「緊急事態宣言」真っただ中のニッポン、、、、、、。
昔の出来事を思い出していた。
緊急事態宣言。この言葉はどこか戒厳令を想像させる。
僕が生まれてからは戒厳令というのは日本では発令されてないと思う。
かつて僕はフイリピンに行ったことがあった。
団体旅行で総勢百数十人。飛行機はガルーダ航空というフイリピンの航空会社。
それを一機丸まるチャーター。
そのころ国はまさに戒厳令真っただ中。
マニラ空港に降りた。そして税関を通っていく。
皆、どんどん通過していく。僕も一緒に通り抜ける予定だった。
が、何語かわからぬ言葉で呼び止められ、税関事務所に入れられた。
訳が判らなかった。焦りと恐怖と、これから何が起こるのかわからない不安がどんどん増幅。
それから、20分ほどしてようやく解放された。
不安が一安心に。安堵の気持ちが湧いてきた。なんでだったの? 疑問は解決しないまま、とりあえず無罪放免になった喜びでそれは搔き消された。
昼間は普通の行動ができいろんなところに観光。だが夜は一切外出禁止。ホテルに缶詰め。
それから約五日間だったけど楽しい旅を終え成田に舞い戻った。
やはり、外国のと日本のとでは全く違う。
もちろん、状況は全然違うのだが。日本はゆるい、ゆるい。
国民の死に関わることなのだが、、、、。
そんな時に、ふつうは旅行に行かないだろう??
キミは何をかんがえているのだ?
そして、安納芋・・・いやいや案の定、税関にストップをかけられた。
どう見てもキミの顔が、やばいおじいさんにしか見えなかったんだろう。
それに、やけに臭い。
税関の職員は、そういう老人臭の臭みには敏感なんだよ。
キミは用心して、脱臭炭や、消臭力を持っていけばよかったのではないか?
ところで、ボクの高杉新作もできてるので、お待ちしてるよ。
ムフフ。
僕はまだ老人になってないぞ。
老人というのは60歳過ぎの人のこと。
だから僕は違うだろ?
それにこれは僕の若いころと書いただろ?
ま、20代のころだ。今から30数年前あたりかな?
あ、いけね、これじゃ僕の年がわかってしまう。
ま、いいか。
なに?ない?脱臭麺はうまいぞ?そんなに美味いのか?なに?消臭麺も美味いってか。
よしよし。吉幾三。
僕の若杉内臓が出来あがったって!
もしもし、、・
これから行ってみよう。吉幾三。