SweetSorrowのテンテンクラブには「밋줄 굿는 남자:下線を引く男」というコーナーがあります。
リスナーが本でも映画でもドラマでも心に触れた言葉を紹介すると言うコーナーです。これ、聴いてみると日本の小説が紹介されるときがすごく多いんです。
月~金のコーナーだけど毎週のように日本の小説が紹介されます。
といってももちろん翻訳された文章です。
(韓国のラジオは日本語NGだそうです。)
スイートちゃんたちに「日本の小説人気あるの?」と聞いてみたところ、
「韓国の小説とは違って静かな感性が感じられる」のだそうな。
実際韓国の大型書店に行ってみると日本語の翻訳小説が1コーナーを占めているのを見て驚きます。
しかも、すごいな~と思うのは夏目漱石あたりの時代から最新の小説まで余さず紹介されていることです。
韓国のラジオでは結構小説のCMが流れるんだけど、最近で辻さんと江国さんの右岸・左岸もすでに翻訳されているみたい。
逆に、というか、日本で人気のあるカレル・チャペックとか、東欧の作家はあんまり紹介されてなかったりもします。
(ま、これはもういろいろ歴史的な経緯が・・・以下自粛)
さて。
辞書を引きながら韓国語の小説を読むのは初めてではありません。
必ずシャーペンを持って、知らない単語は全部まるをつけながら読みます。
その後全てではなくても辞書で調べていくのですが、そのときに辞書(と言っても相変わらず小学館の3000円のポケット版を愛用)で引いて、見出しがカラーになっている頻出語はノートもマーカーで印をつけます。
こうやって見ていくと、その本に使われている単語の傾向がわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/08/230b023f0d64e62d9c8a1548a5e099b3.jpg)
左はこの前「ピョルロダ~」と紹介した韓国語の小説。
右が「海辺のカフカ」の韓国語版です。
翻訳された「海辺のカフカ」の方がマーカーしている言葉、頻出語が多いことがわかりますね。
翻訳書は割りとシンプルな基本的な単語で構成されている気がします。
私たちが読んでみて普通の韓国語の小説よりも翻訳書が読みやすいのはこんなところもあるのではないでしょうか。
そういえば、以前紹介したタブロの小説も、英語で書いたものを韓国語に直したそうで、同じような印象を受けました。
日本の小説はステキです、と言っている若い子達が韓国語のステキな言い回しが難しくて、シンプルな翻訳書が楽でいいな~と思っていたら少し、寂しいことかも知れないな、と思いました。
リスナーが本でも映画でもドラマでも心に触れた言葉を紹介すると言うコーナーです。これ、聴いてみると日本の小説が紹介されるときがすごく多いんです。
月~金のコーナーだけど毎週のように日本の小説が紹介されます。
といってももちろん翻訳された文章です。
(韓国のラジオは日本語NGだそうです。)
スイートちゃんたちに「日本の小説人気あるの?」と聞いてみたところ、
「韓国の小説とは違って静かな感性が感じられる」のだそうな。
実際韓国の大型書店に行ってみると日本語の翻訳小説が1コーナーを占めているのを見て驚きます。
しかも、すごいな~と思うのは夏目漱石あたりの時代から最新の小説まで余さず紹介されていることです。
韓国のラジオでは結構小説のCMが流れるんだけど、最近で辻さんと江国さんの右岸・左岸もすでに翻訳されているみたい。
逆に、というか、日本で人気のあるカレル・チャペックとか、東欧の作家はあんまり紹介されてなかったりもします。
(ま、これはもういろいろ歴史的な経緯が・・・以下自粛)
さて。
辞書を引きながら韓国語の小説を読むのは初めてではありません。
必ずシャーペンを持って、知らない単語は全部まるをつけながら読みます。
その後全てではなくても辞書で調べていくのですが、そのときに辞書(と言っても相変わらず小学館の3000円のポケット版を愛用)で引いて、見出しがカラーになっている頻出語はノートもマーカーで印をつけます。
こうやって見ていくと、その本に使われている単語の傾向がわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c6/7ce1093469ba0c8ca38107b3a786f0a9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/08/230b023f0d64e62d9c8a1548a5e099b3.jpg)
左はこの前「ピョルロダ~」と紹介した韓国語の小説。
右が「海辺のカフカ」の韓国語版です。
翻訳された「海辺のカフカ」の方がマーカーしている言葉、頻出語が多いことがわかりますね。
翻訳書は割りとシンプルな基本的な単語で構成されている気がします。
私たちが読んでみて普通の韓国語の小説よりも翻訳書が読みやすいのはこんなところもあるのではないでしょうか。
そういえば、以前紹介したタブロの小説も、英語で書いたものを韓国語に直したそうで、同じような印象を受けました。
日本の小説はステキです、と言っている若い子達が韓国語のステキな言い回しが難しくて、シンプルな翻訳書が楽でいいな~と思っていたら少し、寂しいことかも知れないな、と思いました。