H30.6.3(日)日本代表２

先日「久々に弱い日本をみた」新聞のこんな見出しに目を奪われた。

ということは、この人は日本のことを少しは強いと思っていたんだ。新聞にコラムを寄せていたのは 名もない評論家だった。

確かに同感の部分もあった。

ハリルホジッチの時のサッカーは明確だった。縦パスを多用するヨーロッパサッカーを要求した。隣の国、韓国のサッカーも縦パスを多用するサッカーをする。

日本のお家芸は、バックパスと横パス。特にバックパスは自陣にボールを返すこと。それを相手に途中でカットされると大変なことになる。まして日本は味方に優しくパスを戻そうとするから相手に取られやすい。それでボールを取り返そうと無理をしそして反則を取られ、相手にＦＫやＰＫを与えてしまう。

縦パスというのは相手の陣地に向けてボールをける。仮にそのボールを相手に取られても相手陣地内にボールがあることになる。この差は大きい。

 

日本人と外国人との体格の差は非常に大きい。個人技もかなり違う。

メッシは日本人のように体が小さい。なのに技術は誰にも負けないほどずば抜けている。

 

ガーナ戦に負けた後、本田がこんなことを言っていた。

これからゼロからの出発が始まる、と。この期に及んでその言葉は違う！　既に４年間やってきてるんだから。

格好いい言葉はいらない。強がりも、大口も、大ボラもいらない。ぼろくそに負けたのだから。謙虚に分析し、もっとましなことを言ってほしかった。

 

監督稼業から何年も遠ざかっていた西野監督も気の毒だ。彼の中に戦略・戦術があるのか？

究極。一人だけ敵陣に残して、みんな守って守って守り抜く。そしてボールを奪ったら即カウンター作戦。批判はすごいだろう。日本が勝つ道は他にない。格好よく、攻撃的な３バックなどいらない。４バック、５バック、６バックでもいい。ＧＫ１、ＤＦ６、ＭＦ３、ＦＷ１人。これしかない。決勝にいくには。恥も外聞もなしで行く。

どうだ。