「ふるさと出雲」
就職したころは年に一度
正月に帰省するのが楽しみ
家族や友人と1年ぶりに会える
年末年始の休みは少なく
いっときに集中する
大みそかにやっと間に合い
母の手打ちそばで年越しをする
列車は夜行の蒸気機関車
京都駅に早くから並び
乗り込むが車内は超満員
通路もいっぱい
途中の駅で降りる人は
窓からやっと外へ
夜10時ごろに出発し
翌朝7時ごろに着いたかな
SLの煙で顔はすすだらけ
完全に三蜜状態!
でもみんなに会えれば
笑顔に変わる
今では考えられない状況が
なつかしく思い出される