東北の旅1 青森・ねぶたの里
東北の旅2 青森・奥入瀬渓流
東北の旅3 青森・十和田湖
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東北の旅5 秋田八幡平
東北の旅6 秋田 乳頭温泉
東北の旅7 秋田田沢湖
東北の旅8 秋田・角館
東北の旅9 花巻温泉郷 愛隣館
東北の旅10 岩手 昔話の遠野
東北の旅11 岩手・中尊寺
東北の旅12 岩手・毛越寺
東北の旅13 松島一の坊
東北の旅14 松島遊覧
東北の旅15 宮城松島瑞巌寺・魚市場
東北の旅16 山形 山寺立石寺
東北の旅17 日本の宿・古窯(こよう)
東北の旅18 おくりびとロケ地・蔵王エコーライン
東北旅行19 宮城 瑞鳳殿・仙台城址
東北の旅20 仙台空港・土産編
旅の始まりは 東北の旅1 青森・ねぶたの里
10月31日(土)
平泉 毛越寺(もうつうじ)へ
平泉といえば中尊寺と思っていましたが、
実は平泉には中尊寺と並んで有名なお寺がもう一つありました。
それが、毛越寺(もうつうじ)。
車で毛越寺まで行く事にした私達。
実は、先程お林檎を買ったお店のおじさんが、
主人に、裏ワザで毛越寺近くの無料の駐車場を教えて下さってました。
「有料でも近くの駐車場の方がいいんとちがう。。」
と、私は言ったのですが、
主人は、裏ワザにこだわりたかったみたいで、無料の駐車場へ。
でも、やっぱり毛越寺からは少し距離があり。。
私達は、毛越寺横の史跡公園を横切り、
毛越寺前の、綺麗な町並みを駆ける事となりました。
そして、はぁはぁいいながら、やっと毛越寺に到着です。
で、ふと見ると、真横に大きな駐車場が。。
「あぁ。。 やっぱり、こんな近くに駐車場あった~。。」というと、
「いや。。でも、、せっかく教えてくれはったのに悪いやろう。。」
と、律儀な主人。
そんな。。別に報告するわけと違うのにね。
毛越寺
毛越寺も、高僧・慈覚大師円仁によって開かれたお寺です。
藤原氏二代基衡(もとひら)、三代秀衡(ひでひら)の往時には
中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったとか。。
本堂
本堂は平安様式の建物で、本尊は薬師如来だそうです。
「そういえば、なんかちょっと京都の平安神宮に似ているよね~」
とか言いながら二人でお参り。
毛越寺のすべての建物は、藤原氏滅亡後、度重なる災禍で焼失し、
この本堂も平成元年に建立されたものだそうです。
だから、まだ新しいんですよね。
開山堂
紅葉の木立の向こうに見えているのは開山堂、
毛越寺を開いた慈覚大師円仁をまつるお堂です。
毛越寺、なんか雰囲気のあるとても素敵なお寺です。
毛越寺庭園大泉が池
毛越寺庭園は、極楽浄土を地上に表現したと言われる浄土庭園で、
国の特別史跡・特別名勝の指定を受けているそう。
その庭園の中心は大泉が池。
3000坪の池はさすがに広く、池に映る紅葉も綺麗で、思わず、
「すごいね~。」 「ええところやな~。
」
右端の立石は、池中立石と呼ばれ、この池の象徴でもあるそうです。
毛越寺紅葉
桜、梅、つつじ、花菖蒲。。と花の寺としても有名なお寺ですが、
毛越寺は、今やまさに紅葉の時を迎えていました。
やはり、東北の秋は早いんですね。。
京都とは3~4週間の違いがありそう。。
すばらしい紅葉が見れて心がわくわく、本当に嬉しい~。
見事な紅葉でしょう。
松尾芭蕉句碑
平泉を訪れた芭蕉が、往時の栄華なく田野が広がるばかりの平泉をみて
詠んだ俳句、
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
の句碑が毛越寺に残されていました。
みちのく古寺巡礼四寺回廊
昨日も話しましたが、みちのく古寺巡礼四寺回廊とは、
平安時代慈覚大師円仁というお方がお開きになった、
岩手県平泉の中尊寺と毛越寺、
宮城県松島の瑞巌寺、
山形県山寺の立石寺 の4つのお寺を周るものです。
平成十五年度、中尊寺が中心となって、毛越寺、瑞巌寺、立石寺と
合同で始めた、四寺を巡るコースだそう。
松尾芭蕉も奥の細道で訪れた事があるという、
4寺への回廊は、今や東北で静かな人気となっているよう。
私達も、この「みちのく古寺巡礼 四寺回廊」
毛越寺で2つ目。
あと、ちょうど松島へ行くので、そこで松島瑞巌寺、
山形へ行く途中で、山寺立石寺へ行く予定なのです。
毛越寺御朱印
「みちのく古寺巡礼 四寺回廊」二つ目毛越寺の御朱印です。
実はこの御朱印、いつもなら主人が貰うのですが今回は私が。。
なぜなら。。
「車を取ってくるから、御朱印貰っておいて。」
と言って、主人が車を例の駐車場まで取りに行ってくれたからなんです。
ちょっと責任感じてしまったのかな~。。
でも、助かったな~。。
御朱印を貰いお寺を出て、道路で待つ私を拾った車、
今度は、今日のお宿松島へ向けて出発です。
(東北の旅13 松島一の坊へ続きます。)