たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

翻訳本って。

2009-06-14 22:58:09 | 
SweetSorrowのテンテンクラブには「밋줄 굿는 남자:下線を引く男」というコーナーがあります。
リスナーが本でも映画でもドラマでも心に触れた言葉を紹介すると言うコーナーです。これ、聴いてみると日本の小説が紹介されるときがすごく多いんです。
月~金のコーナーだけど毎週のように日本の小説が紹介されます。

といってももちろん翻訳された文章です。
(韓国のラジオは日本語NGだそうです。)


スイートちゃんたちに「日本の小説人気あるの?」と聞いてみたところ、
「韓国の小説とは違って静かな感性が感じられる」のだそうな。


実際韓国の大型書店に行ってみると日本語の翻訳小説が1コーナーを占めているのを見て驚きます。
しかも、すごいな~と思うのは夏目漱石あたりの時代から最新の小説まで余さず紹介されていることです。

韓国のラジオでは結構小説のCMが流れるんだけど、最近で辻さんと江国さんの右岸・左岸もすでに翻訳されているみたい。

逆に、というか、日本で人気のあるカレル・チャペックとか、東欧の作家はあんまり紹介されてなかったりもします。
(ま、これはもういろいろ歴史的な経緯が・・・以下自粛)


さて。
辞書を引きながら韓国語の小説を読むのは初めてではありません。

必ずシャーペンを持って、知らない単語は全部まるをつけながら読みます。
その後全てではなくても辞書で調べていくのですが、そのときに辞書(と言っても相変わらず小学館の3000円のポケット版を愛用)で引いて、見出しがカラーになっている頻出語はノートもマーカーで印をつけます。

こうやって見ていくと、その本に使われている単語の傾向がわかります。

  

左はこの前「ピョルロダ~」と紹介した韓国語の小説。
右が「海辺のカフカ」の韓国語版です。


翻訳された「海辺のカフカ」の方がマーカーしている言葉、頻出語が多いことがわかりますね。
翻訳書は割りとシンプルな基本的な単語で構成されている気がします。
私たちが読んでみて普通の韓国語の小説よりも翻訳書が読みやすいのはこんなところもあるのではないでしょうか。
そういえば、以前紹介したタブロの小説も、英語で書いたものを韓国語に直したそうで、同じような印象を受けました。



日本の小説はステキです、と言っている若い子達が韓国語のステキな言い回しが難しくて、シンプルな翻訳書が楽でいいな~と思っていたら少し、寂しいことかも知れないな、と思いました。

そしてこの人も相変わらず

2009-06-14 10:04:42 | 韓国語
今回ソウル初日は早く着くのでコンサートまでの時間ヨング先生が案内してくれる(???たぶん私が連れまわすんだけど)ことになりました。それで、スピード感の感じられないメールのやり取りをしています。

<私のメール>
시간이 있으면 올림픽 공원까지 같이 달려줄래요?

<ヨング先生のお返事>
올림픽공원 안에서 달릴 수 있나요?
달릴수 있다면 같이 달려요 ㅋ


あはは・・><。 이게 뭐냐~?!!

日本語訳
時間があったらオリンピック公園まで付き合ってくれる?(一緒にコンサに行きましょう)

オリンピック公園の中で走ることができるんですか?
走れるなら一緒に走りましょう ㅋ


ㅋ ってついてるから、通じてるとは思うんだけど・・・。

달리다 は以前ここにも書きましたが「一緒に何かする・付き合う」の意味があって、はしご酒のときに「もう一軒行くぞ~、ついて来~い」的な使い方ができます。
で、オリンピック公園だけに 달리다 の本来の意味で返事してくれてますね

・・・って話が通じてなかったらどうしよう?