快気分析

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仕組みとアプローチ -  国産米の消費が伸びてない原因 もう一つは電気、ガス料金値上げ

2023-05-13 23:04:58 | 国富の獲得か流出か
 国産米の消費が伸びてない理由について思った事ですが、もう一つ有ります。
 それは昨今の電気、ガス料金の値上げです。
 主食と言えば米かパスタ、麺類、かパンと言う所でしょうが、米とパスタ、麺類は調理する時にかなりのエネルギーを使います。
 例えば1人あたり一食分のパスタを加熱してスープも作ると、大体600wが7分くらいは電力消費します。
 更に肉や魚などで加熱が必要なものは600Wで3分と仮定すると、大体一人あたり1食分で600wで10分、100Wh、つまり0.1kwhの電力を消費し、それが3食だと0.3kwh、1カ月30日だと9kwh程の電力消費となります。
 食材価格以外にこれだけ使うのは結構無視できないですね。
 それだったら加熱しなくても良いパンを食べれば少なくともこれに必要な電気使用量は7割カットできる、つまり1カ月あたり6.3kwhの節約ができるわけです。
 既に価格上昇した電力料金ですが、今後さらに値上げされるとなると、やはりパンで済まそうとする人は少なくないのではないでしょうか。
 そのパンですが、米粉のパンと言うのは有るものの、価格が結構高いんです。
 なので国産米を原料にしたパンを小麦粉によるパンと同等の価格で普及できるように生産、流通システムの変更、補助、規模のメリット等で実現できないものでしょうか。
 そうしないと電気料金、ガス料金などの値上げで更に国産米の消費が伸びない、或いは減る可能性が心配されると言う事は十分に考えられると思っています。

仕組みとアプローチ -  国産米の消費が伸びてない原因の一つはパンデミック対策の食糧備蓄

2023-05-13 22:21:22 | 国富の獲得か流出か
 去年程でないにしても世界的な食糧価格上昇と円安で輸入小麦などの食糧価格が上昇しています。
 一方で国産米は殆ど値上げは無く、安いまま。
 なのに消費がどうもあまり増えてないどころか米離れは進んでいる、と言う事のようです。
 その原因については多々あるのかも知れませんが、実は私自身も本当はもっと国産米を食べたいのにもかかわらず、泣く泣く輸入パスタを多く食べてます。
 何でそうなってしまったのか?と言うと2~3年前に新型コロナウィルス感染拡大によって「もしかしてスーパーなどで買い物もできなくなるかも、或いは流通産業の就労者が感染拡大で仕事ができなくなるケースが増えるのではないか?」と言う不安で、食材をある程度備蓄する為に買い貯めし、そしてもし備蓄するなら自ずと保存期間が長いパスタにする、と言う事になったからです。
 そう言う状況で2~3年前に買った輸入パスタがそろそろ次々と賞味期限になって来て早く使わないといけなくなり、今はそれを結構な割合で食べているわけです。
 精米した国産米が仮に2~3年の保存期間であれば、もっと多くの国産米を買って今頃はそれらをかなり食べていたのでしょうが、何しろお米は保存期間が短いか、或いは冬眠米とかだと割高となったりします。
 なので円安対策、食糧安保推進、国内産業支援、国富の流出防止など様々な観点で、国産米を長期保存してもより安価にできるような体制と補助政策が必要かと思えます。
 例えば米粉を使ったパスタだって保存期間は小麦を使ったパスタ並みなのかどうか? もしそうなら国や自治体がこうした米粉パスタを安価に供給できるシステムを構築して行くべきかと考えていますがどうでしょう。