女に捨てられることはあっても、モノが棄てられない。
さらに、それに拍車をかけるように古いものに愛着を覚えてしまう。
「もう、これ、いいでしょう」先日、カミさんが言ってきた。
何かと見ると、僕のパンツだった。
色褪せたデカパンを指先で摘まみ、僕の目の前に持ってきた。捨てるよ、という意思がありありだ。急に、なんで? という気持ちが湧き、いっとき黙っているとカミさんは、腰部分のゴムをつかんで両端に広げるようにした。
すると既に伸びきっているそれは、同じ長さを保った。
完全にずん胴状態のデカパン。くびれのない布切れ。ああーー!^ ^;;
どうせ誰に見られる訳じゃないんだから(もう見せる相手もいなくなったから、と言ってみたかったが)、まだいいよ、とやんわり拒否した。
二年ほど前、長く穿き古していたせいでパンツのお尻部分が磨り減り、遂に破けてしまったことがあった。それで捨てた。それを思い出したが、今回はゴムが伸びてしまっただけ、まだ破けていない^^
ずり落ちそうなデカパンを、ぐぐっと腰まで持ち上げ、そしてすぐにズボンを穿きベルトを締めれば、十分に穿ける。ただ、デカパン上部は、ズボンの外にはみ出している。
どうせ、もう誰に見られることもない。
貧乏性が抜けない。
若い頃、アニキンを見て育ったから、こうなってしまったのかもしれない。すでに遅い!^ ^;;
アニキンは、パンツにツギまでして穿いていた。ま、僕の場合、流石にそこまではしない。
要は、むやみにモノを捨てられない性格。
今やアニキンは、黄金を枕にして寝ているらしいが、僕は相変わらず線路の枕木を枕にして寝ている。貧乏なのだ。そして貧乏性なのだ。ああああああ、、、!^ ^;;
でも、毎日笑顔で、いつ潰れるか分らない会社に出かけている。
*どうせ、もう誰も見られることもない
なんて言ってないで、どんどん見せて下さい!
ただし・・・ぐうちゃんの会社近くの女子校の前ではやめてね
「は~~い、いらっしゃい。JOWAJOWAとフロンガスで~~す」と花月での漫才は、どうですか?^^
>どんどん見せて下さい!
ホントに見せちゃうぞ!!^^
>ただし・・・ぐうちゃんの会社近くの女子校の前ではやめてね
それは、しない!!^ ^;;
女子校の裏でする。あの裏の辺、怪しいからね^^
古い人にも愛着を覚えてしまうのかしら?(笑)
あははははは、類は友を呼ぶ、というじゃないですか?^^
うん?