正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

セイコークオーツ2個、スイス製の自動巻き、ロレックスサブマリーナを修理

2011年06月09日 | 時計修理
昨日も修理残業でした。
閉店後のほうが作業がはかどるので、昨日も残って仕事しました。

 営業時間中にクオーツの時計を2点
はじめは婦人物の1F21 キャリバーの時計です。
電池の持ちが悪くなって分解掃除を依頼されました。ステップローターの受けが金属だったのでルビーの入っている地板と受けに交換し分解掃除をしました。



次もセイコー5E31のドルチェです。
お水が入ってか文字盤にしみがはり回路も腐食していました。
分解掃除、回路交換で順調に動いていいます。
もうしばらく様子を見てご連絡しようと思います。



次からは閉店後の修理です。
いつもお世話になっているK様からのお預かりです。
スイス製のRICHELIEUというメーカーの自動巻きの時計です。機械はETA社の2892A-2が入っていました。
文字盤下には24時間系の機構とパワーリザーブの機構が入っていました。
分解掃除をして組み上げました。
順調に動いています。



 次はロレックスです。
昔々のサブマリーナです。N様からのお預かりです。
1530キャリバーの時計で、文字盤の雰囲気からかなり機械の調子が悪いと思ったのですが、綺麗な状態でお掃除をしてあげるとテンプ良く振るようになりました。
時間も良い精度が出ていると思います。



最後はラドーの時計とロレックスの婦人用の再調整です。
ラドーの時計の自動巻きの効率が悪く原因を探して部品を交換しいまワインダーに掛けています。
機械は2824。ローターの中心部に不具合があって回りが悪くなっていていたのかもしれません。
輪列の受け交換と自動巻き機構の再洗浄、ローターの交換をしました。



最後はロレックスの婦人用の時計です。2年前に分解掃除をしたのですが進むとのことで、もう一度点検をしました。
油の状態は問題なくテンプに磁気が入っていたのが原因でテンプを外して磁気抜きをしてもう一度洗浄して組み上げました。
今朝は順調でした。



今日は閉店後残らないで帰る予定です。時間を見つけて営業時間中にセイコーエクセリーヌ、4J41の時計の修理を予定しています。

お店までの道中、アジサイを植えているおうちがあります。ほんといろんな種類のアジサイがあるのに驚きました。