快気分析

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仕組みとアプローチ -  紙一重はもう一つあったと思うサッカーW杯カタール大会

2022-12-02 22:18:57 | スポーツ
 サッカーW杯カタール大会は日本がスペインに僅差で勝って何とか決勝リーグ進出となりました。
 試合の流れは先日の当ブログで予想していたものと結果は大体似ていますが、その中間の過程ではかなり異なったものとなりました。
 、日本が何でスペインに先制点を許す程の甘い守りになったのか?については疑問ですが、今となっては結果オーライです。
 日本が決勝トーナメント進出できたのは紙一重の連続だった、と思えてなりません。
 理由は次の通り。
 コスタリカに対してドイツが先制点を取ったのが前半10分。
 一方で日本がスペインに先制点を取られたのが前半11分。
 これが何を示しているかというと、つまりこういう事です。
 仮にこれらの発生時刻が前後逆だったらどうなるか、と言うとコスタリカの作戦がまるで違って来たはずで、日本が仮に前半10分に先制点を取られたとしたらその事を知ったコスタリカは極端に守り重視の選手配分して引き分け狙いにしたはずです。
 何故かって、コスタリカが引き分け狙いの守り重視にシフトすればドイツに先制点を取られなかった可能性が高く、仮にコスタリカがドイツと引き分けだった場合で、かつ日本がスペインに負ければコスタリカが決勝リーグに進めたからです。
 日本がスペインに勝てたのが紙一重の状況だったのは既に話題になっていますが、実は紙一重はこれだけでない。
 スペインが日本から先制点を取るより約1分だけ早くドイツが先制点をコスタリカから奪ってしまった点も有ると思っています。
 まさに紙一重の連続でした。

追記

 先程この記事を書いて投稿したのですが、少し事象把握が不十分でした。
 もう少し考えると仮に日本がスペインと引き分けになった場合で、かつコスタリカがドイツと引き分けになった場合には得失点差でやはり日本が決勝トーナメント進出。なのでコスタリカはもう勝ちに行くしか選択肢が無かったわけですが仮に日本が負ければコスタリカが引き分け狙いで実際に引き分けたらコスタリカが決勝トーナメント進出できます。
 スペインは先制点を取った後、守りに作戦変更して逃げ切って日本に勝てばコスタリカを決勝トーナメントに進出させる事ができたかも知れませんが、その代わりにスペインが1位となってブラジルと戦わねばならなくなります。
 仮に日本が引き分けでドイツが2点差でコスタリカに勝てば(実際にそうなった)得失点差でドイツが決勝トーナメント進出。この場合もやはりスペインが1位となってブラジルと戦わねばならなくなります。
 例え1点差でも日本がスペインに勝ったのはやはり大きかったですね。
 
 
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仕組みとアプローチ -  サッカーW杯カタール大会 対スペイン戦で日本は今日のオーストラリア勝利を参考にすべき

2022-12-01 08:15:40 | スポーツ
 オーストラリアが今日の試合でデンマークに勝ちました。
 オーストラリアが守りを固めた位置配分になっていたのでデンマークが守りを手薄にしていたところへ、オーストラリア側にボールが来たのをドリブルで一気に攻めてゴール。
 日本はこのケースを参考にすべきかと思えます。
 具体的には試合開始後の引き分け狙いの期間は攻めはスピードのある選手が1人かせいぜい3人。他の7人~9人はバックに回って守りを固めます。中間は殆どいりません。
 仮に相手のパスミスとかでボールが来たらダメ元で少人数でスピードを頼りに得点を目指し、ボールを奪われたらまた急いで守りに入る、と言う仕組み。
 日本が引き分け狙いでスタートするとコスタリカは仮にドイツと引き分けになっても得失点差で1次リーグ突破はできなくなり、引き分け狙いから炙り出されるようにドイツに勝つしかなくなり、攻めの選手配分を高くする事になるわけで場合によっては守りが手薄になるかも知れません。
 ドイツは1勝もできずに1次リーグ敗退と言う屈辱は何としても避けたいので、必ず攻め重視で来るわけですが、ただ2点差でコスタリカに勝ってしまえば決勝リーグに進める事になり、日本は脱落します。
 ドイツが先制点を取ればコスタリカはもうどれだけ点を取られても同じなので、捨て身で攻めに転じるはずで、そこでどういう展開になるか、と言うのが注目点になるかと思います。
 ドイツの勢いが強く、追加点を取りそうなら日本は引き分け狙いのスタイルを変更して攻めスタイルに転じないといけなくなります。
 いずれにしても日本はスピードで攻める選手とディフェンス力が有る選手の2極化を顕著にする必要が有るかと思えますがどうでしょう。
 

仕組みとアプローチ -  サッカーW杯カタール大会 日本はスペイン戦にどんなプランで臨むのだろうか

2022-12-01 00:09:25 | スポーツ
 サッカーW杯カタール大会。日本は明日の朝4時からスペイン戦となります。
 同時刻にドイツvsコスタリカも試合開始となるわけですが、各チームがどう戦略を練っているのか?について諸説有るようです。
 ネットで散見される見方の一つとして「スペインは1位通過してしまうとブラジルと戦わないといけなくなるのでそれを避ける為に1点差で日本に勝たせるのでは」と言うものが有りました。
 確かにそれは考えられなくもありませんが「それは無い」と否定している意見も有るようです。
 仮にですがコスタリカがドイツに勝つと、日本とスペインが1勝、1敗、1引き分けとなるのですが得失点差でスペインは2位で準々決勝へ進めてブラジルと対戦しなくて良くなるようです。
 一方でドイツは現時点で1勝もしていない以上、引き分けなどを目指しても意味がないので当然勝ちに来るわけで、しかも2点差以上でコスタリカに勝てば得失点差で日本を押さえ、スペインに次いで2位となり準々決勝リーグ進出となります。
 コスタリカはスペインに7-0で負けたので引き分けなど狙っても(仮に日本がスペインと引き分けになったらですが)得失点差で準々決勝リーグには行けません。なのでやはり勝ちに行くしかなくなります。
 では日本はどうすれば良いか?となるのですが、まず試合開始直後は引き分け狙いのスタイルで守りに力を十分に配分し決して得点を取られない体制にして様子を見る、そしてコスタリカがそれを知って攻めるしか無くなるはずで、その後にコスタリカがドイツから先制点を奪えば日本は攻めに転じてでもスペインに勝ちに行くしかなくなります。
 コスタリカがドイツに勝った場合、日本は引き分けでは準々決勝にはいけなくなるからです。
 そして仮に攻めの配分を多くしたコスタリカが守りに手薄になり、そこを突いてドイツが先制点を奪ったらどうすれば良いか?となるのですが、1点差までなら日本はスペインに引き分け狙いで防御を固めておけば、ドイツがコスタリカに1点差で勝ったとしても日本はドイツと同じ得失点差になるのですが、日本はドイツに勝っているので日本が準決勝リーグに進出となります。
 では仮にドイツがコスタリカに2点以上差をつけたらどうするか?これは当然、得失点差でスペインとドイツが準決勝リーグ進出となり日本は進出できなくなります。なのでスペインに勝ちに行くしかなくなります。
 試合はいつどれだけ点が入るかわからないので判断が難しい面は有るのですが、日本vsドイツ戦のドイツでも、日本vsコスタリカ戦の日本でも攻めの体制を維持しようとして守りが手薄になった所で点を取られてしまって勝敗が決まってしまった面は大きいと思うので、仮に攻めなど捨てて守りだけに徹していれば(試合は面白くないかも知れませんが)このような結果にはならなかったはずではないかと考えています。
 つまり日本とスペインはドイツとコスタリカの試合に於ける得点状況や勢い、各選手の調子などの情報を即刻入手して「引き分け狙いか、攻めるしかないか」の判断になって行くのではないでしょうか。
 例えばですが、試合開始直後は日本が引き分け狙いの守り体制にしておくと、それを知ったコスタリカはドイツと引き分けではダメなので攻めるしかなくなり、守りが手薄になった所をドイツに先制される可能性が高くなるか、或いはコスタリカが先制点を奪う事だって有り得る事になります。
 仮にドイツが先制点を奪ったもののその後に攻めあぐねて追加得点できそうもなければ日本はあまり無理に攻めはしないで守りに徹し、ドイツが更に得点して2点差になってしまったら日本も強豪スペインを攻めて勝ちに行くしかなくなる、と言う流れを予想してますがどうでしょう。
 それとも私の予想とは反対に最初から攻め重視で行くのでしょうか?
 監督はどのようなプランを考えているのでしょう。
 実際の試合がどうなるのか楽しみですね。