ラッシュピーク時の乗車率を100とすると、80ほどの乗車率。あのギュウギュウ詰めに比べれば、相当に楽だ。
この日は、いつもより咳をする人が多かった。
ゴホゴホ、豪快に咳をする人の傍らで、大人しくかしこまるマスク組。この光景、どこかおかしい。風邪をひいている人が普通マスクをするだろう。それなのに、こういう人たちに限ってマスクをしない。
インフルエンザA香港型と結核が密かに流行し始めていると、先日テレビニュースで報じていた。、、、、、、、、それなのに、、、、だ!^ ^;;
そんな状況の中に僕はいたが、人にうつせば治るという神話は、マスクをする僕には通じない。^^。
同じ車両の隣ドア付近に、酷い咳をする女性がいた。
あまりに見かねたのか、爺さんが自分のマスクをはずし、「いいから、これをつけなさい」と、女性に手渡そうとしている。女性は、やんわりと手のひらで拒否する。「遠慮することはないから、ほら」と、無理にお仕着せしようとする爺さん。
そんな二人のやりとりを見て、ふと思った。なんと、その爺さんが、我が尊敬するアニキンに似ている。うーむ、彼ならありえる、と断定し一人悦に入る。^^。
口臭予防のキムコを口に入れ、耳裏にノンスメル、さらに髪を愛用のミクロゲンパスタで黒々染め、涙ぐましい努力を続けるアニキン。
「あっぽー」と声にしながらヨタヨタと歩く姿は、まさに生前のジャイアント馬場だ。彼はとても好感の持てる人物だ。今日も、渋谷の宮下公園に出かけているかな?
僕はアラフォーだが、彼はこの界隈で、アラン・ド・ロウ(老)と呼ばれている^^