生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#1685] セイタカアワダチソウ(4)-小花-

2013-01-06 16:54:35 | Weblog

  セイタカアワダチソウの小花はさらに小さな5個の小花(雌しべ)より構成されています。これを以下においては説明のため「微小花」と称しておきます。今回の写真は1個の「微小花」の拡大した超マクロ写真です。「微小花」の花冠の中から雌しべが現れています。雌しべの先端部(柱頭)は多くの他の花と異なり先細の形です。雌しべの花柱は棒状で下の方が太くなっています。後の記事で示すように,成熟すると花冠を残して雌しべは毛羽の生えた種子と変身して飛び出していきます。

ミクロラボΠ-SABAE  ポリ亭                                                                             撮影日:2012.10.13                                                                                 試料採取場所:浅水川堤防(鯖江市)


[#1684] セイタカアワダチソウ(3)-小花-

2013-01-06 16:41:48 | Weblog

 セイタカアワダチソウの小花の超マクロ写真です。雌しべを格納していた筒状の外被の先端が五弁の花冠のように開き,内部の雌しべが現れてきています。外観的には1個の花のように見えます。右上のものは花弁にフォーカスしているので突き出てきた雌しべはフォーカスが外れています。左下のものは筒状の外皮の先端が開きかけの状態です。内部より雌しべが顔を出しています。

ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(TAKAHASHI)                                                              撮影日:2012.10.  

 


[#1683] セイタカアワダチソウ(2)-小花-

2013-01-05 23:17:23 | Weblog

 セイタカアワダチソウの「小花」の超マクロ写真です。今回の写真で写っている1個の「小花」は5本の筒状の構造体が構成しています。この筒状の構造体は雌しべを包み込んでいる外皮と考えられます(後述)。その丸みを帯びた先端部はまだ閉じています。

 写真には筒状の雌しべを包む構造体の他にひらひらした花弁か萼が周辺に広がっています。筆者にはどちらか判断できないのですが,本ブログでは「萼」として説明します。萼の付近にひょろひょろ伸びてきているのはおそらく雄しべなのでしょう。セイタカアワダチソウの花はやけに立派な雌しべとか細い雄しべより構成されています。

ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭                                                                        撮影日:2012.10.3                                                                             撮影場所:浅水川(鯖江市)

 


[#1682] セイタカアワダチソウ(1)-全体像-

2013-01-04 13:22:13 | Weblog

 セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の帰化植物です。戦争終了が1945年,それから20年後の1965年頃は河原はまだススキで覆われていました。それから際限なく増殖を続け,今や筆者の住む福井県鯖江市の市街地を通る日野川の河原はセイタカアワダチソウで覆われています。特に道路に近い場所では残されたススキは僅かです。セイタカアワダチソウは日本的景観とは相容れない存在だと思いますが,もうどうにもなりません。

 今回よりセイタカアワダチソウの超マクロ写真を通してその逞しい生命力に迫ってみたいと思います。初回はセイタカアワダチソウの全体写真です。小さな花が密集しているので全体としては「穂」のようにも見えます。クリスマスツリーのように格好のようものを選んで撮りました。

ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭                                                                                            撮影日時:2012.10.13                                                                                                     撮影場所:福井県鯖江市浅水川の堤防沿い道路                        

 

 

 


[####3] 謹賀新年

2013-01-04 13:11:13 | Weblog

 昨年中,時に長期の無断休載にもかかわらず多数の方に訪問いただき有難うございました。身近なほとんどの花の超マクロ写真は撮ったので,ともすればマンネリに陥りがちになっています。どうすれば新しい視点で記事が続けられるのか模索しながら連載を続けています。

 今後も基軸となるのはマクロ・顕微鏡写真ですが,もう少し範囲を広げたネイチャフォトも増やしていくつもりです。次回より連載を再開します。

ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)