小さな明かり(2018.7.12日作)
あなたが もし
世の中の光り 希望 で
あろうとするなら まず
足元を照らそう
足元を照らし 足元の明るさ が
定着したら 階段を一段 登り
手の届く範囲に 明かりを 灯す
人間 一人一人 それぞれが 灯す
誠実 真摯 な 一つ一つ の 小さな明かり
一つ一つ の 明かりが寄り集まれば やがて
世界に広がり 世界を照らす 大きな
明かりが生まれる
焦るな 気負うな 冷静 沈着
物事 すべてには 手順がある
それぞれに 於ける それぞれの 手順
大きな志しの 心ほど 気持ちは焦り
焦燥感に 囚われ易い 囚われの焦燥感 は
時として 思わぬ挫折 思わぬ不幸
思わぬ破滅を 呼び起こす
焦るな 急ぐな まず 小さな明かり
そこから 始めよう 小さな明かりを
人から人へ 人から人へ と
伝えてゆこう 一人一人 人間同士
寄り集まれば 一人 一人では不可能
出来ない大きな事 大きな光りの 輪を
描き出せる 一人 一人では不可能 及ばぬ
無限の力 無限の光り が
生まれる 小さな明かり 小さな力を
軽んじるな 足元を照らす
小さな明かり 小さな明かりを
卑下するな やがて それが
大きな世界へ広がる 無限の力
無限の 可能性 を 秘めたもので
あるならば