気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

賀名生梅林 (2021) 1 (奈良県五條市)

2021年03月03日 | 

 

 

昨年はコロナの自粛でほとんど県外へ出かける事がなかったのですが、3月1日に久しぶりに県境を超えて、2年ぶりに奈良県五條市の賀名生梅林へ出かけました。

賀名生(あのう)梅林は山の中腹に広がる広大な梅林で、3月初日のこの日は20度狂いにも気温が上昇し、薄着になっても汗が滲むほどの好天に恵まれました。

スギ花粉のシャワーを大量に浴びるハイキングとなり、4時間ほど撮影しながら歩いたのですが、帰宅後には花粉症の症状が悲惨な状況になり、

夫婦共にクシャミが止まらず、涙目と鼻水で苦しい一夜を過ごす事になりました(笑)

それでも本当に久しぶりの県外へのドライブで、花粉症の事を除けば楽しいカメラウオーキングとなりました。最後はバテバテ状態でした(笑)

いつものようにボディ2台と交換レンズ5本を持参し、レンズ3本はカメラリュックに入れて歩き始めましたが、

最後までレンズ交換する事が無く、ただ重い荷物を背負って歩いただけでした。

それでもこのシーンであのレンズがあればな〜と後悔したくないので、何時も重い交換レンズをリュックに入れ・・・

家内からは「荷物が重すぎるのよ・・・使わない物まで持ってくるから」と言われながら汗だくで歩きます。

それなら軽いミラーレスカメラのZ6Ⅱ、Z7Ⅱにシステム変更し、レンズも全て更新かな?と、それとなく言い返しますが・・・返答はありません(笑)

Z6Ⅱ、Z7ⅡとZマウントの大三元レンズ等を揃えるなんて、車が買えるような価格です。

年金生活で細々と生きている今では到底無理な話、当面は現状維持で我慢です。

でも今年の夏には73歳、これからのことを考えれば軽いボディ1台と、便利ズームで出かけられるのが一番かもしれません。

 

3月1日撮影の奈良県五條市の賀名生(あのう)梅林の風景を、今日から何回かに分けて紹介していきます。

 

 

 

北曽木の丘陵を麓から中腹までおおう梅林は、梅の数は約2万本。

一目千本、見返り千本、奥の千本など名所には、吉野山の桜になぞらえた名が付けられている。

甘い香りに包まれながら山をひと回りすると約3時間ほど。

赤や白の花が斜面を彩る光景は、早い春の訪れをしみじみと実感させてくれる。

 

 

賀名生梅林

賀名生(あのう)梅林は、丘陵を麓から中腹までおおいつくすように2万本の梅が咲き誇る県下有数の梅林として知られています。

2月下旬から3月下旬、さながら雲海のように梅の花がほころび、ほのかな香りが、山々を伝うように漂ってきます。 

700年前の南北朝時代に都を追われた公家たちによって賀名生の梅の花が歌に詠まれているところからも、

既にこの地の梅が香り高く咲き誇っていたことが分かります。

さらに明治10年頃から果実の収穫を目的として栽培され始め、大正12年東宮殿下の御成婚を記念して5千本の苗が植えられ、

その後大きく増殖されて、賀名生の梅林として知られるようになりました。

純白や淡い紅色の梅の花は早春の陽光を浴びて、爽やかで壮観な風景を展開させます。

南朝の悲しい史話を帯びて、雅やかな梅の花の色合いは、丹生川の支流に南朝のロマンを映しているようです。(五條市HPより)

 

 

 

 

 

 

 

 

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パンフレットのモデルコースは、次の写真の広い道路(コース案内の旗が立てられている)を歩くのですが、

往復で同じところを歩かないように、脇道の急な坂を登ります。

 

この道路は1昨年に来たときには災害復旧工事のため通行止めでした。最近工事が終了したようです。

 

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次回に続きます

 

撮影日 2021年3月1日

撮影地 賀名生(あのう)梅林(奈良県五條市西吉野町北曽木)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)