ケンのブログ

日々の雑感や日記

歌声サロン8月27日 28日

2018年08月28日 | 音楽
昨日と今日二日続けて隣の町の歌声サロンに出席した。
昨日は隣の町の劇場で催された男のK先生の歌声サロンだった。
会場の入り口で先生に会うと先生は
ナカシマさんこんにちはと言ってくださった。
半月ほど前の先生のジョイントコンサートのあとで
先生が僕に名前をまだ聞いていませんでしたとおっしゃったので
僕が名前をそのとき言った。
するときのうその名前を覚えていてくださったのでとても嬉しかった。
やはり名前を覚えてもらうということは嬉しいことだなとしみじみと思う。
全部で6曲歌ったのだけれど
先生は今日は残暑で暑いのでなるべく涼しい歌をと思い選曲しました
と言っておられた。
その中の一曲が家路という曲だった。
ドボルザークの交響曲、新世界から、の第二楽章の
メインテーマに日本語の歌詞をつけた歌だ。
先生は交響曲、新世界からの解説をされた。
そして第二楽章のメインテーマは黒人霊歌と呼ばれることも
あるということまで思い入れたっぷりに解説してくださった。
もともと黒人霊歌でないものがそのように呼ばれることに
このメロディーの美しさの本質があるというような
趣旨の解説だったけれどいかにもK先生らしい
思い入れの深い解説だったと思う。
そのあと第一楽章のテーマはこんな風
第三楽章のテーマはこんな風
第四楽章のテーマはこんな風というように
結局ドボルザークの交響曲新世界からの
すべての楽章のテーマをピアノで弾いてくださった。
僕も第二楽章のテーマを聞くと
すべての楽章のテーマを口ずさみたくなってしまう
タイプなのでK先生にはとても共感を覚えた。
それに交響曲のすべての楽章のテーマを
ピアノで即興で奏でるってそう簡単にできることではない。
すごい先生だなと思う。
その歌声サロンが終わったあと
また先生は「ナカシマさん今日はありがとうございました」と声を
かけてくださった。
やはりそんな風に声をかけていただけと嬉しいと思う。
「こちらこそ、また次もよろしくお願いします」と僕は言った。
今日は市民交流センターで催された
女性のN先生の歌声サロンに言った。
いつも伴奏をなさるY先生が今日はご都合が悪いということで
I先生が伴奏をされた。
スペイン民謡に日本語の歌詞をつけた
追憶という歌を歌ったとき
僕は、さざ波かそけくという歌詞を、さざ波かけそくと過った。
隣の女性にひじを小突かれた。
歌が終わったあと「あかんやないの。プロが間違えたら」と
そのかたはおっしゃった。
「すみません」と僕は言った。
ポール・モーリアのポップスオーケストラや
森山良子さんの歌唱でヒットした
恋は水色も歌った。
この歌は一番と二番はマイナーからメジャーに転調する。
三番はマイナーからメジャーに転調せずそのまま終わる。
一番と二番でマイナーからメジャーに転調するところは
音程も高くなるので
よし高い声を出すぞと思って歌ったら
爆発的に大きな声が出てしまった。
歌のN先生が「爆発しましたよ」と僕におっしゃったので
二番は一オクターブさげて歌った。
三番ではマイナーからメジャーに転調してはいけないのに
伴奏の先生はメジャーの方に行ってしまった。
演奏が終わったあと僕は隣の女性に
昨年Y先生も同じパターンの間違いをされたことを話した。
すべての曲を歌い終わったとき
伴奏のI先生が僕の方にこれれて
「ききほれて間違えました」とおっしゃった。
隣の女性が「すごいやん」とおっしゃったので
「そうですね、それはお世辞でも嬉しいです」と僕は言った。
本当にお世辞でも嬉しいことってあると思う。