快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  電気料金が値上げされる程、戸建て住宅のある程度の割合は価値が高まると思う理由

2023-06-03 10:52:16 | エネルギー
 電気料金値上げになる所が多いようです。
 食料、資源価格の上昇で家計が苦しい所に電気料金値上げと言うのは影響が大きい、と言う見方は多いかと思いますが、実はある程度の庭が有る戸建て住宅ならばやりくり次第で殆どダメージを受けずに済むケースもあると思っています。
 まず庭やバルコニーなどが有って陽当たりが良ければ仮設式で運搬容易な太陽光発電システムを出来る人ならDIYで設置して対応すると言う手。
 ネット販売などで調べれば簡単に出て来ますが、200~500W程度のソーラー発電システムセットやキットなら製品にもよりますが、チャージコントローラ、インバーター、バッテリー込みで大体100Wあたり2万円、200Wで4万円前後で足りるものも有り、これだと2年~4年程度で元がとれると言うようにも出来ます(但し運用の工夫次第ですが)。
 それと戸建て住宅なら薪ストーブやカマドも使えるケースも有ります(地域や薪などが手に入りやすいとか条件にもよりますが)。
 更に庭が有れば水道料金節約には庭に貯水タンクを置いて雨水を貯め、トイレの水とかに使う事も可能で、ただ排水が浄化槽エリアなら問題ないのですが、排水が本下水エリアだと下水道料金の問題が絡んで来るので下水道事業者側と話し合いが必要になるのでしょうか。
 例えば排水が本下水の場合は水道使用量以外にその住宅に住む人数によっても下水道料金が決めるようになるのでしょうか。それは各地域毎で異なるかも知れません。
 と言うわけで電気料金の値上げがされる程、工夫次第で庭が有る程度の広さ以上の戸建て住宅の価値は高まる面が有り、電気料金値上げ分を相殺できるだけでなく自宅の資産価値が増えるケースも少なくないと考えています。
 

 
 

仕組みとアプローチ -  電気料金やガス料金高騰 対策は既に安くなった天然ガスの買取契約と為替予約

2023-02-03 12:27:42 | エネルギー
 このところの電気代、ガス代の高騰で家計が圧迫されているケースが多いのは今更言うまでも有りません。
 そのうちガス料金ですが国際商品相場のチャートを見ればわかる通り既に2018年~2020年の平均とほぼ同じで、更に2021年の平均よりもかなり安くなっています。
 また為替は現時点では1ドル128円~129円前後と言う所なので、仮に1ドル110円だった頃と比べれば、円建ても殆ど2021年の頃と同じ価格で輸入できるはずではないでしょうか?
 ここまで安くなると、「もっと安くなるかも知れないからもう少し様子を見よう」と考えるべきか? それとも「少なくとも今の価格なら2021年の平均値より安く天然ガスを輸入できるのでここで妥協して輸入の中長期契約や為替予約を入れるべき」と考えるべきか?となります。
 これについては個人的な見方に過ぎませんが、「今がチャンス、欲張らずに今の天然ガス価格で中長期契約と為替予約で最悪の事態を避けるのが落としどころ」と考えていますがどうでしょう。
 仮に天然ガス価格を今のようにある程度安く、そしてある程度の量を確保できた場合、暖房期や冷房機の電力需要ピーク時には電気への依存度をいくらかでも減らせます。
 夏はオール電化の世帯とかではカセットガスコンロをもし使える建物ならばですが、冷房の電力需要のピーク時にはいくらかでも電力不足回避策となります。
 また暖房期なら電気による暖房で電力不足となるリスクが高い日(普通なら年間合計で10日もないはず)だけ、カセットボンベ式のガスストーブやカセットガスコンロ(調理や湯沸かし用)を使うようにする、とかだと電力不足対策になるだけでなく、災害時にはこれらを活用できる事にもなります。
 こうした事に国や自治体が補助する制度を設けるだけでエネルギー事情や災害対策はいくらかでも改善できると思えますがどうでしょう。

仕組みとアプローチ -  海水温度の上昇でエアコンによる暖房は効率が悪くなるケースが多くなるはずと思う理由

2022-12-01 12:55:36 | エネルギー
 近年は地球温暖化傾向が話題になり、いくらかでも効率の良い暖房をと言うので冷凍サイクルを利用したエアコンによる暖房がよくアピールされてます。
 しかしこれにはトラップが有り、地球温暖化は海水温度の上昇の割合も大きいので、水蒸気も増えます。
 そうすると暖房期に空気中の絶対湿度も高くなったり、或いは雪が多くなり、エアコンの室外機の低温の部分に結露、凍結したり、雪が積もったりして室外機が空気中から熱を得るのを阻害するケースが増えます。
 対策としてエアコンにはデフロストと言ってその氷や雪を溶かして除去する機能が付いているものも有るのですが、それには融かす為にエアコンが余計に電気を消費します。
 なので海水温度の上昇に伴い、エアコンによる暖房はより非効率になるケースが増えて行きます。
 厳冬期には300W~800W程度のセラミックヒーターを床に置いた方が同じ電力量なら暖かいとかの事が有りますが、その原因がエアコンによる暖房の効率が室外機の雪や氷とそのデフロストで低下する時、と言う事もよく起こります。

仕組みとアプローチ -  暖房期に電力不足リスクが高まるなんて昔なら考えられなかった事

2022-12-01 12:39:10 | エネルギー
 この冬の暖房期に電力不足が懸念されるとかで節電が国から要請されました。
 昔なら家庭では暖房は石油ストーブや石油ファンヒーターなどが主流だったので特に冬に電力不足リスクは無かったのですが、最近はビルやマンションが昔より激増し、そしてこれらの建物で使える暖房機器がエアコンやセラミックヒーター、その他の電気機器を使ったものに限られるケースが多くなった、と言うだけでなく家庭までもでもがエアコン依存になっている割合が増えた、と言う事なのかと思えます。
 はっきり言って、石油ストーブや石油ファンヒーター、そしてできれば排ガスが室内に入らない石油クリーンヒーターが使えるような建物ならば、なるべくそれを使うようにした方が良いと考えています。                                                                                                                                                                                                                                        
 節電ポイントとかの補助制度で対応するのも良いのでしょうが、そもそも石油ストーブや石油ファンヒーター、そしてできれば排ガスが室内に入らない石油クリーンヒーターの利用に国や自治体が補助をして行くのが最も効果的なのではないでしょうか?

仕組みとアプローチ -  電力事業者がまさにウハウハなのは林業経営、と思う理由

2022-11-20 18:02:19 | エネルギー
 電力不足や二酸化炭素排出量削減なのですが、電力会社は結局は原発に依存度を高めようとしている感じが有ります。
 ですが別に原発に依存しなくても今は日本に莫大な杉などの放置林が有り、その根元とかの地面には莫大な枯葉枯枝などもあるわけで、それを肥料や燃料にするだけで肥料やエネルギーでかなりの国内自給ができる感は有ります。
 なので当分必要なのは「電力事業者による林業の経営、兼業」だと考えています。
 仮に法的などの規制で電力会社が林業に参入できないとしても子会社とか提携事業者(例えば林業組合)などとの連携で薪燃料、木質ペレットなどによる火力発電と、それで生じた灰でサツマイモの栽培とかで十分に国富の獲得に貢献する事業ができるはずです。
 これを推進すれば食料自給も高まり、まさに電力事業者はウハウハですね。
 これらの燃料は仮に樹木を伐採してもまた二酸化炭素を吸収しながら草木が成長するようなペースなら別に温室効果ガス排出とはなりませんね。
 何せ日本には日射も雨量も豊富なんで。
 緯度の高いエリアの欧州とか雨量の少ない世界の多くのエリアとは違います。