ケンのブログ

日々の雑感や日記

お盆

2018年08月13日 | 日記
お盆だなと思う。
ちょっと役場に用事があって
お盆だからどうだろうと思って電話したら
役場のかたは出てくださった。
交換です、といってお出になったので用件を言ったら
担当に繋ぎますといって繋いでくださった。
ところがその担当のかたはどうも質問に対する受け答えが
しどろもどろの感じで自信がなさそうにしておられる。
よく聞くと本来の担当の隣の部署の人らしい。
詳しいことは担当が戻ったらお電話しますとおっしゃるので
僕もこれから出掛ける所なんです、手続きの仕方は
役場へ直接いってお尋ねしますので
何を持っていっていいかだけ教えてください。
と僕が言うと
私が分かる範囲ではこれこれですがもし不備があった場合にはと
おっしゃるので
不備があった場合には僕の自己責任ということで役場に行きますと言った。
本当に業務の複雑化というか専門化というか
自分の担当のことでないと民間も公も答えられない
世の中になっているような気がする。
最近レントゲンか何だかのガンの映像を見逃していたという
話題でも結局おのおのの医師が自分の専門の分野にだけ
気をとられて他のことを見落としていたのが
一因とか報じられていたように記憶している。
本当に複雑な世の中になったなと思う。
実際に役場へいくと案ずるよりなんとやらで
てきぱきと事がすすんだ。
ただ、担当の方がまだ大学を出たばかりのような
とても若手の人だった。
お盆は役場もかわりばんつで休むんですかと言ったら
そうなんですよばたばたしててすみませんとおっしゃった。
朝電話したときそんな感じだと思いましたと僕は言った。
ありがとうございます、といって役場をあとにした。
吉野家に入るとやはりいつもとはクルーのメンバーがちょっと違う。
こんな日に働く人は大変と思う。
もう僕が電車に乗ったりした感覚では8月9日くらいから
お盆という感じなのでいったいいつがお盆なのだろうと思って
Googleでお盆といれると検索のトップに
8月13日から16日と出てくる。
まあ、標準的な答えはそういうことなのかなと思う。
それで調べてみると郡上躍りの徹夜躍りが確かに
僕が調べたサイトでは今日から8月16日までとなっている。
そして京都五山の送り火が8月16日、丁度つじつまが合う。
岐阜と京都で情報を合わせるとこんなところでつじつまが
合うのがなんかいいなと思う。
いつか、京都の方が大文字焼きと言うのは
あまりほめられた言い方ではありません
五山の送り火と呼んでくださいとおっしゃった。
そういえば大文字焼きってなんだか卵焼きみたいな言い方で
送り火と言った方が風情があるなと思う。
数年前、送り火の日に雨で送り火の火が消えそうになって
それでもなんとか無事に終わったことがあった。
伝統の継承って大変なことなんだなと思う。
今年は16日はどんなお天気になるだろうか。
最近、中村元さんがお訳しになった
ぶっだの言葉にぱらぱらと目を通しているけれど
おろかなものを道連れとするならむしろ一人できっぱりと行け
というようなことが書いてある。
また無一物であれと言うようなことも。
そういう言葉を読んで理想はそういうところにあるんだろうな
と思いつつも
一人では生きていけないのもまた事実で
やはりそこには金光さんのようにおかげさんという考えも
大切だなと思う。
イエスが悪人に手向かうな右の頬を打たれたら左の頬も出せ
というようなことを言っているけれど
金光さんも人から小便をかけられたら温い湯が降ってきたと
思えばいいと言うようなことを言っておられる。
そんなところがイエスと金光さんはにているなと思う。
僕自身もだんだんにおかげさんということに
なっていければいいなと願っている。