細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか!
東京都台東区上野6≠P3≠P
モツの煮込み¥150=A牛スジの煮込み¥150=A生ビール¥350=Aレモンサワー¥300・/span>
上野駅と御徒町駅間の線路沿いにあるアメ横は昔と変わらぬ賑わいである。とりわけ「昇龍」と「大統領」が軒を並べるガード下あたりは以前にも増して活気に溢れている。この界隈で数年前から立ち呑みの店が大ブレイクしているのだ。気軽に立ち寄れる雰囲気とリーズナブルな価格設定が人気を集めている。この店は焼肉太昌園の直営で味や品質は太鼓判。軟らかい煮込みの上には白ネギの小口切りが載り、程良い甘味の牛スジの煮込みには青ネギの刻んだものが載っている。薬味にまでこだわる二品がどちらも150円で楽しめるのだから堪らない。次回は評判のハムカツを是非食べてみたい。
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東京都台東区上野1≠P0≠P0
どらやき¥180・/span>
上野黒門町にある大正2年創業の老舗の和菓子店で日本橋と阿佐ヶ谷にも姉妹店がある。「うさぎや」は「どらやき」が有名でフワフワとして香ばしい皮に包まれた小倉あんは甘さと小豆の風味が絶妙のバランスで溶けあっている。しっとりした皮の食感とトロリとしたあんに混ざった小豆の皮のやわらかい舌ざわりが、この店の「どらやき」は上質な生菓子であることを実感させてくれる。それ故に季節によって味わいが若干異なるのは当然であろう。また、姉妹店とも微妙な味わいの差異があるが殊更どこが一番などと想いをめぐらすのは野暮な考えというものだ。
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東京都中央区月島3≠U≠S
スジコンもんじゃ¥1150=A紅生姜もんじゃ¥770=A生ビール¥580=Aレモンサワー¥500・/span>
月島界隈には80数軒のもんじゃ焼きのお店があるという。思い出してみれば40数年前、小学校から帰ると十円玉を握りしめて近所の駄菓子屋へ駆け込み、店の土間に置かれた鉄板でキャベツと数本の切りイカが具のもんじゃを焼いて食べていた。湯飲み茶碗一杯で5円、ご飯茶碗で10円、小さめの丼で30円位。水っぽい生地でソースの味しかしなかったと記憶する。さて、牛スジとコンニャクが具材のもんじゃは煮込みの深い味わいにソースが絶妙に絡み紅生姜がアクセントとなってビールが止まらない。2枚目の紅生姜はなおさらでアルコールともんじゃの相性の良さは別格である。
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東京都中央区月島3≠S≠T
レバーフライ¥126・/span>
もんじゃ焼きの聖地として有名な月島のもうひとつの名物が「レバーフライ」で町内の精肉店など数店舗で販売している。この店では注文を受けてからパン粉で包んだ牛レバーを揚げてくれる。揚げたてをウスターソースに潜らせて完成。揚げたてのホカホカはもちろん冷めても軟らかく臭みを全く感じさせない上質のフライは絶品のご当地グルメである。しかし、惣菜としてのシンプルさとリ<Yナブルな価格がこの街の生活にしっかりと溶けこみ過ぎてB級グルメ戦線に打って出て大旋風を巻き起こすインパクトに欠けているのも事実である。
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東京都中央区築地4≠W≠P2
ホルモン煮¥600=A肉とうふ¥600=Aビール¥550=A御酒¥370・/span>
年末の築地はお正月の買い出し客で大混雑。もんぜき通り沿いの歩道は人で溢れ行列もままならない。店頭のカウンターで受け取ったお盆を持ってなんとか車道側の立食テーブルへ辿り着く。八丁味噌ベースで濃い色をしたホルモン煮の具はたっぷりのホルモンとコンニャクで小口切りのネギが載る。柔らかく煮られたホルモンの食感とほんのり甘い八丁味噌の味わいをネギの風味が引き立てる。クタクタになるまで煮込まれた牛肉と中まで煮滲みた焼き豆腐に歯応えが残る程度に火の通った玉ネギの織りなすハーモニーもまた絶品。どちらも日本の食の中心に位置する築地のソウルフードである。
東京都中央区築地4≠P6≠Q
串玉¥100・/span>
築地には十数軒の玉子焼き専門店があるそうだ。そんな築地で創業以来五十数年、伝統の味を守ってきた山長が玉子焼きをファーストにしてしまった。焼きたての玉子焼きを短冊に切って焼き印を施し昼ノ刺した「串玉」は出来たてホカホカの玉子焼きがその場で楽しめる秀逸な一品である。食べ終えて昼ノ焼き印があると「当たり」でもう1本となるらしい。毎朝養鶏場から届く新鮮な卵と鰹節・砂糖・塩・みりん・焼酎で整えた鰹だしで職人さんが丁寧に焼き上げる玉子焼きは鮮やかな黄色でフワフワとした食感とやさしい味わいに溢れていた。
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東京都中央区築地4≠P0≠P0
厚焼玉子'(大)¥600=A厚焼玉子ねぎ入り¥550=A厚焼玉子のり入り¥550・/span>
大正末期創業の江戸前玉子焼の老舗。創業以来変わらない伝統の味を守っている三代目はテリ∴ノ藤さんのお兄さんのアニー伊藤さん。毎朝3時から熟練の職人さんが1日4000個を手焼きする人気店。千葉県産の「健康たまご」を使い職人さんが丹精に焼き上げた玉子焼は甘味の効いたコクのある味わいでしっとりとした食感。「ねぎ入り」は甘さの中にネギの風味が漂い爽やかな後味を醸し出す。「のり入り」は青海苔の磯の香りと甘味のバランスが絶妙で飽きの来ない味に仕上げられている。玉子の黄色に緑が散った色合いは見た目に美味しく食べても期待を裏切らない逸品である。
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