ケンのブログ

日々の雑感や日記

世の中はかげろうのごとしと見よ

2018年08月04日 | 日記
久しぶりに中村元先生のお訳しになった
ブッダの言葉をパラパラとみていた
こんな言葉がある
世の中はうたかたのごとしと見よ
世の中はかげろうのごとしと見よ
世の中をこのように観する人は
死王もかれを見ることがない。

ブッダの教えって結局般若心経に書いてある通り
一切空、ということなのだろうけれど
そのような言葉をよんでいても
なんだかとらえどころがないようで
ああ、そんなもんかと思う程度ですんでしまうことが多い。
具体的にかげろうのごとし
うたかたのごとしとかいてあると
まあ、この人生はどこまでが現実がわからない
夢のようなものだというイメージでとらえればいいのかな
と思うことができるので
やはり中村元先生の訳された言葉というのは
ありがたいものだなとしみじみと思う。

これもまた天照月日之宮さまの数え歌に
ひさしぶりに目を通していたら
四 よけいなことは思うまい
みんな神仏こぞんじや
と書いてある。

これを読んでいるとなんだか天照月日之宮さまの
心のつぶやきのようにも感じられる。
そのようなつぶやきであることがまたありがたいと思う。
ほんとうに大半の心配は取り越し苦労や
余計な思いというのが事実だとしみじみとおもう。
なるべく余計なことは思わないように
おすがりしていきたいと思う。

大徳寺昭輝さんの本にこれまたひさしぶりに
目を通していたら
神様が私たちと一緒にいてくださる
心からそれを感じることが信仰の本質です
と書いてある。
その通りだと思いつつも、なかなか
そのように感じきることができないなとも思う。
そのように感じることができるよう
だんだんに心がけていきたいと思う。