~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

今年は筑後吉井へ・・・・  ~part1~

2016年10月03日 | おでかけ
台風18号が接近中のせいか昨日の日曜日も34℃越えの蒸し暑い一日でした

そんな夏のような日曜日は年に一度
高校の仲良し同級生6人での再会鉄旅へ出掛けました
今年の目的地は福岡県・筑後吉井です。
利用したチケットは「九州満喫きっぷ」一人3,600円のローカル線の旅

熊本に住む5人は9時熊本駅集合
少々ハラハラするアクシデントがありましたが(笑)
9:20 銀水行き普通列車で出発、大牟田駅で小倉行き快速に乗り換え
久留米駅で福岡に住むEちゃんと合流し、久大本線に乗り換え筑後吉井を目指します。
11:12分久留米発日田行きの普通に乗るため2番ホームに行くと
ちょうどゆふいんの森号が発車するところでした。

「いつの日かきっと乗るゾ~」と羨ましい思いで日田行きの普通列車に乗ると
20代から50代位の男性の乗客でいっぱい異様な雰囲気
皆バラバラですが何とか席を確保出来ましたが・・・
どうやら3駅先の久留米大学で資格試験でもあったのか
その後はゆったり長閑なローカル線の旅となりました。
とは言え久留米から30分であっという間に筑後吉井駅に到着
  
11:43の到着直後は駅舎の写真を撮る暇もなく帰りにパチリ

筑後吉井駅には観光パンフレットなどなく、道を尋ねようにも出会う人も皆無
少々不安になりながらも駅を背に真っ直ぐ歩きます
国道210号線に出て右に曲がると・・・白壁の古い町並みが見えてきました。

昔は久留米と日田を結ぶ豊後街道の宿場町として栄えたとか・・・
ここ筑後吉井の町は「おひなさまめぐり」開催中は賑わうそうです。

目指すは「うどん屋井戸」10分ほど歩くとやっと見つけました

吉井素麺の製造元「長尾製麺」の敷地内にあり土日だけ営業
なんと・・・沢山の人が待っています
趣のある建物の中、6人でお喋りしながらのんびり待ちましょう~


セピア色に加工するとタイムスリップしたようです。

手前の店は不明ですが
奥の右棟の自宅は大正、左の売店・事務所は明治時代の建物だそうです。
   
年代物の自転車が良い雰囲気です。

長尾製麺6代目の88歳のおじいちゃんが店番をし
83歳の話好きなおばあちゃんが色々と説明してくれました。
とても暑い日だったので扇風機をつけ母屋の戸を全開にしてくれた
おばあちゃんの昭和20年お嫁に来た時の箪笥の話や昔話を聞き・・・


  
土間にあるレトロな電球の笠にはツバメの巣の跡がそのままに・・・
何とも癒され穏やかな気持ちになりました

裏にある水神社にお参りしたり、売店の商品物色したり・・・
  
久しぶりに会ったみんなと話をしたりして時間をつぶし
な・なんと・・・うどんにありつくまでに1時間かかりました

やっと入った店内は20席満たない広さ、7代目が一人で切り盛り

メニューはぶっかけ(温&冷)500円とざる600円の三種類のみ

ざるは細めのうどん ピカピカつるつる感が写真でもわかりますか?
出汁も甘すぎず濃いすぎず美味い
つゆの入った小鹿田焼の器や年季の入った角のざるも良い雰囲気です。
  
私が選んだぶっかけは手打ちの固めの生めん
醤油と酢を6:4で良くかき混ぜて・・・と7代目の説明
黒いのは昆布の佃煮で山椒の実が時々ピリリと
「きっとビールに合うよネ~」なんて盛り上がり(笑)
待った甲斐のある美味しいうどんに全員大満足でした

さて、おなかもいっぱいになったので散策です
目的もなくブラブラ歩いて居蔵の館(旧松田家住宅)
明治末期に建てられ大正初期に改築されたもので敷地400坪の大きなお屋敷です。
無料で公開、写真撮影もです。

ボランティアのおじさんの説明を聞き・・・吹き抜けに大きな神棚
 

  

箱階段


欄間の障子は扇形 職人の技があちこちに・・・
 

2階の窓は障子が張られているので急に雨が降り出すと
ボランティアのオジサンは慌てて雨戸を閉めるそうです
      
今はない昔のガラス窓は景色が波打って見える


風呂の焚き付けの上2ヶ所に火の用心
  
五右衛門風呂にオシャレな(?)トイレ
    
15分ほどの見学でしたが・・・
気になるところがたくさんでとても時間が足りません。
また、おひなさまめぐりの時期にでも一人鉄旅に来ることにしましょう。

さて電車の時間まであと1時間ほど
これから白壁通りを散策しながら駅へ向かいます。
何しろ暑いのでどこかで少し休憩もしたいですが・・・
まだビールを呑んでないしネ~(笑)
今日は仲間がいるから堂々と呑めるのです

毎度のことですが写真を撮り過ぎて
どうも1回のUPでは終わりそうにありませんネ~(笑)

ということで・・・part2へ続くのです