じながら、やっぱり円熟味が爆発していた当時の長さん=辰平さんと金井大さんの絡みが良くて・・・。
それにジプシーも何気に活躍しますし。

しかし、今回もロケ地はほぼ砧4丁目。

。。。。令子のすきやき・・・・

▼ボス・愛のテーマと・・・
使用方法が意外と難しいのが「ボス・愛のテーマ」。
太陽中毒の中では、有りか無しかだけで判断されますが・・・(^_^;)
使用初期の#358ラブレター朗読シーンは仕方がないにせよ、#443のクライマックスは「無い」という意見が多い(^_^;)

で、先日のアナザーストーリーズのラストでの「新「愛」のテーマ」使用。
高島幹雄氏もツイッターで「ボス・愛のテーマ」か「愛のテーマ」の使用だろうと仰っているので、多分皆さんの中でもそのように思われた方も多かったと思います。

で、中毒者の小生はどうだったかというと、先にも書きましたが鳥肌が立ちました。

今回の選曲ソースは実はよくわからなくて、手持ちのソースをかき集めて、その辺りをテレビ二次使用的に自由に使用した感じがあります。ただ、選曲自体は結構的を得ていた感じだったので、多分敢て選曲したのではないかと。

「愛のテーマ」はその前に使用していたから、ラストはどうするか、確かに定番のボス愛であればみんな納得するのだけれども、裕次郎さんのコメント自体にあまりラスト感が無い、前向きな感じとなっているところで、ボス愛ではちょっと重すぎる感じがあります。
そこで新愛・・・いや、確かにボン中毒(^_^;)麻矢さんの小躍りも想像しながらも・・・結構巧みな選曲だなぁ・・・・と。
親愛だと、ちょっとライトになるんですよね。ちょっとだけ。ただ、しっかり余韻も残してくれるんですよね。
これに似ているのが青春(ジーパン)系のスローバージョンなのですが、ペットスローは裕次郎さんが亡くなられた時の追悼番組のラストに使用されましたし、今回はこれはこれで妥当だったのではないかと。

▼ホラー?
#63のOPダイジェスト。
締めはボートを運転するジーパン。
その背後に男の人の顔が・・・・・・!!!!

走っているボートなので、そんな隙間があったのか?状態ですが、恐らくはボートの運転手だったようです。
OPダイジェストや予告編はNGシーンが入っていることがあるので、今頃になって発見することもあり・・・(^_^;)

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ファミ劇太陽放送7/2=殿下は恋と仕事を両立できるのか?/強行に及んだ平凡な主婦の何故?に山さんが挑む

2019-07-02 00:31:39 | ファミ劇日誌
さて、7/2のファミ劇太陽放送です。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編


7/2(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#70
ファミリー劇場HD(CS)


7/2(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#71
ファミリー劇場HD(CS)



第70話 48.11.16 さよならは いわないで (殿下・ボス)

セミレギュラー:有吉ひとみ

ゲスト:川辺久造
直木晶子 小原秀明 川口節子 安田泰三 松田剣

脚本:柏倉敏之
監督:児玉進

殿下が恋人で保母の柚木麻江の誕生祝いに出かけようとした矢先、殺人事件が発生した。
被害者は商事会社に勤めるOLで、解剖の結果、妊娠五ヶ月だった。近く結婚するとの噂もあり、預金通帳からは二百万円が引き出されていた。
なかなか捜査の手がかりがつかめない中で、ひとり殺人現場を捜査していた殿下は怪しい人影を発見、追いかけて入り込んだ倉庫で、何者かに鉄パイプで頭を殴られ意識を失ってしまう。殿下が行方不明になったことをニュースで知った麻江は将来の二人の生活に不安を感じるのだった。
そんな時、スーパーマーケットに押し入り捕まったチンピラが殿下の拳銃を持っていたことから、その男の自供で殿下を助け出す事が出来たが、病院で手当てを受け意識を回復した殿下は、麻江が止めるのも振り切って再び現場へ出かけ、そこで赤いルビーのカフスボタンを見つける。
しかし、自分の傷も恋人のことも忘れて事件に飛び出していく殿下に麻江は耐え切れず「さよなら」と言って去っていくのだった。
そして、殿下は証拠のカフスボタンなどから犯人の影山を追い詰めていくが、なんと影山は麻江と幼稚園児を人質に逃走を企てた・・・・!

殿下のキャラクター設定は、市川森一さんによって半ば強引に「気障で皮肉屋だが女にもてる」設定から「最も優しい刑事」という設定にシフトしていきましたが、それに加え「手先が器用」というものが加わり、ある程度固まってきた感がありましたが、今度は恋人の登場です。
マカロニとシンコの淡い関係の代わりという要素もあり、また、マカロニが持っていた「脆い」部分を殿下が継承したという部分もあり、殿下人気がもうそろそろ爆発しそうという段階まで来ています。
だからこそ、新人刑事で元々ベースが固い太陽のキャラクターの中で殿下はある意味特殊な部類に入ります。
その核心的飛躍のきっかけがこの作品であり、麻江の存在は、殿下ファンをあるいみ刺激して、殿下をもっともっと悲劇に招いていくわけですが・・・・。



第71話 48.11.23 眠りの中の殺意 (山さん・ジーパン)

ゲスト:北川めぐみ
 長谷川哲夫
 梅野泰靖 富川徹夫
 松尾文人 山口譲 奥山正勝 林寛一 小倉雄三 関根倉昭 龍のり子
 内田朝雄

脚本:永原秀一
監督:石田勝心

巨額の脱税容疑で逮捕され拘留中だった金融業者の堀越雄作が一億円の保釈金を積んで釈放され、新宿の東都病院に静養の為と称して入院しようとしていたところを、大勢のカメラマンや記者に取り囲まれ、特別室に入ろうとした瞬間、花束の下に包丁を隠し持っていた女に刺された。
女はそのまま屋上に駆け上り飛び降りようとしたが、堀越のガードマン達が取り押さえられ、警察につきだされた。
取り調べの結果、女は神谷典子といい、夫の雅彦は一流会社の大日商事のエリート係長であることが判明する。
ただ、典子を取り調べても、犯行は素直に認めながらも被害者・堀越には面識が無く、なぜ強行に走ったのか、自分自身でも解らないという。
典子の様子から、まんざらとぼけている訳でもないように受け取った山さん、そしてジーパンは彼女の記憶を辿って、犯行があった一日の典子の行動を再現するが、あるアパートの前からの二時間、彼女の記憶が完全に消失して、そこに山さんは注目した。
一方、夫・雅彦の周辺を捜査していたゴリさんはかつて同じ職場に働いていた中村一夫という男が、極秘書類を流出させたという疑いで会社をクビになり、その事件で雅彦を恨んでいるらしいことを掴む。しかも、中村は典子の英語の家庭教師であり、彼女が記憶喪失になる直前に来たアパートに住んでいた。
山さんは動機の確実な中村が事件の深く関わっていると見て、その証拠を必死になって追い求めるが・・・・。

放送当時、「ノストラダムス」「超能力」「心霊」「催眠」というオカルトブームの真っ只中で、間接的ながらもそれを題材に取り入れた意欲作。
強行を自覚しながらも、全くそれが他人事のようにキョトンとしている主婦に、夫への復讐か臭う部分に山さんが挑むという、確かに山さんじゃないと解き明かせないという謎でありながら、実は歴史的にいうと、山さんが本格的に推理を巡らすことが表面化し出すあたりがこの頃なので、山さんにしてもジーパン編でもう一段階進む感じです。
それにしても、ゲストが豪華。内田朝雄氏が序盤のみの登場、犯人の冨川氏は初登場ですが、まさにハマり役。

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当直室日記2019-7-1

2019-07-01 22:23:29 | 当直室日記
アナザーストーリーズ「感」がペストに感染したゴリさんのように考えがまとまらない状態の中・・・・。

▼快進撃、コロンボ総統のロケ地探求
ツイッターの方になるのですが。
#43のゴリさんごっつんの太陽初本格的カーアクションの現場をわりだしたところはさすがですね・・・!
しっかし、ビフォーアフターが変わりすぎだ・・・・
ただ、あの倒された逆おにぎり標識は何だったんだ?


▼奈良岡朋子さん
先週は奈良岡さんの露出が多く、特に「爆報フライデー」ではPART2の映像が。
奈良岡さんは言ってみれば、俳優界において影の調整役の印象がある人なので、裕次郎さんが尊敬を示しても全くおかしくない方。
まだまだご健在ですね。


▼ユリイカ
ショーケンさん特集号ですが、太陽の話題もちらほら。


▼『悪い女はよく稼ぐ』
太陽nightについて、しげさんから報告をいただきました。
青木さん、長谷さん、原監督にサプライズで柏原さんが登場。
原監督が持ち込まれたスチールは、アッコの退場記念写真と、ボスの単独ショット(話の特定はまだですが、アッコ退場と近い時期に思えます。)

・・・・羨ましい(^_^;)

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アナザーストーリーズ「感」その1

2019-07-01 22:06:43 | 当直室日記
アナザーストーリーズ「“太陽にほえろ!”誕生~熱きドラマ、若者たちは走った」。
再放送も終了して一週間。
感慨深いなぁ・・・・「選」としてまた再放送される可能性がありますが、ひとまず私見を。

*太陽は刑事ドラマか?
そもそものコンセプトは「青春アクションドラマ」。ただし、太陽以後の刑事ドラマが太陽のコンセプトを採り入れたのは言うまでもないことで、それが刑事ドラマというジャンルに太陽が結果的に「担ぎ出された」形になっています。
「刑事が主役」というのは、前にも書いているように『七人の刑事』や『五番目の刑事』などで採り入れられ、その影響は事件が主役の傾向が過多だった『特別機動捜査隊』(三船班から本格化)にも波及していましたが、太陽以前の時代は刑事ドラマは社会派の半ドキュメンタリー的な要素を重要視していたため、刑事ありきの物語というのが太陽から。これが画期的というか発明だったという要素が多分にありますし、また太陽自体が何でも貪欲に題材を採り入れたので「ドラマの百貨店」と化していった部分もあって、逆に今となってはそれが単純に「刑事ドラマ」と捉えられる傾向があるようです。

実際、太陽を一口で説明せよとなると、かなり難しいですからね・・・。
西部署方面であれば、派手な爆破やカーアクションとなり、太陽であれば殉職者が多く出た刑事ドラマとなってしまうのがセオリーですが、
今回の放送は、それをとりあえずひと山ふた山超えた切り口だったと思います。


*マニアック?
今回の構成は岡田P氏著「太陽にほえろ!伝説」と「ショーケン」がベースとなっているようです。また、これまでのNHK自体のコネクション(鈴木監督のNHK太陽話は2度目)を駆使、さらには君塚氏を担ぎ出すなど、あくまでも太陽「誕生」を題材に、それなりに万遍なく太陽のコンセプトを洗い出しています。
これがなかなか巧みで、企画者がマニアでもちゃんとプロの嗅覚をもって制作したものと感心しています。
いや、マニアでなければ、「欠け文字」の太陽タイトルを再現しないでしょうし・・・(^_^;)
それにやっぱり梅浦P氏のたっぷりインタビューですね。
梅浦さんのお話しはいつも唸る・・・結果的に最初から最後までプロデューサーとして活躍した方ですから、太陽のすべてを知っているのは梅浦さんなんですよね。
ここも着目点が巧みだ・・・。

(まだ書きたいことがあるのですが、纏まってないので・・・・つづく)

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