メキシコ革命を背景に、山賊一家の頭目フアン(ロッド・スタイガー)と元IRAの闘士ジョン(ジェームズ・コバーン)の奇妙な友情を描いたセルジオ・レオーネ監督作を再見。

生涯に7本しか監督作を遺さなかったレオーネだが、その一本一本の中身は恐ろしく濃い。この映画も最初に見た時はその長さとテンポの遅さに閉口したが、今回は思いのほか気にせずに見られた。というより、スタイガーとコバーンの笑顔に魅せられた。
「♪ション、ション」というスキャットが印象的なエンニオ・モリコーネの音楽。冒頭でスタイガーが立小便をするシーンがあるから、親しみを込めて「立小便の歌」などと呼んでいたが、今回「♪ション、ション」はコバーン演じるジョンの本名「ショーン」のことを歌っていることを知った。それを知った上で、あの曲が流れるシーンを見ると、とても感傷的な気分になって何だか泣けてきた。
映画の印象は、見る年代や状況によっていかようにも変化するのだなあ。
楽しい動画を発見↓ 「なあ花火屋」だなんて、富田耕生のロッド・スタイガー最高!
https://www.youtube.com/watch?v=y_VlGkXXHis
同じくレオーネ監督作『ウエスタン』について↓
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0fdc28ff511acdc17c006cb134f5ddac

生涯に7本しか監督作を遺さなかったレオーネだが、その一本一本の中身は恐ろしく濃い。この映画も最初に見た時はその長さとテンポの遅さに閉口したが、今回は思いのほか気にせずに見られた。というより、スタイガーとコバーンの笑顔に魅せられた。
「♪ション、ション」というスキャットが印象的なエンニオ・モリコーネの音楽。冒頭でスタイガーが立小便をするシーンがあるから、親しみを込めて「立小便の歌」などと呼んでいたが、今回「♪ション、ション」はコバーン演じるジョンの本名「ショーン」のことを歌っていることを知った。それを知った上で、あの曲が流れるシーンを見ると、とても感傷的な気分になって何だか泣けてきた。
映画の印象は、見る年代や状況によっていかようにも変化するのだなあ。
楽しい動画を発見↓ 「なあ花火屋」だなんて、富田耕生のロッド・スタイガー最高!
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同じくレオーネ監督作『ウエスタン』について↓
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