京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

スペイン旅行6 スンペイン新幹線AVEでコルドバへ

2011-09-17 09:22:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

京都大文字の送り火の時に、新たに燃やすことになった陸前高田市の松が
京都に届いたそうです。

大文字の日には、5山(大文字・妙法・鳥居・船形・左大文字)揃って
被災地で犠牲に遭われた方々への弔いの気持ちを込め
この薪を燃やすことになったそう。

立派に送り火をされるのを期待していますと、陸前高田市の人達からの
優しい励ましの言葉もあったそうで、その嬉しい言葉に胸が詰まる思いです。

また、先日陸前高田市で、迎え火として燃やされてしまった338本の薪に書かれていた
名前やメッセージは、保存会の人達がすべて写真撮影していて、

それを、大文字の日に燃やす護摩木(ごまぎ)に書き写す作業が、
保存会で始まっているそうです。一つ一つ、墨と筆で書き写される護摩木は
1000本にもなり、16日までかかるとか。。

保存会と京都市との意思疎通が、このような経緯を生んでしまったのですが、
それぞれ皆が、被災地で犠牲になられた方々の冥福を祈りたいという思いは
同じだったんや。。と、ちょっとほっとした思いです。

16日は、うちも長男家族や、弟家族が来る予定なので、いっしょに
被災地の方々の冥福を祈りたいと思っています。


 

8月12日朝刊で、新たに陸前高田市から送られた薪から放射能セシウムが
検出され、再び、取りよせた500本の被災マツの送り火が
断念されることになったと知りました。 

せっかく、新たに送って頂いたのに。。。本当に、本当に残念です。

最初の薪を燃やすことにしていたら、何の問題もなかったのに。。と
とっても悔やまれます。

でも、1000本のメッセージを書いた護摩木は、燃やされるだろうし。。
本当に残念だし、悔しいけど、

16日の送り火の日は、心こめて見つめ、心こめて祈りたいと思います。

 

 

さて、スペイン旅行記は、7月4日、マドリッドからコルドバへとなります。


7月4日(月) 

       スペイン旅行日程は        こちら
        スペイン旅行の始まりは     こちら

スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド 2 マドリッド・プラド美術館 3 スペイン名物パエリャ
4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

 

今日は、スペイン新幹線AVEに乗って、アンダルシア地方のコルドバへ
向かいます。

朝、8時20分、マドリッドのアトーチャ駅へやってきました。

 アトーチャ駅は、中に熱帯植物園があることで有名な駅。

駅の中に植物園なんて、なんだか、すごいな~。
とても都会の駅とは思えない、南国風な感じ、エキゾチックでいい雰囲気です~。

 
駅内のお店

新幹線に乗るまでの間、駅のお店で買い物。

こんな時間しか、なかなか勝手にお買い物はできないので
色々と思い出グッズを探しています。


マドリッドの思い出グッズ

帰ってきてこの写真を見てから、マドリッドの写真立てを買うのを
わすれた~。。と気づきました。目の前にあったのに。。

お洒落な小物雑貨のお店。

ちょうどバーゲンのシーズンで50パーセントオフや、
物によっては70パーセントオフなんてのもありました。

そこで見つけた、ちょっと大きめのざっくりした鞄。

うわ~、可愛い~と買ってしまいました。
50パーセントオフで、日本円で3500円くらい。 

そのまま使う事にしたら、同じツァーの女の子に、

あれ。。その鞄、どこかで見たことが。。
って。

実は、今、あのお店で。。
 
やっぱり。。私達もあのお店みてたんですよ~。

そんな話で盛り上がっていたら、いよいよ新幹線の
出発時刻が近づいてきました。

 

スペイン新幹線AVE

新幹線に乗る前には、空港のような手荷物チェックや
セキュリティチェックがあります。

鉄道で、こんなチェックがあるなんて。。
へ~って思いつつ、順番に並んでチェックを。


スペインの国鉄はrenfe(レンフェ)と呼ばれていて、
新幹線AVE(アヴェ)は、1992年のセビージャ万博に合わせて開通したそう。
:Alta(アルタ・早い)V: Velocidad (ベロシダ・スピード)
E:Espanola(エスパニョーラ・スペインの)の頭文字を取って
名付けられたそうですよ。

AVEの席は、添乗員さんの持っている切符を
トランプのばば抜きのような感じで、皆が順番に抜き取って決めます。

なぜって、このスペイン新幹線AVEは、すべての席が進行方向に
向いている訳ではないんです。

背中方向に走る席もあって、不公平が出ないように
自分たちで切符を選んでいくんですよね。


以前、フランス新幹線TGVに乗った時、背中向きに走る席になってしまい、
酔いはしなかったけど、なんだか変な感じだったので、
進行方向向きの席がいいな~とおもっていました。

      ローザンヌからパリ フランス新幹線TGV

ちゃんとひいてよ~という、私の視線を受けつつ、
主人が引いた席は、ばっちり進行方向向きの席。よかったです。
 

新幹線は、出発のアナウンスも、発車のベルもなく、静かに動き出し
気づいたら、あれ。。もう走り始めている。。という感じでした。

車窓

イヤホンを貸してもらい、音楽を聴きながら車窓を見ています。

ドンキホーテの舞台となったラマンチャ地方にさしかかると、
赤茶けた緩やかな大地が続き、

オリーブ畑がどこまでもどこまでも広がっていました。

 

 そして、1時間40分ほどで、コルドバへ到着です。

この距離を、マドリッドからコルドバまでバスで行ったら6時間近くかかるとか。
でも、途中、ドンキホーテの舞台であるラマンチャ地方で下車をして
ラマンチャの水車風景がみられるので、

旅行前、バスか新幹線かどちらにしよう。。と悩むところでした。

結局、主人のスペイン新幹線に乗ってみたいという一言で、
新幹線を選んだのですが、体は絶対にこちらの方が楽なようです。

あっという間のコルドバ到着でしたもんね。
ただ、ラマンチャの水車も、ちょっと見たかったような。。

 

コルドバ

さて、新幹線を降りてからは、バスでコルドバへ向かいます。
これからのバスは、席の広いゆったりタイプのバス。
思い思いの席で、みんなゆっくりできそうですよ。


コルドバはローマ時代以前から開かれていた町だそうで、
8世紀中頃には、後ウマイヤ朝の首都であったとか。。

ローマ時代の橋をまねて造られたというローマ橋を通って、コルドバへ向かいます。

こちらも、とっても素敵な景色。 真っ青な空がすごいでしょう。

 
イスラム文化の中心地として栄えたかつての都、コルドバ。。どんな町なんでしょうね。。

 

ローマ橋を渡り、ローマの凱旋門をくぐったら、すぐそばにラファエルの像が。

病気やケガを癒し、巡礼者など旅人の庇護者である天使ラファエルは、
コルドバの街を病気から救ってくれたそうです。

 そして、ここでも、可愛い雑貨屋さん、発見~。

ついつい覗きこんでしまいたくなる私ですが、ツァーの皆は、ガイドさんについて
どんどん歩いていくし。。

写真だけを撮ってその後、小走りに皆を追いかける私。。なのでした。

もっと、ゆっくりお店もみてみたいよ。。

コルドバレストラン

コルドバ観光の前に、まずはお昼ごはんです。

 テラス席もあって、お洒落な感じのレストラン。

サラダに、パンに、本日のメインはシーフード。やった~。

お昼からですが。。
スペインのワイン、フルーツの入ったサングリアもちょっと。

イカのリングフライにきのこのソティー、ジャガイモのコロッケ
どれも美味しかったです。

デザートはチョコレートのアイスクリーム。

お腹もいっぱいになって、失礼して、トイレタイムです。

このレストランのトイレに行ったら、あれあれ。。ドアに男女のマークがありません。

え。。。どっちが女性用、とドアに貼られている絵をよ~く見たら。。

どちらが女性用か、誰だってわかりますよね。

  

 ユニークなトイレの絵で、面白い~。

 

さぁ、これからコルドバの観光が始まりますよ~。

 (スペイン旅行7 コルドバ・メスキータ・花の小径へ続きます。)

 8.12

 

 

コメント (4)