正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

クイーンセイコー、カルバン、ラドー手巻きを修理しました。

2011年06月21日 | 時計修理
昨日は一日大雨でした。
なんか売り上げは上がりませんでしたが、バタバタした一日でした。

今日は天気良いですが、蒸し暑い一日になりそうです。
閉店後から修理開始。

はじめはセイコーの婦人物でクイーンセイコーです。N様から
止まりの状態でお預かりしました。
2番車が地板に引っ付いていて取るのに苦労するぐらいでした。
各ホゾ穴には石が使われている良い機械でした。
分解掃除後テンプの振りも良く、時間も合っています。
もうしばらく様子を見てご連絡するつもりです。



次はカルバンというメーカーのクオーツ時計です。
ETA社の980005が入っていました。
分解掃除を依頼されました。
ガラスの内面が曇っていたので少し湿気が入っての不具合だと思いました。



 次はセイコーのティセのバンドの修理です。
途中のピンが折れていて残っているピンを抜いて新しいピンを作りました。
本体に残っているピンをリューターで削りだして新しいピンを作りました。
あとガラスと電池の交換も一緒にしました。
思った以上にこれも時間がかかってしまいました。



最後はラドーの婦人用の手巻き時計です。
H様からのお預かりです。AS1677キャリバーでした。
受け石を使っている場所の多い良い機械の時計でした。
分解掃除、タイミング調整、風防の磨きをしてケーシングです。



昨日は夜12時半ごろお店の電話が鳴って、取ったら切れてしまいました。深夜の電話はちょっと怖いですね。


今日は営業時間に時間を作って修理をして帰る予定です。
明日また修理残業でがんばります。