ケンのブログ

日々の雑感や日記

台風が来ている様子だ

2018年08月23日 | 日記
ネットのニュースを見ると台風が来ている様子だ。
正午の天気図を見ると紀伊半島と四国の南に
台風20号が位置している。
かなり接近しているように見える。
具体的に何キロというのはちょっとわからないけれど、、、。
しかし、そのわりにと言うべきかけっこう暑い。
蒸し暑い感じがする。
風はまだほとんど出ていないけれど
なんだかちょっと不気味と言えば不気味。
関西は台風の被害はそんなにでないことが多いので
大丈夫とは思うけれど。
いつか関西は高い山がないし
淡路島や紀伊半島、四国の奥にあるので
比較的台風の被害を受けにくいとどなたかが言っていたことがある。
それに、ここはなんと言ってもいにしえの都が
あった地域だし、、、。
隣の町の青少年センターに土足禁止の
絨毯敷きの場所がある。
そこで3才くらいの女の子三人と
男の子1人がおままごとをしている。
「サーモン6つと卵づくし」という女の子の声がする。
そうかおままごとも回転寿司のイミテーションになるのか
と時代を感じつつも
おままごとという世界のなかで遊ぶことのできる
子供の想像力は時代が違っても変わらないなと思う。
しばらくして「400円」という声が聞こえる。
サーモン一皿2かんで合計6つあれば3皿で300円
それにたまごづくし一皿100円をプラスすれば
合計400円で一皿100円で計算すると
サーモン6つとたまごづくしという女の子の言葉と
計算上まったく整合性がとれることに気づく。
子供ってすごいなと思う。
そんなことを考えていると源氏物語の
若紫の下りが心に浮かぶ。
こんなくだりだ。
雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠のうちに籠めたりつるものを。

現代語に訳すと
雀の子を犬君が逃がしてしまった。
せっかく伏籠のなかにいれておいたのに、、、。

若紫のストレートな言葉遣いに思いを馳せるとき。
そしてそのイメージを回転寿司を思い起こしてままごとをしている
幼い子供に重ねるとき、
子供の言語表現の率直さは平安時代の昔も
そして今も変わらないなと思う。