セイタカアワダチソウの羽根つき種子を種子側から撮影した超マクロ写真です。種子の下端にフォーカスしました。地面に突き刺さる種子端です。円錐状の先端に円形の凹みがあります。ここから根が生えてくるのでしょう。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 試料採取・撮影場所:前回と同じ
セイタカアワダチソウの羽根つき種子を種子側から撮影した超マクロ写真です。種子の下端にフォーカスしました。地面に突き刺さる種子端です。円錐状の先端に円形の凹みがあります。ここから根が生えてくるのでしょう。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 試料採取・撮影場所:前回と同じ
羽根つき種子を種子が分から撮影した超マクロ写真です。羽根にフォーカスして撮りました。羽根の直径は3mm程度です。種子は手前側に突き出しているのでフォーカスは合っていません。白っぽい半透明の羽根が35本程度生えています。種子によって羽根の数が異なるのか取扱中に抜け落ちたのか不明です。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 試料採取日(撮影日)は前回と同じ
セイタカアワダチソウの超マクロ写真です。これまでの記事で示した小花を構成する「微小花」のそれぞれが羽根つきの種子を形成している状態を示しています。羽根つき種子は風が吹けばすぐにでも離脱できる状態です。「微小花」の超マクロ写真は記事[#1683]~[#1688]を参照してください。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI) 試料採取日:2013.1.3
穂から離脱してきた羽根つき種子の超マクロ写真です。羽根の上側からフォーカスしました。この羽の下に種子が付いています。中心部には円形の凹みがあり,内部には突起があるのですが,その役割は不明です。中心より24本の細長い羽根が伸びています。羽根の表面はぎざぎざがあるのですが,後の記事でその顕微鏡写真を載せます。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 試料採取:2013.1.3
前回載せたセイタカアワダチソウの穂より羽根つき種子を振り払た試料の超マクロ写真です。雌しべを包んでいた外皮や萼の残骸が残っていますがさびしい?姿になりました。セイタカアワダチソウの群生地では穂が出そろった状態やこのように羽根つき種子が飛んで行ったしまった後の状態が混じり合っています。やがて地面に朽ち落ちていく運命です。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 撮影場所や撮影日などは前回のとおり
セイタカアワダチソウの穂を1本のマクロ写真です。種子の羽根が表面を覆っています。撮影準備のために「穂」を動かしただけで種子が羽根とともに簡単に落ちてしまいます。さらに羽根は種子から容易にはずれます。繋がる強さの違うためと考えられますが,種子を残して羽根だけが外れてしまうことはありません。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T.TAKAHASHI) 試料採取・撮影日:2013.1.5 試料採取場所:浅水川堤防(鯖江市)
冬になりセイタカアワダチソウは茶褐色に枯れてしまいました。枯死したわけではなく「穂」ができています。「穂」は羽のついた種子がいっぱい付いている状態ですから,セイタカアワダチソウにとっては晩秋から冬にかけてが「実りのシーズン」と言ってもよいのではないでしょうか。
今回よりセイタカアワダチソウの「穂」について説明します。図は今年に入ってから採取したセイタカアワダチソウの全体像の写真です。これは記事[#1682]に載せた満開中のセイタカアワダチソウの冬の姿です。ふわふわした柔らかな印象は羽のついた無数の種子によるものです。「穂」を少し振ったりこすったりしただけで種子は離脱してしまいます。もちろん戸外で風が吹けば飛んで行く存在です。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T.TAKAHASHI) 試料採取・撮影日:2013.1.5 試料採取場所:浅水川堤防(鯖江市)
セイタカアワダチソウの雌しべの花柱の超マクロ写真です。「超小花」の天頂部が5弁の花弁のように開いて出てきた雌しべはぐんぐん伸びていきます。柱頭の下部の花柱中央付近にフォーカスしました。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
セイタカアワダチソウの小花を構成する「微小花」のさらに拡大した超マクロ写真です。花冠より現れてきた雌しべにフォーカスしています。雌しべの花柱には縦に筋が入っています。この筋には補強の効果があるのでしょう。
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭 撮影日と試料採取場所は前回と同じ