今日も、いいお天気です。
さぁ、どこへ行こう~と、旅館を出るときに千松の仲居さんに聞いてみたら、
「こうのとりの郷公園はいかがですか~。
先日も秋篠宮殿下が来られていて、今、人気のようですよ~。」
初めは、こうのとりか~。。なんて思っていましたが、
息子たちの結婚もあって、これからはこうのとりさんにも
活躍して頂かないといけない時が来るかも。。と、
3人で 出かけてみることにしました。
のどかな田園地帯を走っていくと、コウノトリの郷公園が見えてきました。
コウノトリの郷公園
国の特別天然記念物であり、兵庫県の県鳥でもあるコウノトリの
日本最後の生息地となった豊岡市にあるコウノトリの郷公園。
コウノトリの保護・増殖などに取り組む施設だそうです。
目の前で、こうのとりを見ることができました。
頭から胴体は白く、羽の先だけ黒いのが特徴の鳥ですね。
秋篠宮両殿下と豊岡市とは、親王殿下ご誕生の前の年に
お二人がここに来られてからご縁があるそうです。
へぇ~。。という事は、親王殿下は、ここのこうのとりが
運んできたのかな~。。
花札が飾ってあるので、なんで。。と思ったら、
花札で鶴とばかり思っていた鳥は、実はこうのとりなんですって。。
へぇ~全然知らなかった~。
なんの自販機
コウノトリの郷公園にあった、この自販機。
さて、こちらはなんの自販機でしょう。。。
実は、この自販機、かばんの自販機なんですよ。
豊岡は「鞄の町」として有名なので、豊岡に来た時は
いつも鞄の卸やさんを覗いたりするのですが、
こんな自販機を見たのは、初めてです。
土地が変われば品変わるですよね。。
お昼御飯
少しドライブした後、お昼御飯は、天橋立近くのレストランで。
すっごくお天気のいい、しかも温かい日だったので、
内海の見えるテラス席で食べることにしました。
皆、鯛茶漬け定食です。
たっぷりのった鯛のお刺身、甘海老。。美味しかったです。
でも、一番の御馳走は、小春日和の中、
気持ちいい風に吹かれながら見るこの景色かな~。
成相寺
さて、私の希望で成相寺にやってきました。
実は、2008年に主人や母、次男もいっしょに、
成相寺には来ているのですが、その時は雨。
成相寺から、さらに1キロほど登った所に展望台があるのですが
その日は、雨のせいで諦めざるを得なかったのです。
今回は、その前回のリベンジ。
成相寺の紅葉も見事でした~。
前来た時も綺麗だったけど、やっぱり晴れの日に見る方が
綺麗です。
母も、久しぶりに見た紅葉に感激の様子。
「ほらほら、こっちも綺麗よ。。」
「この赤色も、ほんとに綺麗。。」
と、とても楽しそうでした。
さて、リベンジの成相寺展望台へこれから向かうはずだったのですが。。。
実は。。成相寺に登る途中、車にエラーランプが付いてしまってたのです。
このまま登るのは怖い。。と、いったん国道まで降りて、
ガソリンスタンドで車を見てもらいました。
スタンドの方の話では成相寺までの坂道はかなり急なので、
ラジエターの水が斜めになってしまい、よくこういうエラーが出てしまうとのこと。
前の車の様子。この坂はまだ緩い方、これ以上の坂道もあります。
車の冷却水を足してもらって、エラーランプも消えましたが、
本当に大丈夫かな。。
成相寺展望台
ガソリンスタンドをでて、
「もう、辞めとく?」と、聞く私に、
「せっかくやし、展望台まで登ろうや。リベンジやろ。。」と、主人。
それは、そうなんですが。。
ま、展望台は、成相寺からは1キロほどということなので、
車なら2分もあれば着くだろう。。と思い
リベンジの成相寺展望台へ向かう事にしました。
ところが、道が。。もう、とんでもない、でこぼこ道だったのです。
そういえば、拝観券を買う時に、
「成相寺展望台への道は、ちょっと悪いですから。。」
と、聞いていたような。。
しかし、まさか、これほどのでこぼこ道とは。。
ちょっとどころじゃないやん。。
道の真ん中が盛り上がっていたり、穴ぼこがあったり、
登りの車も、下りの車も、そろそろ、とろとろ運転。
こんな道で、また、エラーランプが付いてしまったらどうしよう。。とはらはらです。
たった、1キロのはずが、すっごく長く感じる道のりになってしまいました。
でもでも、着いた展望台からの眺めは広大で、素晴らしい~。
右側には、細長い天橋立も、ほら、見渡せますよ。
母も目を細めて、この景色を眺めていました。
私も、念願の展望台からの眺めを見ることができて、嬉しかった~。
運転手の主人の肩は、こりこりになってしまったようですが。。
日本にも、まだこんな道が残っていたんやね~なんて言いつつ、
帰りも覚悟で、でこぼこ道を降りて行きました。
そして、途中、やまいち(海鮮土産屋さん)で買ったあじ味醂や鯛ちくわなどで
その日の夕御飯も決まり。
蟹から始まって、最後まで海の幸をいっぱい満喫できた小旅行でした。
楽しかった~。