コリウスノ小花の超マクロ写真です。覆いかぶさるような上側の花びらの内部がそぞけるような角度で撮りました。中央に長くのびているのは雌しべの花柱です。その先端にはフォーカスが合っていません。両側の雄しべにフォーカスが合っています。左側の雄しべ②見える葯の嚢が破れて白い花粉が出てきています。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 撮影日:2012.10.7
コリウスノ小花の超マクロ写真です。覆いかぶさるような上側の花びらの内部がそぞけるような角度で撮りました。中央に長くのびているのは雌しべの花柱です。その先端にはフォーカスが合っていません。両側の雄しべにフォーカスが合っています。左側の雄しべ②見える葯の嚢が破れて白い花粉が出てきています。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 撮影日:2012.10.7
コリウスの小花を真上から撮影した超マクロ写真です。受け皿のような形の花弁はグローブのような形で白色ですがその縁は紫色です。この花びらの周辺には毛が生えています。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 撮影日:2012年10月7日
コリウスは花より葉の美しさを楽しむ草花です。丈夫で長持ちする育てやすい植物です。夏を過ぎて10月ともなると花穂が出てきます。花穂には小花が連なっていますが,色とりどりの葉の美しさに比べて極めて地味ですからほとんどの人は気が付きません。トウがたったからそろそろお終いかと考える程度でしょう。今回より小花の超マクロ写真を連載します。
初回は花穂についている1個の小花を真横から撮影した超マクロ写真です。前に突き出している受け皿のような花弁とそれと垂直な蕊を包み込むような形の花弁で構成されています。上の方から雌しべが顔を出しています。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 撮影日:2012年10月7日
セイタカアワダチソウの小花の成熟後の超マクロ写真です。[#1683],[#1684]では5弁の花弁の小花のなかから雌しべが伸びていました。雌しべは種子へと成熟し,その天頂に羽根が生えてやがて飛び去ります。今回の小花の終焉の姿です。
試料採取場所や撮影日は前回と同じ
セイタカアワダチソウが成熟して種子が飛んで行ったしまった後の超マクロ写真です。[#1683],[#1684]が示すように数個の小花の束の周辺には花びら状の(萼?)がぴんぴんと伸びています。セイタカアワダチソウが成熟して羽根つき種子も飛び去ったあとの姿です。外形は残っていますから言わばセイタカアワダチソウのミイラです。
試料採取場所と試料採取日などは前回と同じ
セイタカアワダチソウの種子についている羽根の顕微鏡写真(×100)です。幅は10μm程度で,尖ったとげが生えています。この写真では分かりませんが棘は上向きに生えているので,いったんどこかに入り込んで付着すると外れにくい構造です。
試料採取場所:浅水川(鯖江市) 試料採取日:0213.1.
セイタカアワダチソウの羽根つき種子を上部から撮影した顕微鏡写真です(×100)。記事[#1692]のマクロ写真に対応しています。羽根の長さ方向には不透明な筋模様があります。羽根の強度を補強する役目を果たしています。軽くて強い羽根であるため,羽根は透明で薄い部分と不透明で厚い筋で構成されていると考えられます。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 試料採取日:2013.1.3