快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  建築用などの作業用保護帽は自転車用ヘルメットの安全基準に適用できるのか?

2023-04-02 13:47:25 | 道路と交通
 自転車ヘルメットについては更に課題が有り、それは「お荷物になる」と言う点です。
 自転車に乗っていない時には手提げ袋やリュックなどに入れて持ち運ぶのは仕方ないとして、例えば建築や土木関連作業の為に自転車で通勤や移動するのに自転車ヘルメットを装着した上に、労働安全衛生法規格検定に合格した保護帽を持ち歩かねばならないのでしょうか?
 もしかしてこれらの作業用保護帽なら自転車ヘルメットの安全基準をクリアできるレベルなのではないか?とも思えますがどうでしょう。
 このあたりは「管轄する官庁が違うのでダメなものはダメ」とするのか、それとも「タテ割り行政の最たるものなので融通は効かせられるはず」となるのか?
 或いは例え仮に監督官庁が許可してもその機能の僅かな違いにより、保険会社の方がダメとするのかどうか、などの観点が考えられます。
 このテーマについての論議は今後どのように展開して行くのでしょう。

仕組みとアプローチ -  自転車ヘルメットの安全基準について

2023-04-02 10:02:38 | 道路と交通
 前回記事の続きです。
 自転車ヘルメット努力義務についての課題についてはやはり気になる点が有るので記事にしておきます。
 それはこのヘルメット装着についての安全基準、規格です。
 簡単に調べられた範囲ですが次の安全基準が有るようです。

 SGマーク:一般財団法人製品安全協会が安全基準に適合していることを認証。
 JCF公認/推奨マーク:公益財団法人日本自転車競技連盟が安全基準に適合していることを認証。
 CEマーク:欧州連合の欧州委員会が安全基準に適合していることを認証。
 GSマーク:ドイツ製品安全法が定める安全基準に適合していることを認証。
 CPSCマーク:米国消費者製品安全委員会が安全基準に適合していることを認証。

 はたしてこれらのいずれかに合格していれば良いとなるのでしょうか?
 これらのどれかがクリアされてれば警察などの行政でOKであるのか? 更に例えば自転車に関連する交通事故の裁判で司法がどう判断するのか? 或いは保険会社がどれならどの程度の保険適用をするのか?など、更に詳細について明確化されていると良いかも知れません。
 このあたりが明確化されていればどのヘルメットを選択すれば良いのかも更にわかって来ると思うのですが。

仕組みとアプローチ -  自転車ヘルメット努力義務化の効果

2023-04-02 08:11:52 | 道路と交通
 前回記事の続きです。
 自転車ヘルメット努力義務化の目的は負傷、死亡のリスクを低くする、と言う事なのでしょうが、これ以外にも効果が有ると思った経験が有ります。
 それは「夜間の無灯火走行」や「危険な速度での自転車走行」をかなり防止できるかも知れないと言う事です。
 自転車の無謀な運転で事故になるケースはかなり前から問題になっていたにも関わらず、夜間に無灯火で走行する自転車や歩道などを危険な速度で走る自転車がこれまでは稀に見受けられました。
 「あれだけ自転車の悪走行が問題視されているニュースなどが多いのに、よくもまあ堂々とあんな危険走行をやるなあ」と思ったのが今でも記憶にあります。
 自転車ヘルメット努力義務化が施行されると、まずやはり安全意識が高まるのと、ヘルメットを装着していないだけでやや目立つ事、危険走行をしていると捕まる可能性が従来より更に高まる事などにより、危険な走行をする確率が少なくなると言う期待が持てるかと思えます。
 とは言うものの実は自転車ヘルメットに関しては課題がまだ残っていると思っているのですが、これは気が向けばブログ記事にするかも知れません。

仕組みとアプローチ -  今日から自転車のヘルメットが努力義務化

2023-04-01 12:38:41 | 道路と交通
 今日から自転車のヘルメットが努力義務化となります。
 「努力義務」とは「着用に努める」ものに過ぎず、罰則な無いとの事です。
 ですが見落としていけないのは、いざ事故になった場合に果たして保険が支払われるのかどうか?と言う点であり、このあたりを保険会社はどう見ているのか?と言うのがポイントかも知れません。
 例えば自転車で自分で転んだだけであってもヘルメットをしていなかった場合にはケガの医療保険が支払われないのかどうか、とか、或いは自転車に乗っていて自動車事故で被害に遭った時にヘルメットをしているのとしていないのとでは果たしてどう違うのか、などです。
 現時点で未だ判例が無いわけで、今後の推移を見守る必要が有るとは思います。
 ただ少なくとも「備えあれば憂いなし」と言う点でも自転車用ヘルメット着用はしておくべきでしょう。