ケンのブログ

日々の雑感や日記

ラジオの風景

2018年08月26日 | 日記
昨日僕のタブレットにラジオのアプリを入れた。
昔はFM802をよく聴いていたけれど最近
すっかりラジオを聴かなくなったと思う。
アプリを入れてさっそく桑田佳祐さんが
DJをする番組を聴いてみた。
(番組の名前は忘れてしまった)
僕がラジオをつけたときというか正確に言うと
ラジオアプリを開いたとき、桑田佳祐さんと
リスナーの女性が電話でつながっていた。
桑田さんが話しても女性は応答しない。
桑田さんは「ミホリーン、ミホリーン、ミホリン、ミホリン
聞こえてるかな、ミホリーン」と呼び掛けている。
応答がない。
「よし、まあ聞こえてるとして話を続けるか」と桑田さんがいう。
そして桑田さんがひとしきりまとまった内容を
話したあともう一度「ミホリンわかったかな」と呼び掛ける。
すると「はい、わかりました」とリスナーが返事をする。
要するにリスナーの女性は桑田さんと電話が繋がって
感激と緊張のあまり途中で、はい、はい、という
返事をすることができないだけで桑田さんの話は
聞こえているのだ。
そのことを桑田さんは頭に織り込んでいて
「ミホリーン、ミホリーン」と呼び掛けて間を繋いでいる。
本当に桑田さんって優しいんだなと思う。
それはそうでなかったら栞のテーマの歌詞とか書けないと思う。
「ミホリンは60才かな?」と桑田さんがいう。
沈黙になってしまう。
「ミホリーン、ミホリーン」と桑田さんはまた場を繋ぐ。
しばらくして「還暦になりました」と女性リスナーが言う。
「そうですか、還暦ですか」と桑田さんがいう。
本当に微妙な間の取り方のなかに桑田さんの優しさがでているなと思う。
そういえば柔道の古賀選手が何かの不祥事で騒がれた直後の
ラジオ放送で桑田さんは
「アントニオー 古賀」と何回か言って
古賀さんのことを茶化していたけれど
そういうのも嫌みがなくていいな、とそのとき思っていた。
ああいう桑田さんのふるまいはきっと天性のものもあるんだろうな
と思ってしまう。
アントニオーと伸ばすところと、古賀とのあいだにちょっと間をおくところが絶妙だと思った。

今朝もちょっとFMココロというラジオ局をの番組を聴いた。
女性のDJが番組を担当していた。
リスナーのお手紙をDJが読むコーナーがあったのだけれど
あるお手紙で「朝顔の花が咲かなくなりました。
そんなところに季節を感じます」と述べられていた。
なるほど、僕は朝顔をあまり見ないから分からないけれど
朝顔を育てているとそんなところに季節を感じるのかと思った。
まだ、昼間は暑くて今日はそのラジオ番組では
埼玉は猛暑になると言っていたけれど
植物や昆虫の様子を見るとやはりいやでも
もう夏は終わろうとしていることを感じる。
朝晩はすずしくなっているし、日も短くなったし。

今日出掛けに、近所のコンビニでクリームパンを買って
そこのイートインコーナーで食べた。
ちょっと口をハンカチでぬぐった。
するともうそのハンカチにショウジョウバエが飛んで来る。
ショウジョウバエは甘いもののあるところがすぐにわかるんだなと思う。
公園でおにぎりを食べていても鳩はおにぎりのご飯粒が
したに落ちるのを待ち構えているけれど
動物は食べないと生きていけないので
みんなそうなのだなと思う。

八月二十五日

2018年08月25日 | 日記
台風が過ぎて涼しくなるかと思ったら
まだけっこう暑い。
立秋前より多少はましというか朝晩は
とくにそうだけれど、やはりかなり蒸し暑い。
僕は外に出て動くと汗をよくかくほうなので
なんか余計に暑いように感じる。
実際には汗が出ないよりも出たほうがいいのだろうけれど、、、。
天気図を見ると日本の南西に二つ熱帯低気圧があるようなのだけれど
それをみるといったいこれからお天気はどうなるのだろうと思う。
今日の午前中はちょっと風が強いように感じたのだけれど
熱帯低気圧となにか関係があるのだろうか。
この夏に僕は56才になって本当に早いものだなあと思う。
人によって年齢の感じかたって違うと思う。
56才くらいでも会社の次期社長と言われるような
ポジションにいれば、よしこれからやってやろうという気持ちになると思う。
社長はレアケースにしてもまだまだ
これから上を目指そうと言う人は
よしこれからという思いが強いことだろうと想像する。
僕の場合情けないことにそういうコースからは
全然はずれてしまっている。
そうなると思うことと言えば
年金の支給開始が65才からとして
あと9年か、とかそんな方向に考えが行ってしまう。
村上春樹さんが昔、エッセイに
若い頃に戻りたいかと言えば
そんなことはなくて若い頃というのは
一度で十分、というようなことを書いておられたけれど
僕ももう一度若い時点からやり直しというのは
ちょっと御免被りたいと思ってしまう。
僕は若い頃よく祖母に
「おばあちゃんはええなあ、もう人生が
終わっているから」と冗談半分に言っていた。
半分は冗談で言っていたけれど
そこに少しは本当の思いが入っていたような気がする。
ただ、自分の歳がだんだん行ってきて
年金支給まであと9年とか考えると
支給開始の時点で65才、
そこから男の健康寿命というのをみると
最近のデータで約72才となっているから
単純に引き算をして残り7年しかないのかと思ってしまう。
もちろん実際に65才まで生きたとしたら
その時点での健康寿命の期待値はまた
それなりに変わるのかもしれないけれど、、、。
僕の歳になってしまうともう何かで
人生一発逆転ということはちょっと
あまり考えられないしこれからどんな風に
時が過ぎていくのだろうと思うことがある。
ただ、先日山口県で行方不明になった
2才の子を発見したボランティアの方が
生活やボランティア活動は基本的に年金だけで
やっておられるというような報道がなされていて
そういうのを見ると僕にとっては
ひとつのお手本だなと思ってしまう。
新聞を読んでいると
例えばお年寄りの集う公民館の健康体操で
先生がご病気で指導をできなくなってしまったり
先生が亡くなってしまわれたりして
そのあとの指導を80過ぎの生徒さんが
担当したというような記事をときどき目にすることがある
そういうのを見てもなんかいいなと思ってしまう。

一方で最近、元小結の板井さんがなくなったとか
貴乃花親方が救急車で病院にいったとか
テレビのコメンテーターの勝谷誠彦さんが
入院されたとかそんなニュースを見ると
人はどんなご縁で病気になったり
また健康であったりするのだろうと思ってしまう。
板井さんの大相撲の裏話に関する本は
けっこう面白く読んだし
勝谷さんのテレビのコメントも昔は
けっこう見ていたような気がする。
亡くなった板井さんはもう戻らないけれど
貴乃花親方や勝谷さんにはまた
元気になってほしいなと思う。

八月二十四日

2018年08月24日 | 日記
昨日は台風で公民館も早めにしまり
一般のお店も午後6時に閉店というお店が多かった。
ネットの天気予報を見ると
一時間ごとの予報がでているので
僕も午後6時くらいが潮かなと思っていたのだけれど
お店のマネージャーの方もそのように判断される
場合が多かったようだ。
ただ、午後6時頃に私鉄の駅に行くとみんな考えることは
同じようで駅は人でごった返していた。
僕が住んでいる地域は台風のピークは
午前0時過ぎであったようだ。
あさベランダに出てみると
サボテンの小さな鉢植えのお皿に水がたまっていた。
これはいかん、このままではサボテンの根が枯れてしまう
と思いお皿の水をほかした。
前回、雨がベランダに振り込んだときにも
サボテンの鉢植えに水が溜まり
その時サボテンが水を吸ったせいだと思うのだけれど
背の低かったサボテンがそれで一気にノッポになってしまった。
今回はサボテンにどんな変化が起きるかまだ何日か
たってみないとわからないけれど
サボテンには枯れずにいてほしいものだと思う。
今日は台風一過で爽やかかと思いきや
午前中はまだ風が強く蒸し暑い
午後も曇りがちのお天気となっている。
午前9時の天気図を見ると
日本海に台風が二つあり日本列島には
低気圧から高気圧に向かう等圧線がかかっている
という微妙な感じになっている。
最近また、ユージン オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団のCDで
ベートーベンの交響曲第7番、8番を聴いているけれど
オーマンディさんの演奏って明るくて穏やかで
いいなと思う。

台風が来ている様子だ

2018年08月23日 | 日記
ネットのニュースを見ると台風が来ている様子だ。
正午の天気図を見ると紀伊半島と四国の南に
台風20号が位置している。
かなり接近しているように見える。
具体的に何キロというのはちょっとわからないけれど、、、。
しかし、そのわりにと言うべきかけっこう暑い。
蒸し暑い感じがする。
風はまだほとんど出ていないけれど
なんだかちょっと不気味と言えば不気味。
関西は台風の被害はそんなにでないことが多いので
大丈夫とは思うけれど。
いつか関西は高い山がないし
淡路島や紀伊半島、四国の奥にあるので
比較的台風の被害を受けにくいとどなたかが言っていたことがある。
それに、ここはなんと言ってもいにしえの都が
あった地域だし、、、。
隣の町の青少年センターに土足禁止の
絨毯敷きの場所がある。
そこで3才くらいの女の子三人と
男の子1人がおままごとをしている。
「サーモン6つと卵づくし」という女の子の声がする。
そうかおままごとも回転寿司のイミテーションになるのか
と時代を感じつつも
おままごとという世界のなかで遊ぶことのできる
子供の想像力は時代が違っても変わらないなと思う。
しばらくして「400円」という声が聞こえる。
サーモン一皿2かんで合計6つあれば3皿で300円
それにたまごづくし一皿100円をプラスすれば
合計400円で一皿100円で計算すると
サーモン6つとたまごづくしという女の子の言葉と
計算上まったく整合性がとれることに気づく。
子供ってすごいなと思う。
そんなことを考えていると源氏物語の
若紫の下りが心に浮かぶ。
こんなくだりだ。
雀の子を犬君が逃がしつる。伏籠のうちに籠めたりつるものを。

現代語に訳すと
雀の子を犬君が逃がしてしまった。
せっかく伏籠のなかにいれておいたのに、、、。

若紫のストレートな言葉遣いに思いを馳せるとき。
そしてそのイメージを回転寿司を思い起こしてままごとをしている
幼い子供に重ねるとき、
子供の言語表現の率直さは平安時代の昔も
そして今も変わらないなと思う。


夏の甲子園も終わって

2018年08月22日 | 日記
夏の高校野球は大阪桐蔭が優勝ということで
終わった。
村上春樹さんが若い頃にあるエッセイで
甲子園の応援団が旗をたたんで地元に帰ってしまう頃には
もう楽しいことはなにもかも終わってしまったような気がする
というようなことを書いておられた。
その気持ちなんだかわかるような気がする。
僕も昔は高校野球の大会中に何回か甲子園球場に足を運んでいた。
ベストエイトの頃になると不思議に外野スタンドに
赤とんぼが目立ち出すような気がしてそんなところにも季節を
感じていた。
大会中はネットで結果を追っていただけだけれど
なんだかやはり終わってしまうと
つわものどもが夢のあとという感じで寂しいなと思う。
甲子園が終わるともう本格的な秋も近いし。
今日の新聞のスポーツ欄をみると大阪桐蔭の四番
藤原恭大さんが左中間へタイムリー二塁打を放ったときの写真が
掲載されている。
写真で藤原くんが打球を追う目を見ると本当に
精悍でかっこいい顔つきだなと思ってしまう。
なんだか日本一になった高校の4番のオーラがあるような気がする。
昨年は広陵のたしか中村くんという選手がすごかったような
気がするけれど、本当に毎年すごい選手がいるものだなと思う。
また、そういう選手が実際にプロで活躍できるかどうかは
未知数なのかもしれないけれど、、、。

今日、松屋でカレーを食べていたら
僕の右隣で工事現場で働いているかたが二人
ならんで食事をしていた。
その二人のあいだに水のポットがあった。
でもいかつい体格の二人のあいだにある水のポットをとるのが
怖かったので、僕の左側で食事をしている
ちょっと体格のひょろっとした方の前の水のポットをとって
自分のコップに注いだ。
それを見た松屋の40代くらいの女性の店員さんが
僕に「すみません、ポットのお水、今、一杯にします」と言った。
彼女はポットの水を一杯にしてもとあった位置に戻した。
僕は「ありがとうございます」と言った。
それからしばらくして
「ちょっとお姉さん、さっきから僕気になっとたんやけどな
お姉さんベルトとおしの一番うしろ、ベルト通ってへんで」と僕の
右隣の工事現場のいかついお兄さんが言った。
そういわれてみると、ポットの水を換えてくださった方のスラックスの
ベルトとおしの一番うしろにベルトが通っていない。
その女性の店員さんもスラックスのうしろを手でさわってみて
「ほんまですね」と言った。
「せやろ、通ってへんやろ。俺、そんなとこなんか気になんねん。
それは通ってへんで」と言った。
女性の店員さんはしばらく考えて
席をはずしてベルトをとおしに行かれた。
女性が席をはずすと
「やっぱ、通ってへんかったわ。
なんか俺、あんなとこだけ気になんねん
こないだも別の店で、男の人のベルト一番うしろ
通ってへんかったから、注意したったんや。
そんなん言うてて、自分のベルトも通ってへんかったりしてな」と
その工事現場のお兄さんは自分の相棒に言った。
なんか、最初はこわいお兄さんと思っていたけれど
とてもいい人ということが会話の流れでわかった。
注意された女性の店員さんも決して不愉快そうな顔はしていなかった。
どんなところにいても親切な言葉を聞くと心がほっとするものだなと思う。