快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -   今回の年間最大満月の少し後の3月1日、やはりペルーエリアでMw7以上の地震発生

2019-03-03 19:03:30 | 地震 津波
 先月23日の記事、サブタイトル「今度はペルーとエクアドルの国境で大規模地震発生」で書いた「 2017年の11月19日を最後に地球上で暫く無かったMw7以上の地震が2018年1月2日の年間最大満月(これは殆んどの方がスーパームーンとしています)から少し経ってホンジュラス周辺で発生しています。そしてその後にはペルー周辺でも発生。
 何か今回とやや似ているパターンですね。」 と書いたらこれに準じるパターンでまたペルー近辺で大きな地震が発生しました。
 UTCで3月1日以降、Mw5以上の地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2019-03-02 20:21:52.0 33.68 S 72.53 W 10 5.5 OFFSHORE VALPARAISO, CHILE
2019-03-02 19:46:19.9 18.58 N 120.48 E 10 5.6 LUZON, PHILIPPINES
2019-03-02 15:51:53.1 30.84 N 142.10 E 10 5.3 IZU ISLANDS, JAPAN REGION
2019-03-02 06:00:07.2 46.44 N 27.38 W 10 5.1 NORTHERN MID-ATLANTIC RIDGE
2019-03-02 03:22:52.0 41.93 N 146.99 E 10 6.0 OFF COAST OF HOKKAIDO, JAPAN
2019-03-02 02:17:20.8 6.94 S 155.73 E 50 5.5 BOUGAINVILLE REGION, P.N.G.
2019-03-01 22:43:27.4 30.57 S 71.63 W 31 5.0 COQUIMBO, CHILE
2019-03-01 08:50:44.2 14.80 S 70.09 W 286 7.0 SOUTHERN PERU
2019-03-01 01:02:12.0 53.35 S 159.73 E 10 5.8 MACQUARIE ISLAND REGION
2019-03-01 01:00:42.9 5.08 N 125.41 E 200 5.2 MINDANAO, PHILIPPINES
2019-03-01 00:13:28.4 28.32 S 63.29 W 579 5.5 SANTIAGO DEL ESTERO, ARGENTINA

引用終了

 と言うわけで今月1日にペルー南部でMw7.0の地震が発生となりました。
 年間最大満月による地球のたわみが要因となっていた可能性は想定できなくも有りません。
 それで日本エリアでどうなのかと言うと、釧路沖の地震が去年の年間最大満月(2018年1月2日)の後、
                    Mj  最大震度
 2018年1月16日 18時49分ごろ 釧路沖 4.0 2
 2017年8月9日 19時31分ごろ 釧路沖 3.4 1

と言うように暫くの空白期を経て発生したのとやや似たパターンで今回の年間最大満月の後、
                    Mj  最大震度
 2019年3月3日 10時33分ごろ 釧路沖 3.8 1
 2018年12月27日 16時42分ごろ 釧路沖 3.4 1

と言うように前回よりやや短めの空白期間ではありますがこの期間を経て多少目立つ地震となりました。

 では今後、2018年と同様な大地震が年間最大満月(2018年は1月2日、2019年は2月20日)の後に同パターンで発生するのか?・・・・・それは判りません。
 地球規模で言えばプレートや地殻の歪(ストレス)が似たパターンで発生する可能性は多少有る可能性が想定できるのかも知れませんが、「突っかえ棒の交代理論」の観点から見れば、ローカルレベルでは既にストレスが解消されたエリアも有ったりして今度はその近辺や隣接、或いはやや離れたエリアにストレスがかかるケースも有るわけで、今年が同じかそれに近いパターンになるのかどうか、と言うのは判りません。
 以前から何度も書いている「あのエリアについてのMw7以上の地震空白期」は2016年4月の熊本地震を最後に既に2年10ヶ月以上も続いています。