『自他共栄』

2008年08月15日 | Weblog
   ◎『平和の祭典』北京オリンピックが繰り広げられている中で…63回目の終戦記念日を迎えました。

  今…日中の戦争の爪痕が残る中国・南京で柔道場の整備計画が進められています。

  日本では山下泰裕さんが尽力されているとのことです。

  山下さんは、中国の五輪選手段を日本に招いて柔道指導もされていました。
  柔道を通して世界の平和を進めるといのが山下さんの信条でもあります。

  日本人初のIOC委員になったのは、講道館柔道の創始者、嘉納治五郎先生でした。

  嘉納治五郎先生の『自他共栄』との心を…私は先輩でもある山下泰裕さんに教えていただきました。

  柔道は格闘技であり、相手があって初めて成り立ち、その相手に対して敬意を払うために礼に始まり礼に終わる。

  相手の存在を最大限に認める姿勢こそ『平和の礎』です。

  今こそ…身近にある相互理解のための行動こそ大切にしなければならないと思います。