ここ数日、梅雨の時期を思わせる前線が日本を覆いつくし雨ばかり。せっかく仕事も休みなのに家にこもる毎日。先日長男夫婦の孫の二人がやって来た。これでメランコリー気分もかなり解消した。
ずいぶん古い話になるが知っている人は知っている。知らない人は知らない。くだらないことを言っていないで話を進めよう。
金曜日の妻たちへ、というテレビ番組が20年以上前に放映されていた。これがものすごい視聴率を叩き出していた。舞台はお洒落な平屋建て佇まいが並ぶ田園都市線のたまプラーザ。ポプラ並木が道路の両側に茂り、夏でも木々の隙間から陽がこぼれてくる。そんなシーンを思い出す人も多いだろう。
自宅マンションを出て駅に向かう。これがいつもの僕のルーティン。
出てすぐ前に、たまプラーザの並木道を彷彿させる道が駅方面にまっすぐ伸びているー―かなり言い過ぎの感ではあるが――。
ここも至る所から木漏れ日が差し込み涼しく気持ちがいい。
ところが、そんなほのぼのした気分に水を差すのが、木々の合間から現れる電柱。これがこの美観を損ねている。そして左方に金網、右方に公園。せっかくのメルヘン気分も半減。ではあるが悪くはない。ここにある木の種類はポプラではなくて落葉広葉樹のナラとかヒノキ。
だが心配事もある。それは警戒しながら歩かなければならないから。🎵雨上がりの朝♬ は特に。
ミミズがコンクリートの上に這いだしてきている。誰かが踏んづけた跡もある。避けながら歩くのも、上から毛虫や鳥のフンを避けるのも、結構大変なのである。
上を向いても下を向いても危険。
最後は、野となれ山となれ、覚悟を決めて進むしかない。
妻ツマのツを同じタ行のタチツテトを順に並べていった。
一番最初に出た言葉を聞いて、思わずそれはマズいだろと僕は笑ったよ。
君らしいといえば君らしいのだがね。
え? 君は兄貴? アニキ? どっちだ?
ところで彼女のは今は読んでないけど、「火車」は痛快で面白かった。
最近は、初めて聞いた作家の短編物を読むことが多い。大崎善生、島本理生とかね。
そうそうこの人たちの前に東野圭吾のダイイングアイを読み終えたのだった。
主題歌が「肥に落ちて」だったかな?
肥に落ちるのはキミ以外にはない。
もう毎回おきまりのギャグとなっている。
あれはうけるな。
最近はどうしてやらないんだ?
あんな鉄板ギャグは使わないともったいないぞ。
明日、会社に行ったらやりなさい。
ん?
明日は社員が誰も来ない日??
キミひとりが出社する日か???