快気分析

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仕組みとアプローチ -   北半球の中緯度以北で発生したMw6以上の地震 今年に入ってから環太平洋側は日本だけ

2019-03-04 21:44:31 | 地震 津波
 先月17日の記事、サブタイトル「北半球の中緯度以北で続いていたMw6以上の地震空白期は既に終了」で書いた通り、この時には大西洋側での発生となりました。
 では今年に入ってから北半球の中緯度以北でどうなっているのかを改めて見てみると、EMSCでは次の通りです。

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2019-03-02 03:22:52.0 41.93 N 146.99 E 10 6.0 OFF COAST OF HOKKAIDO, JAPAN
(中略)
2019-02-14 19:57:06.3 35.41 N 36.28 W 10 6.1 NORTHERN MID-ATLANTIC RIDGE
(中略)
2019-01-08 12:39:29.8 30.58 N 131.08 E 25 6.3 KYUSHU, JAPAN

引用終了

 と言うわけで環太平洋側では日本エリアが2件中2件を占めました。
 カムチャッカやその周辺エリアは今年に入ってMw6以上の地震は発生しておらず、火山噴火の方は活発なようです。
 カムチャッカエリアは既に突っかえ棒が外れたのに近い状態なのでしょうか。
 仮にそうだとすればの話ですが、その南の隣接エリアかそれ以南に今度は力がかかって来る事になりますが果たして実際はどうなっているのでしょう。
 以前から何度も書いている通りでMw7以上の地震空白期間が既に2年10ヶ月を超えているあのエリア、つまりカムチャッカを含まないこのあたりより南、グアム、台湾を含むこのエリアから北の環太平洋西側については今後どうなるのか、今後更に注目すべきかと考えています。