20-7-8(火) 忌野清志郎

昨日の昼食後、高田馬場に出て西武新宿線に乗り換え、上石神井、上井草の順で客のところを回る。
それも終わり、駅に向かう。上井草には早稲田のラグビーグランドがある。駅前にがっちりした体格の早稲田ラグビー部の学生と思しき連中が屯している。そんななか、華奢な女の子が一人、なにやら仕切っている。はは～ん、紅一点マドンナのマネージャー!!　と、予想する。

電車に乗り、高田馬場に到着。
ＪＲとの乗り換え用改札口のある二階部分のフロアに階段で上がる。

ん？　ん？　ん？　
駅員と男が押し問答をしている。

「自転車は降りてもらわないと出られません。それよりどうしたんですか、これで来たんですか？」
と、自転車にまたがる忌野清志郎とは明らかに違う男を、必死な形相で説明している駅員さん。
「だって、乗った駅で何も言われなかったし、おかしいでしょう。今言われたって。だから自転車で来たんだから。そっちの言い方おかしいよ、とにかく納得いかない」
みんな、訝しげな表情をして通り過ぎていく。
この結末も見てみたい気がするが、そこまで暇人じゃー？　いや暇人なのだが、ちょっとだけいて、ここを後にする。

しかし、こんなの初めてだ。自転車にまたがり電車に乗ってくる。改札口を自転車に乗って出ようとする。こんなのありかい？

ひょっとして、阿仁……（注：全快するまで阿仁金さんは登場させません。本人が出演したいと言っても！＾　＾；；）似の誰かが馬 に乗ってやってきてもおかしくない、場面であった。