快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  サッカーでは同じ勝ちパターンがそう続くとは考えない方が良い

2022-12-04 23:28:41 | スポーツ
 サッカーw杯カタール大会では日本がドイツやスペインに先制点を許しながらもその後に逆転して勝つ事ができたわけですが、いずれも劣勢の負けムードに飲まれない堂安選手が試合の流れを変えた(監督もそう言う性格の選手を途中出場させた)、と言うのと、浅野選手のスピード、そして三苫選手の絶妙のキック力などが勝利の大きな要因になった面は有るかと思えます。
 ただですね、この勝ちパターンが今度の対クロアチア戦でも通用するか?と言うと、そう甘くはない、と考えるのが普通ではないでしょうか。
 クロアチア側は当然、この3選手やうまくパスを回した他の選手をこれまで以上にマークして来るはずですから、これまで通りのプレーはさせてもらえない、と考えた方が良いと思うのですがどうでしょう。
 そこで当然、パターンを変えて行くしかないと言う事になるのですが、ではどのような手段が最も効果的なのか?
 私は専門家ではないので正確な事はわかりません。
 ただ素人考え程度で良いと言うのなら次のように考えています。
 「試合開始後から守り重視に徹して決して先制点を取られないようにし、稀にクロアチアがパスミスやドリブルミスなどのミスで日本にカウンターのチャンスが発生したら、ゴールできなくて元々と言うつもりでスピードの有る選手1~3名程度で攻めてみる。他の7~9名の選手はGK近くの守りの場から決して離れない。これを繰り返す。」と言うところでしょうか。
 クロアチアがそう簡単にチャンスを作ってくれるとは思えませんが、仮に得点できなくても、引き分けになればPK戦に望みをつなぐ事もできるわけです。
 もしかしたらクロアチア側も同じような事を考えているかも知れませんが、実際にはどうなのでしょうか。

仕組みとアプローチ -  クロアチアのダリッチ監督が仮に日本の監督だったら今回のサッカーW杯1次リーグをどう戦ったか

2022-12-04 14:35:15 | スポーツ
 発想を少し変えて「仮にクロアチアの監督が日本の監督だったら今回のサッカーW杯1次リーグをどう戦ったか?」を考えてみたいと思います。
 個人的にはと言う程度ですが次のように戦ったと思います。
 第1戦のドイツとはまず0-0の引き分け狙いで行く。勝たなくても良いからドイツに先制点は絶対に取らせないような体制にする。
 そして目論見通りに引き分けに持ち込めたら第2戦の対コスタリカ戦ではリスクを取ったが故に失点してでも徹底して勝ちに行き、1勝を取りに行く。
 そして第3戦の対スペイン戦も対ドイツ戦と同様に0-0の引き分け狙いに賭ける。
 そうすれば勝ち点5となり、1次リーグは必ず突破できます。
 実はクロアチアはこの手法を使って1次リーグを突破した可能性が高いと思っています。
 第1戦のモロッコとはまず0-0の引き分け。
 第2戦の対カナダ戦ではリスクを取ってでも徹底して勝ちに行く。結果として実際にクロアチアは1失点は有ったものの4点を取ってカナダに勝って1勝。
 そして最後の強豪ベルギーにも引き分け狙いで実際に結果はその通りでした。
 2022年8月25日に発表のFIFA世界ランキングでは、「2位がベルギー ポイント1816.71、12位がクロアチア  1645.64、22位がモロッコ 1563.541、41位がカナダ 1475」 と言うわけでして、まあ必ずしも選手の特性とか相性とかがあるのでFIFA世界ランキングだけでは全容がわかるとは限らないのですが、やはりランキングに差が有るカナダ狙いで1点集中し、ベルギーとモロッコには勝たないが負けない、つまり引き分け狙いと言うロジックで臨む判断だったのではないでしょうか。
 一方の日本なんですが、クロアチアのダリッチ監督が仮に日本の監督だったら実行していたであろう方針とその結果とはまるで異なる結果で決勝トーナメント進出となりました。
 日本はクロアチア方式で引き分け狙いでPK戦に持ち込むのか、それともクロアチアの守りの弱点でも仮に把握していて攻めて行くのか?
 森保監督はどういうプランを練っているのでしょう。
 ABEMAでネット視聴できる点も有り試合がとても楽しみです。 

仕組みとアプローチ -  消耗戦の観点から見たサッカーW杯 対クロアチア戦

2022-12-04 11:26:53 | スポーツ
 サッカーW杯カタール大会の決勝トーナメントですが、日本と対戦するクロアチアについて油断できない点更にが有り、それは「クロアチアがあまり体力を消耗していないのではないか?或いは消耗した時が有ったとしても最後が0-0で引き分けだった点から見て、この試合が引き分け狙いの守りシフトで体力がかなり回復しているのではないか?」と言う点です。
 日本はと言うと、対コスタリカ戦は先制点を取られて巻き返しを図って走り込んだりして攻めたもののそのまま負け、対ドイツ戦や対スペイン戦では先制点をとられてその後に逆転で競り勝って来たでクロアチアと異なる点はここです。
 例えばブラジルは対カメルーン戦でFWガブリエルジェズスとDFアレックステレスが負傷により、決勝トーナメント1回戦以降の試合に出場できなくなったと発表しています。
 体力だけでなく、選手のケガとかもまたサッカーに消耗戦の面が有るのは確か。
 クロアチアは温存している体力とケガ人無しと言う点でどういう攻撃プランを考えているのでしょうか。
 或いはクロアチアが引き分け狙いにしてPK戦で勝つ事に賭けるプランも考えているのでしょうか。
 クロアチアの選手はPKに強いのか?過去のPKではどういう手法を採ったのか?などについても、一応調査分析しておく必要が有るかも知れません。

仕組みとアプローチ -  今回のサッカーW杯 日本と対戦するクロアチアを甘く見てはいけないと思う理由

2022-12-04 07:45:01 | スポーツ
 決勝リーグに進出できた日本はクロアチアと対戦します。
 日本はドイツ、スペインに勝てたのだからそう悲観する事はない、と言う意見も多いようですが、甘くみてると危険だと思っています。
 何故かと言うとクロアチアは今回のサッカーW杯でまだたった1点しか失っていないのと、ベルギーを相手に引き分けているからです。
 おそらく守りがかなり固いのではないでしょうか?
 なので先制点を日本が仮に取られてしまった場合には守りが固いクロアチアが更に守り重視に力を配分して逃げ切る体制を固めると思えます。
 つまり1次リーグの戦い方から変更しないといけないのと、仮に日本が先制点を取る事ができた場合には、その後に守りに徹して点を取られないような戦い方にして行くしかないと思えます。
 決勝トーナメントには引分けがなく、延長やPK戦で勝ち負けを決めます。
 またリーグ戦とは違い、得失点差なんてその後の試合には関係ありません。
 日本がどうしても得点しにくいようなら無理をせず守りに徹して引き分けに持ち込み、PK戦にかける、と言うのも一つの手かと思いますが、果たして日本チームはどう戦うでしょう。
 

仕組みとアプローチ -  サッカーW杯 日本チームの紙一重の勝利で助かったのは日本だけでなくスペインも同様

2022-12-03 17:26:07 | スポーツ
 以前からスペインが日本に負ければ2位で決勝進出できるのでブラジルと対戦しなくて済むので、スペインはワザと負けるだろう、と言う説が一部に有ったのですが、それはつまりドイツを決勝リーグに行かせない事になるわけです。
 なのでこの作戦をスペインが実行するとドイツファンからの反感が増すわけですが、実際に起きた事はほぼ引き分け(つまり結果としてコスタリカに2点差で勝ったドイツが決勝リーグ進出)だったはずが、三苫選手の紙一重のキックで日本が勝ち越し。
 つまりこれはスペインがワザと負けたと言う理論にはどう考えても辿り着かないわけで、なのでドイツが決勝トーナメントに進出できなくなったのはスペインの「ワザと負ける作戦のせい」とはならない事になり、結果としてスペインは疑惑を持たれずに済み、かつブラジルと対戦しなくて済むと言う最も好都合な結果となりました。
 日本が紙一重のキックでスペインに勝ったのは日本だけでなくスペインにも良き結果をもたらしました。