タマちゃんのスケッチブック

日々の暮らしの中で見つけたもの、感じたものをスケッチにして明るく元気に人生を楽しんでいます。

道あれど ガレキの山に 続くだけ

2011年10月25日 | 風景
仮設住宅は海から離れており
見た目には
震災の被害らしきは
感じられない

ときどき瓦屋根に
ブルーシートが掛けられている

車をとばして
亘理漁港へと出かける
海へ近付くにつれ
人のいない
壊れた住宅が目立つ

というよりは
荒れ地になって
何もない状態

元の町を知らない
タマちゃんには
もともと荒れ地だった
かのようにしか見えない



見えてきたのは
大きなガレキの山
重機が廃材を一本ずつ
吊り上げては移動
いつ終わることやら

家の基礎だけがここに
町があったと教えてくれる



岸壁はえぐり取られ
鉄骨も引きちぎられている



これから先
どうしていいのか
茫然としている亘理漁港
何も言えずに引き返した

  ★「タマちゃんは見てるよ」も震災ボランティアのレポートとして
    しばらく同じ内容の記事となります

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (Little Valley)
2011-10-25 01:31:34
実際目で見た印象と写真では違うのでしょうね。目は写真が捉えきれなかったものを見ているように思います。それを描くのが絵でしょうか。

シスレーの風景画に、水害の絵があります。ピカソもゲルニカを描きました。震災の絵を描く人が現れてほしいものです。岡本太郎あたりであれば、画室にいて震災の絵を描くのではないでしょうか。
返信する
現地の空気を・・・ (タマちゃん)
2011-10-25 06:39:51
Little Valleyさん
テレビや新聞でいっぱい報道されて
見てるのですが現地でじかに見るものは
なぜか違いますね。

もっと現地の空気を感じながら
スケッチしたかったのですが・・・
返信する

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