越後塩沢宿で見つけた「ぬか釜」
「ぬか釜」って何だろなと思ったら
米のモミ殻を燃やして
ご飯を炊く釜だって
いったん杉の葉で火をつけて
あとはモミ殻独自の
火力調整で理想的な炊飯をしてくれる
杉の葉が「はじめチョロチョロ」となり
モミ殻に火が移ると釜の中の構造で
炎がごうごうと立ち上がり
「なかパッパ」の状態になる
モミ殻が燃え尽き
火がおさまって炭になると
今度は「蒸らし」にかかる
炊きあがったご飯は
つやつやもちもちで香り高く
他では味わえない旨さとか
昔の人の大した知恵である
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